アジアにて　- 輸入雑貨と旅のブログ

[雑感（世界の話題から）] カテゴリの記事

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• ダカールラリー　2012

  正月からはやはり気になるのがダカールラリーです。元旦からスタートした世界一過酷な自動車レースと言われるダカールラリー2012は全１５ステージのうち第１１ステージまで終了、自動車部門はペテランセルがトップを走っています。そのペテランセル選手が駆るのはなんとミニクーパー。予備知識なしでレースの動画を見たとき、ミニクーパーが走っているのをみて、モーターショーで見たＡＬＬ４だなとは思ったのですが、完走できるのかと心配していたら、それがトップを走っているとは。今回、ミニＡＬＬ４が５台もエントリーしています。このミニクーパー、よく見かけるモデルよりも一回り大きなサイズでした。正直言って、これだけ大きくするとあまりミニの良さが無いんじゃないかと思ってしまいます。三菱が撤退してから、応援する車がなくて少し残念な感がありますが、今年のダカールで頑張っているのは、ハマー、ＶＷ Amarokといったところでしょうか。もちろん、ランドクルーザーも頑張っていますね。レースの動画を見ると、人気のない荒野をひたすら走っていきますが、日本にはないその風景、一度走ってみたいものです。ダカールラリー日本事務局のページはこちらhttp://www.paridaka-info.com/w/

  2012.01.12

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• 中国の新車販売マイナスへ

  中国国内の１１月の新車販売台数が前年同月比は２．４％下回り、１６５万６千台で２か月連続マイナスとなったそうです。２０１１年通年の販売台数は１８６０万台前後で前年比約３％のプラスにはなるようです。伸び悩みの理由として、小型車向け減税といった優遇政策の打ち切り、企業の商用車買い控えなどに加え、住宅市場の冷え込みも新車販売の足を引っ張ったとのこと。中国の輸出産業最大のお客様であるヨーロッパが財政不安となっている今、中国が全体的に景気低迷を見せているのもおかしくないですね。不動産投資も低調のようで、相場がさがるなどの現象も起きているようです。かつての日本がそうだったように、工業製品は作り続けることで品質も上がるため、自動車産業の伸び悩みは中国にとって経済全体の問題となっているようです。

  2011.12.10

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• プラスチックのお金

  カナダでは、紙幣の素材をプラスチックに変えるそうです。すでに１００ドル札（約７５００円）をプラスチックで発行開始しました。プラスチックと書くと固いぱりぱりの板かと思ってしまいますが、「ポリマー」と言ってポリエチレンやＡＢＳ樹脂の種類で、紙のようにやわらかい素材です。個人的な推測ですが、投票用紙のような素材感なのかもしれませんね。投票用紙は、少しハリのある、プラスチックを原料とした合成紙で作られていて、二つ折りしてもすぐに開くことのできるようになっています。このポリマー札は、紙幣に比べると２．５倍以上長持ちするため経済的なのだそうです。すでに１００ドル札は発行され、2012年に50ドル札と20ドル札、2013年に10ドル札と5ドル札がポリマー幣になる予定だそうです。「紙幣」という言葉が消える時代もくるかもしれません。

  2011.11.29

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• 夢か現実か

  夢を売るのが商売というディズニーランドの理念によれば、ミッキーマウスと会えることが夢、写真をとると現実なのでお金が必要ということになるのでしょうか。というよりも、ニューヨークの街角に出現したミッキーマウスやプーさんの着ぐるみは、記念写真をするとお金を取るという、ディズニーランドとはまったく関係のない商売のようです。本家ディズニーランドが行っているとは思えません。もの珍しさに遠くから写真を撮った人にも、チップを要求していたというこの着ぐるみ、それならば、撮影有料としっかり表示してほしいですね。以前、ハワイかどこかで、オウムを肩に乗せてくれて写真をとるとお金を要求してくるという観光サービス（？）がありましたが、それと同じようなものです。子供の夢を壊すような商売は好ましくないように思います。

  2011.10.25

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• タイ洪水はバンコクに迫る

  12日にアップしたタイの洪水は首都バンコクの北部にある最大規模の工業団地ナワナコンにも被害が及んでいるそうです。昨日午前１０時（日本時間正午）ごろ、工業団地に近いチャオプラヤ川の一部の堤防が決壊し、軍による食い止め作戦も間に合わず浸水は、水没した水深は決壊現場周辺で１．５から２メートルとのこと。このナワナコン工業団地は、首都バンコクから約５０キロ、車で１時間弱という立地の良さから、タイで最も歴史のある、そして生産拠点となる工業団地で、日本系企業も多く、全体の従業員数は約１２万人もいるそうです。就任早々のインラック首相は未曽有の被害に、大自然の洗礼を受けているようです。他人事とは思えないこの災害、これ以上の雨が降らないこと、そして水が引いていくことを祈りたいです。

