|
カテゴリ:フランス
パリの記事にコメントをいくつかいただきました。 その中からブログの話題になりそうなものはこうして取り上げていこうと思います。 2010年11月12日にいただいたコメントで、入国審査のことを取り上げていますが、 このことについては、ベルギー在住の友人から教えてもらいました。 パリの空港で入国審査を受けなかったのは、フィンランド・ヘルシンキ空港で済ませていたからでした。 「シェンゲン協定」というルールがあって、これは、「ヨーロッパの国家間において国境検査なしで国境を越えることを許可する協定」だそうです。 2008年12月時点でヨーロッパの25の国が加盟しています。 この協定により、自分達がパリを訪れた際、フィンランド・ヘルシンキ空港で乗り換えしており、ヘルシンキからパリに向かう飛行機に乗る前に、ヘルシンキ空港でパスポートを提示し、スタンプを押されています。つまり、ヘルシンキ空港で「シェンゲン協定加盟圏内に入域した」ことになったわけで、パリ・シャルルドゴール空港ではあらためて入国審査が必要なかったということのようです。 おそらく、日本からダイレクトでパリに向かう場合は、シャルルドゴール空港で入国(入域かな)検査があるでしょう。 ヘルシンキからパリまで飛んだ飛行機の乗客は全員ヘルシンキ空港で搭乗前にパスポートコントロールを通過しているので、その飛行機は国内便のような扱いで、飛行機を降りてからスーツケースを引き取るターンテーブルまでダイレクトに誘導されたのではないでしょうか。 そう考えるとつじつまが合います。 今、ヨーロッパはユーロ圏としてひとつの融合体のような意識があるそうです。 国を超えた、こうした意識は、島国日本にはなかなか理解できないものがあるように思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.08 09:58:38
コメント(0) | コメントを書く
[フランス] カテゴリの最新記事
|