  2011.10.18

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• タイの洪水被害

  タイでは７月からの断続的な降雨により、大規模な洪水被害が発生しているそうです。気になっていたのですが、昨夜、テレビで映像を見ると、相当広範囲で、被害は深刻です。タイの防災当局によるとタイ７７県のうち、２７県に被害が出ており、これまでに少なくとも２６９人が死亡したとのこと。首都バンコクには今週中にも、北部から水が侵入する可能性がある、とみられています。タイは国策として自動車産業を推進しており、その結果、日本のトヨタ、ホンダ、日産なども工場を持っています。日産はマーチをすべてタイで生産して日本に輸入しています。タイ国内で生産する自動車の内半数は海外輸出用だそうです。今回の洪水でトヨタ、ホンダの工場が部品不足により操業停止の事態となっているそうです。洪水で浸水すれば、ラインの機械は使えなくなるので、甚大な被害が予想されます。10月19-24日にはバンコクでBIG & BIHという雑貨・家具の展示会もあるのですが、この状況ではバイヤーも集まらないかもしれません。早く水が引くことを祈るばかりです。

  2011.10.12

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• 今度はフライドチキン版

  中国のコピー商法はしばしば話題になりますが、今度は、ケンターッキーフライドチキン（ＫＦＣ）のコピーバージョンが首都・北京に登場したそうです。カーネルサンダースさんのキャラクターをオバマ大統領に変えて、看板は紅白のストライプ、店内はピンクに統一されて、フライドチキンとハンバーガーのメニュー構成。店の名前は「オバマフライドチキン（ＯＦＣ）」とのこと。これに対してＫＦＣ側は商標権侵害の措置を取るようで、ついにＯＦＣは店名を「ＵＦＯ」に変えたと、昨日のニュースで報じられていました。成功者を真似ることはいいことだと思います。ただ、法律で守られている権利を侵害することは許されるはずがなく、それを理解することが成功者への第一歩ということを学ばなければならないでしょう。外見で興味をひかなくても、飲食ならその味と満足感で勝負すれば、自然と客は集まるはずです。アップルやＩＫＥＡなど、さまざまなコピー店が登場してきた中国ですが、まだまだ話題を提供しそうです。

  2011.10.11

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• スズキとＶＷの決裂

  日本のスズキとドイツ・フォルクスワーゲンが提携を解消すると発表されました。２社は２００９年末に資本提携を発表し、フォルクスワーゲンはスズキ株１９．９％を持つ筆頭株主となり、スズキもＶＷ株１．５％を保有しています。この保有数の違いが意識のずれを発生させたのかは定かではありませんが、ＶＷはスズキを「関係会社」として位置づけしたのに対し、スズキは「対等な関係」としたそうです。このためか、当初計画した環境関連技術等の協力が進展しなかったとのこと。提携がうまく進めば今頃は市販車になんらかの技術提携結果がフィードバックされていておかしくないでしょうが、残念ながら、そうしたニュースは聞こえてこなかったです。フォルクスワーゲンは確かに規模的にスズキを上回っていますが、軽自動車やオートバイの技術力は世界レベルのスズキに対して、対応を間違えたのではないかと推測してしまいます。相互の利益追求が目的の提携ですが、それだけに終わってしまうと失敗する、そんな教訓を残したように思います。血統を掛け合わせると優秀な品種が生まれることがありますので、思わず乗りたくなるような魅力のある車を企業間提携によって作り出してほしいですね。

  2011.09.13

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• タイ航空がＬＣＣを立ち上げ

  LCC(Low Cost Carrier)＝格安航空会社は、世界的な経済情勢を反映してか、徐々に勢力を拡大しつつあります。日本では、エアーアジアのようなあからさまなＬＣＣはまだ存在していないのですが、全日空が参入を予定しています。タイでは、ナショナルフラッグのタイ航空がノックエアーを買収する形で、ＬＣＣに参入しました。ノックエアーはこのニュースで初めて知りましたが、タイ国内を中心に路線をもっていて、国際線は少ないようです。タイ航空とはコードシェア（共同運航）便を飛ばすなどしていましたが、今回、その配下となったようです。「ノック」はタイ語の「鳥」を意味していて、機体塗装も機首に鳥の頭の部分が描かれている、少しアニメチックなデザインです。ＬＣＣは塗装が派手というか目立つ場合が多く、このノックエアーも一度見たら忘れないでしょう。ナショナルフラッグとＬＣＣ，今後の展開が注目されるところです。

  2011.09.07

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• ユニクロ　タイに一号店

  ユニクロがタイに一号店を今月立ち上げるそうです。アジアではシンガポール、マレーシアに続く店舗になりますが、東南アジア最大の売り場面積　約830坪だそうです。日本で最大級と言われるユニクロ 世田谷千歳台店が 売場面積約900坪なので、かなり力が入ってます。 場所は、タイのショッピングゾーン一等地であるセントラルワールドとのことで、あの場所にユニクロがという感じです。昨年のバンコクの騒乱で火災にあったＺＥＮと並んで立つセントラルワールドは国内外の有名ブランドが集まっており、バンコクを訪れたことのある人なら、ショッピングに一度は足を運んでいるのではないでしょうか。あの店舗で８３０坪となると、ワンフロア貸切くらいの勢いのような気がします。デモ激化以来、バンコクを訪れていませんが、どんな雰囲気なのか、、タイの人々の反応は？　気になるところです。

  2011.09.06

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• 意外な売れ行き

  ロンドンで起こった警察による市民射殺事件をきっかけに、イギリス各地に暴動が飛び火しています。ニュース映像を見ると、かなり過激に、放火なども起こっているようで、日本人も巻き込まれて始めたようです。4か月前にはロイヤルウェディングで沸きあがった国とは思えません。そんな英国で、小売り大手アマゾン ・ドット・コム・イギリスでは、スポーツ・レジャー部門で売り上げが急増しているアイテムがバットだそうで、前日比で５０倍以上の売れ行きとなっている商品もあるそうです。その他に、警察などが使う警棒も売れ行きが伸びているとのこと。街の店舗が暴動で休業すれば、ネット通販の出番となるわけで、いろんな状況でネットショップへの需要が高まることがあります。願わくば、バットが届くころには平和になっていてほしいものです。そして、バット普及効果で、ワールドベースボールクラッシックでイギリスが優勝したり、というのはないでしょうね。

  2011.08.11

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• 頭のいタイ問題

  タイはプミポン国王が国民の尊敬を集め、絶大な人気がありますが、その後継者問題はなかなかスムーズにいかないようです。そんな折、2人いる王位継承者の一人、ワチラロンコン皇太子の専用機がドイツ・ミュンヘン空港で差し押さえにあったそうです。事の顛末は：「ドイツ建設会社「ウォルターバウ」が1980年代に、バンコクと郊外のドンムアン空港を結ぶ自動車専用道路ドンムアントールウェイの建設に携わったが、タイ政府の度重なる契約違反で損失を被り経営破たん。国際仲裁で2009年、タイ政府に3,600万ユーロの支払いを命じる最終判断が下ったがタイ政府は支払いに応じない状態。そこで、ドイツ地裁の命令により、ミュンヘン空港に駐機していたワチラロンコン・タイ皇太子専用機の差押えとなった次第です。しかしながら、タイ政府は差押え解除保証金支払いも拒否、その理由は、差押えにあった飛行機はタイ空軍が皇太子に贈ったもので、タイ政府の所有物ではないということから。問題となった自動車専用道路は、スワンナブーム国際空港ができてドンムアン空港を利用しなくなるまで、空港から市内へ入るのによく利用していましたが、こんな問題があったとは知りませんでした。タイでは女性新首相が誕生しますが、新政権となっても頭の痛い問題には変わりないようです。

  2011.08.03

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• 今度はIKEAのそっくりさん

  アップルストアのコピー店が話題になった中国で、今度はIKEAのそっくりショップが登場しています。場所も同じく中国雲南省の昆明市。IKEAはスェーデンの家具ショップで世界中で展開、日本にもIKEA 船橋千葉県船橋市IKEA 神戸兵庫県神戸市IKEA 新三郷埼玉県三郷市 IKEA 港北神奈川県横浜市IKEA 鶴浜大阪府大阪市 と5店舗を展開しています。デザインも、店舗の作りもオシャレで、大好きなショップのひとつです。売れているものをまねる、商売のひとつの方法を実践した中国の店舗は、そのコピー度合も徹底しています。青と黄色のシンボルカラー、店内の進路表示や案内、買い回りメモの小さな鉛筆、リアルな部屋を自社商品で作る展示方法、さらには、カフェテリアまであって、本家IKEAを訪れたことのある人なら店名さえ見なければIKEAの中国店と思えるでしょう。登録商標さえ侵害しなければ法的にはセーフなのかもしれませんが、IKEAのすごい点は、その商品展開力で、家具から生活用品、あらゆるものをIKEAブランドで扱っています。　大手ガラスメーカーに自社ブランドで製造させたりするのは仕入の力つまり販売力がないとできないことです。コピー店舗が一店舗だけではたしてIKEAほどの商品を揃えることができるのかどうか、非常に興味深いところではあります。それでも、コピーされるところまで有名になること自体、憧れでもありますね。参考にさせていただいたサイト：中国に今度は偽IKEA (REUTERS)

  2011.08.02

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  スペースシャトル帰還

  アメリカのスペースシャトル「アトランティス（Atlantis）」は21日午前5時56分（日本時間同日午後6時56分）、フロリダ州のケネディ宇宙センターに着陸し、スペースシャトル30年の歴史にピリオドを打ちました。今後、スペースシャトルの代わりに宇宙へ飛び立つのは民間に託すそうで、アメリカ合衆国としてはさらに遠くの宇宙探索をするようです。今や、宇宙には国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）という基地があって、人が滞在しているというのですから、技術は進歩したものです。さらに帰還の映像を見て今さらながら驚いたのは、アトランティスが旅客機のように滑走路に降り立ったこと。宇宙ロケットといえば、その帰還には、カプセルだけで大気圏に突入し、最後は海の上に落ちて救助されるというイメージがあるのですが（古い！？）、高度12万2000メートルで大気圏に再突入、速度は音速の約25倍で、機体下面の温度は1300度を超えるという地球への帰還を予定された滑走路に何事もなかったかのように降り立つということが自分にとって感動モノでした。今後、日本のロケット「コウノトリ」もＩＳＳへの物資運搬に注目されるようですが、宇宙への夢は続いてほしいと思います。写真はＮＡＳＡ公式ページ（http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html）より。

  2011.07.22

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• タイで初の女性首相

  ７月３日にタイで行われた下院総選挙で、タクシン元首相派の野党「タイ貢献党」が定数５００議席のうち過半数の２６５議席を獲得、現在の与党・民主党の１５９議席を上回り第一党となったため、３０日以内で国会を召集、その後の以内３０日で下院にて首相を指名することになり、インラック氏がタイ初の女性首相に任命される見通しとなりました。勝利したタイ貢献党は、タクシン元首相派となり、インラック氏もタクシン元首相の妹さんだそうです。これまで、このブログでも何度か取り上げてきた、タイの混乱も、タクシン派の返り咲きという新たな展開を迎えました。インラック氏は、「自分が非暴力の象徴となり、混乱は繰り返さない」ことを打ち出していて、再びの騒乱を起こさないためのインラック氏擁立だったのかもしれません。政治家としてはキャリアがないインラック氏はブレーンの協力でうまくタイを再生していってほしいと思います。

  2011.07.05

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  パンの食べ放題が環境にどう影響するか

  海外の記事で、レストランでのパンの無料サービスについて、食べ残しも含めてだと思いますが、それは浪費であり、不要な二酸化炭素排出の原因になっているという記事がありました。日本では、あるていどのクラスのレストランでないと、パンを無制限にサーブしてくれないと思うのですが、パンが主食の国では当たり前のサービスなのでしょう。パリに行ったときはやはり、パンは何か料理を頼むと出され、パンを入れるバスケットが空になるといいタイミングで補充してくれました。そのパンがとてもおいしくて、日本で食べるいわゆるフランスパンとは別次元のものだったことを覚えています。スーパーで買った普通のバケットでさえ、日本で食べるバケットとは違ったことに感動しました。日本でも、ごはんのおかわりができる場合がありますが、お替りをする人は残さずに食べるだろうし、そこに無駄は存在しないように思います。パンの場合も同じで、つまりは店の気配りひとつだと思います。つまり、お客のパンの減り具合を見て、どの時点でどれだけ補充するかを見極める能力があるかどうか、あるいは簡単にお客に必要かどうか尋ねることで無駄が防げるように思います。自分が短いパリ滞在の中で経験した限りでは、ランチ時であっても、パンがなくなり、ほしいと思った時点で補充されていました。　そして、おいしかったこともありますが、パンが残ることはありませんでした。接客係のお客に対する気持ち、気配り、それが、絶妙なタイミングでのパンサービスにつながり、そこには、無駄も生じませんし、不要な二酸化炭素発生にもつながりません。すべてが有能な接客係のいるレストランとは限らないし、国によってもさまざまな事情が存在すると思いますが、接客のレベルを上げたり、方法を確立することで解決するかもしれません。（2010年12月23日のブログでアップした写真です。）

  2011.06.23

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  ルマン 2011は

  先週になりますが、６月１１日、１２日にフランス・サルテサーキットで今年のルマン２４時間耐久レースが開催されました。アウディとプジョーの対決と言われた今大会は予想どおり２チームの激しい戦いとなり、結果は総合でアウディが１位、２位・３位・４位・５位をプジョーが占めています。ニューマシンＲ１８で挑んだアウディチームは出場３台のうち、３号車が開始１時間ほどで大クラッシュ、昨年の優勝者１号車もクラッシュというアクシデントに見舞われながら、順調に２４時間を走り切った２号車は、２位のプジョーとの差がわずか１３秒ほどという大接戦でした。ドライバーだけでなく、ピットも含めたチーム全体がパーフェクトな仕事をしないと成しえない優勝、そしてその差１３秒で２位が存在する、２４時間という長い時間の中、２チームの力がそれだけ同じ高いレベルだったということを意味していると思います。ガソリンを使い、石油から作るタイヤをすり減らす自動車レースはエコ時代に逆行しているように見えますが、一秒でも速く走るという情熱とゴールの感動は、やはり良いものではないでしょうか。写真は；アウディ、接戦を制し2連覇達成【ルマン 2011】(webCG)より

  2011.06.22

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  未来型レンタサイクルシステム

  すでに各地で自転車を共用するプロジェクトが実施されていますが、最新のシステムをつかった自転車共同使用システムの構想を見つけました。COCY(Community Cycle)と名付けられたこのシステムは、太陽光発電でブルートゥースのドッキングステーションの電力を確保し、使用にあたっては、スマートフォンなどの端末から利用者が予約などをするというもののようです。愛知県名古屋市では「名チャリプロジェクト」という放置自転車をコミュニティサイクルとして共同利用するという試みがありました。パリには「ヴェリブ」というレンタサイクルシステムがあります。ヴェリブはクレジットカードを使う進んだシステムですが、名チャリプロジェクトは実験的なものだったため、受付に人がいるというシステムでした。COCYでは、自転車の車体に広告を入れることも考えているようで、太陽光発電なので、システムが稼働し始めれば、ランニングコストは少ないかもしれません。また、スマートフォンを使った予約や利用のシステムもこれからの時代に合って便利でしょう。車を使わず、自転車によく乗るようになれば、近未来の人類はお尻の発達した洋ナシのような体型になるかも。参考にさせていただいた記事と写真Leave Your Car at Home（YANKO DESIGN)

  2011.06.21

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• まだあるピラミッド

  少し前のニュースですが、エジプトで地下に眠る17のピラミッド、3,000の集落、1,000以上の墓があることがわかったそうです。見つけたのは人工衛星搭載の赤外線カメラ。その仕組みはというと、古代エジプトの建造物は泥のレンガ製で、砂よりも密度が高いため、その違いを赤外線カメラ写し出すというもの。埋もれて眠るお墓はできればそのままにしておいてあげたい気もしますが、ピラミッドの荘厳な姿は太陽の光で見てみたいとも思います。もっとも、エジプトに行かないと始まらないのですが。。。この赤外線カメラ、徳川の埋蔵金とか、海賊のお宝とか、いろんなものを発見するのに使われるかもしれませんね。参考にさせていただいた記事：http://netallica.yahoo.co.jp/news/189579世紀の大発見！　エジプトの地下に眠る17のピラミッド、3000の集落、1000以上の墓が発見される（ネタりか）

  2011.06.10

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• タイ総選挙

  多くの犠牲者を出したタイ・バンコクのデモ終結からもう１年になります。伊勢丹デパートが焼け落ちたりした、過激なデモは今のところ見られませんが、デモ行進などの動きはまだ見られるようです。つまり、タクシン支持派と反支持派との争いは終わっておらず、そんな中７月３日にタイ総選挙が行われます。注目すべきは、同国で初の女性首相候補となったインラック・シナワット候補（４３）＝タイ貢献党＝。実はタクシン元首相の実妹だそうです。かなり人気があるようで、タクシン元首相に反対する勢力が強いといわれるバンコクでもこのまま推移するとかなりの票を集めそうとのこと。インラック候補は政治初心者ではありますが、女性としてできることを訴え支持を伸ばしていることから、アピシット現首相との対決、タイの行方が気になるところです。参考にさせていただいた記事：＜タイ総選挙＞タクシン元首相の妹、台風の目に（Yahoo ニュース）

  2011.06.03

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• 電力不足は中国でも

  福島第一原発と中電浜岡原発の停止により、この夏は電力不足が大きな問題となりますが、おとなりの中国も電力不足は深刻な問題なようです。新華網によると、「多くの省で発電用石炭の備蓄不足や電力需給バランスの問題が顕在化しており、中国電力企業連合会は17日、現在の電力不足は2004年以来最悪だとしている。インフレや国際エネルギー資源価格の高騰も加わり、電力不足の解消が難しくなっている。 中国の電力不足は海外メディアも報じるところとなっており、日本メディアも中国の電力不足は日本の数倍の規模に上り、歴史的な電力問題に中国政府は対応に苦慮している」と伝えています。中国での電力不足の要因は、石炭価格の上昇、エネルギー消費の増大や経済活動の過熱、石炭に過度に依存したエネルギー構造、そして干ばつによる水不足で水力発電所の稼働が不十分になっていること、などだそうです。特に、干ばつが解消されなければ、夏の電力不足は4000万キロワットに以上になる恐れもあると言われています。確かに、広東省など沿岸部では数年前自分が取引していた複数のメーカーで、工場への送電がたびたびストップし、納期が遅れるという事態が起きていました。　今に始まったことではないようですが、GDPも上昇し、工場の数は増え続けているでしょうし、生活レベルが上がり、家電品の普及もあって電気の供給が追い付かない現実があるのかもしれません。こうなると中国は、今以上に太陽光発電を政府が強力に推し進めるかもしれませんね。

  2011.05.21

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  モンサンミッシェルの危機

  フランスのモンサンミシェルが、風力発電所の建設計画により、ユネスコの世界遺産認定を取り消される危機にさらされているそうです。 　ユネスコはフランス政府に対し、島から１７キロ離れた場所に３本の風力タービンを建てる計画について説明するよう求めていて、その回答を得て、今後、影響を調べた上で、措置を検討するとしているとのことです。１９７９年に世界遺産に登録された島と修道院には、巡礼者や観光客など毎年３００万人以上が訪れているそうで、自分が訪れた時も、多くの人でにぎわっていました。モンサンミッシェルの島までは、現在堤防道路でつながっていますが、その堤防道路のために、周囲の海に土砂が堆積し、周囲の景観が変わってしまうため、堤防道路をなくして、代わりに橋をかけて、海水が自然に流れるようにして、その橋の上をシャトルだけ通すようにするという計画があると聞いています。せっかく、道路も改良して世界遺産を守ろうとしているのに、風力発電所のために世界遺産を取り消されたのでは意味がないので、ここはフランス政府も対策をうつことでしょう。とはいえ、周囲がどのように変わろうと、島内の建造物は未来永劫その威容を保ち続けることでしょう。

  2011.04.22

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• 日本料理店の危機

  香港発のニュースで、人気のある日本料理店が、福島原発事故の影響から閉店に追い込まれるケースが発生していると知りました。仕入先を日本の西側に変えたり、日本ではなく別の国から素材を仕入れたりと対応してはいるが、香港の地元客に避けられているようです。香港政府がなんらかの救援策を打ち出さないとさらに倒産に追い込まれる店がでる可能性があるとも言われているようで、香港での日本食は氷河期の時代を迎えることになるのかもしれません。しばらく香港を訪れていませんが、回転寿司は夕食時に行列ができていたり、日本のラーメンチェーンの店があったりと、高級店に限らず日本食は広く受け入れられていたと思います。海外ではめったに日本食を口にしないのですが、日本食がいいという人が客先だったりしたときに、香港でたびたび訪れたことのある日本風の居酒屋では、メニューに「うどん」ではなく「らどん」と印刷されてあったりしたことも懐かしい思い出です。刺身を日本から直送という売り文句の日本食高級店は大打撃かと思いますが、庶民的なラーメン屋などは、なんとか生き残るのではないでしょうか。いずれにせよ、海洋国日本にとって深刻な問題が進行中であることはまぎれもない事実です。今は復旧に携わる方々を応援するしかないのがもどかしいです。

  2011.04.06

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  オイル除去装置の派生型は

  海上に流出した油を掃除する装置があるようです。タコが足を水平に広げたような形ですが、油の流出範囲に合わせて何台か連ねて使用するみたいです。吸い取った油はタコの頭の部分に収容されるのでしょうか。メキシコ湾の原油流出事故からデザインが生まれたのかもしれませんね。こんな風にオイルだけでなく放射能も除去してくれる装置があればいいのですが。参考にさせていただいたサイト：Oil Gulping Sea Monster! (Yanko Design)

  2011.03.22

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• 依存症？アキレタ

  歌手のクリスティーナ・アギレラさんが泥酔状態で警察に一時身柄を保護されたそうです。恋人が運転する車が蛇行していたため、警察が車を止めさせ、運転手を飲酒運転で逮捕、助手席にいたクリスティーナ・アギレラさんも泥酔していたため安全のため一時拘束されましたが、すぐに釈放されたとのこと。彼女はNFLスーパーボウル開会式の国歌斉唱で歌詞を間違える失敗もしていますが、飲酒癖もかなりのものらしく、映画「バーレスク」のＰＲで各地を訪れた際は常に酔った状態だったと言われています。昨年末にその映画「バーレスク」を見ましたが、彼女の歌唱力は素晴らしいものがありました。酒に酔って職を追われた大臣も日本にいますが、アギレラさんも酒で失敗しないようスターとしての自覚を持ってほしいですね。

  2011.03.03

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• それぞれのジャスミン革命

  エジプトで成功に終わったデモが中東各地に波及、リビア、バーレーン、オマーンなど至る所でデモが起こっています。この動きが飛び火することを恐れているのは独裁国家に近い国々でしょう。中でも中国は警戒をしており、インターネット利用者の管理も強めているようです。それでもネットを通じて一党独裁反対を叫ぶ集会などの呼びかけがあるそうで、中国のジャスミン革命として注目を集め、当局は神経を尖らせているようです。ジャスミン革命という言葉は聞いたことがなかったので調べてみると、チュニジアでベンアリ政権を解体させた政治行動で、チュニジアを代表する花「ジャスミン」に由来するものだそうです。歴史的には新しく、2010年12月中旬、若者が焼身自殺を図ったことが発端となり、その葬儀の行列を警察が阻止したことから暴動に発展、各地で抗議デモが起こり、ついにはベン・アリ大統領が亡命し政権は崩壊したという経緯になります。まだまだ歴史というよりは最近のニュースといえるジャスミン革命ですが、国は国民のためにあるべきという考えに基づけば起きるべくして起こったといえるかもしれません。平和慣れしている日本では事情が違うかもしれませんが、政府がおかしければＮｏを突きつける、そんな有権者でありたいと思います。

  2011.03.01

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  ツリーハウス　－大人の隠れ家

  森の中にあったら素敵なツリーハウスを見つけました。竹馬のような感じですが、階段が折り返しているところなど、限られたスペースで高い場所に登る工夫があります。内部はけっして広いとはいえませんが、隠れ家のように使うなら必要にして十分ではないでしょうか。広大な敷地か、森の中というロケーションが必要なので、日本では条件が厳しいと思いますが、こういう空間は憧れます。Baumraumというドイツの会社がデザインしているそうですが、この会社はこうしたユニークなデザインのツリーハウスなどをいろいろと設計しているようです。同社のホームページを見ると、なんだか夢が広がりそうです。参考にさせていただいた記事、写真：Adult Jungle Treehouses (Trend Hunter)

  2011.02.22

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• バーレーンの混乱

  エジプトで反政府デモが成功という結果に終わったことで、中東各地で同じようなデモが発生していますが、中でもバーレーンは、反政府デモ隊に向けて軍が発砲するという事態になっているそうです。死者も出たとの報道があり、軍隊が無差別発砲しているとの情報もあるようです。バーレーンはＦ１グランプリが2004年から行われていて、3月か4月の開催のため、開幕戦ともなるのですが、このような状態ではたして開催できるのか、Ｆ１ひとつとっても気がかりなのに、石油の安定供給を考えるともっと心配は強まります。何より、デモが起こるということは不満があるということなので、平和的解決が一刻も早くなされることを祈りたいと思います。

  2011.02.19

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• 鰊(ニシン)とエジプト

  エジプトではついにムバラク大統領が辞任して軍が当面の指揮をとることになりました。犠牲となった方はいらっしゃいますが、指導者なき民衆のデモが勝利という結果に終わってよかったです。ムバラク大統領周辺では、息子が争ったり、個人資産隠蔽の疑いで海外資産を凍結されたりと、マイナス面が次々に明らかになってきています。ちょうど、ムバラク大統領が辞任というニュースを知ったとき、食事中で鰊（にしん）を食べていました。数の子は珍重されるので、鰊のメスは価値が高いのですが、オスとなると、普通の魚、しかも、あまりなじみがないので、店頭に並んでも売れ残るというかわいそうな状態となっているのが通例です。魚売り場で見かけたとき、きっとオスで、そうなら白子がおいしいだろうと買い求め、塩焼きにして食べている最中に、大統領辞任のニュースでした。鰊を丸ごと食べた方はわかると思いますが、細かい骨がたくさんあり、骨も一緒に食べるつもりでないと、食べにくい魚です。でも、細いたくさんの骨が大きな魚体を支えているんだと思ったとき、エジプトの民衆がその数を結集させて大統領を辞任に追い込んだこととオーバーラップしました。鰊の細い無数の骨が一般市民一人一人と同じに思えたのです。今後、どのように新しいエジプトを作るのか、世界が注目していますが、細い骨でも数を多く、効果を合わせて、大きな体を支えてほしいと願います。

  2011.02.15

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  BMWが電車をデザインしたら

  BMWが電車を作ったとしたらという記事を見つけました。丸４灯ヘッドライトにキドニーグリルかと期待して写真を見たところ、さすがに電車はそうではないようです。シーメンスグループがBWMの子会社Designworks（アメリカ）に地下鉄として設計させたものです。イメージ写真しかないのでなんともいえませんが、キャプションでは、「ユーザフレンドリーな列車。内部には、暖かくて、有機的な感じがします。 快適で環境に優しい列車。」となっています。シーメンスがポーランドで受注をとったようで、工事が始まるそうですが、この車両が実際に走るようになったら、ポーランドに行く口実ができる(?)かもしれません。写真と記事はIf BMW Designed Rails (Yanko Design)より＊パリ関連でいただいたその他のコメントについては、時間をみつけて回答したいと思います。

  2011.02.10

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• タイ・カンボジアで銃撃戦

  タイとカンボジア間で、かねてから領土問題となっている国境地帯のヒンズー教寺院「プレアヴィヒア寺院」付近で、現地時間４日午後３時（日本時間午後５時）ごろ両国兵士による銃撃戦があったそうです。カンボジア警察は、カンボジア軍兵士２人が死亡、２人が負傷したとしています。また、農民１人が志望というニュースも伝わっています。どちらも、相手が先に発砲したとしているそうです。アジアにおいて唯一列強に侵略されなかった国タイとカンボジアは関係が悪いという事実は、カンボジアのクメール帝国は1431年のアユタヤ軍侵攻により滅ぼされたという歴史的事実に基づいているといわれています。最近では、タクシン元首相をカンボジアが擁護したことで、タイはカンボジア駐在大使を引き上げさせたりと、両国の関係はよろしくないようです。タクシン元首相をめぐって国内のデモがようやく鎮静化したところなのに、外に向けての問題はタイ政府にとっては頭の痛いところでしょう。領土問題はどこでも解決のつかないものなのでしょうか。

  2011.02.05

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  エジプトの混乱

  反政府デモが続いているエジプトの首都カイロで、ムバラク大統領支持派勢力が登場したことで、反政府派と衝突が起こってしまいました。投石はまだしも、火炎瓶まで持ち出されてしまい、負傷者の数は一気に増えています。ムバラク大統領支持派勢力は金銭で動員された疑いもあるようで、せっかく軍隊が中立の立場にあってバンコクのような事態にならず平和的解決に向かうかと思っていたのに、悲しいことです。太陽神ラーも人間の争いには仲裁してくれないようで、やはり自ら引き起こしたことは自ら解決する必要があるようです。エジプトはいつか行きたい国のひとつですが、このような形でニュースなどに取り上げられるのは残念です。これ以上の犠牲者がでないよう、一刻も早く収拾するよう、祈るばかりです。写真はギザの３大ピラミッド「wallpaperlink.com」(きれいな壁紙が無料です）より

  2011.02.04

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• ダカールラリー 2011

  パリの途中ですが、ここでニュースをお伝えします。おめでとう、日本チーム！南米で１月１日から行われていたダカールラリー２０１１は１６日終了し、トヨタ車体チームのランドクルーザーが市販車部門６連覇、カミオン（トラック）部門では日野自動車チームが「市販車クラス」と「排気量10リッター未満クラス」で優勝し、初参戦以来の20回連続完走、カミオン全６８台中の総合９位の成績を収めました。「パリダカ」として有名で、フランス・パリとアフリカ・ダカールを結ぶコースで始まったパリ・ダカールラリーはアフリカ大陸での治安の問題で、２００９年から開催地を南米アルゼンチン・チリに移して開催されるようになり、今年で３回目となります。Ｆ１やロードレースもいいですが、自然とも闘うラリーは面白さが一杯です。各部門の結果は：オート（四輪）部門はナセル・アルアティヤ（カタール）が優勝、、モト（二輪）部門ではマルク・コマ（スペイン）が３度目となる優勝。カミオン（トラック）部門はロシア「カマズ・マスター」のウラジーミル・チャギンが７度目の優勝。バギーではパトロネッリ（アルゼンチン）が優勝。この大会には５１カ国からトラック６７台、バイク１７０台、バギー３０台、四輪者１４０台が参戦し、完走できたのはその半数だったとのこと。 ダカールラリー公式サイト（英語）はこちらからダカールラリー日本事務局公式ページはこちらから：日野自動車のダカールラリー公式ページはこちらから：動画などで車が自然と格闘するシーンを是非見てください。明日からまたパリの話題に戻ります。

  2011.01.19

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• マニラバスジャック事件　続報

  先日取り上げたショッキングなバスジャック事件ですが、その後の調査で、人質の犠牲者の多くは犯人によって近距離から銃で撃たれたのではなく、遠距離からの銃弾、つまり突入部隊の銃撃によって死亡したことがわかったそうです。事件解決直後から警察および突入部隊の手際の悪さが指摘されていましたがその詳細が明らかになり、フィリピン警察にとってさらに不名誉な事実が明らかになってきたようです。さすがに国際的な問題なので、事実を隠さず公表したのでしょうが、それだけでもまだ価値はあるかと思います。この結果を受けて、アキノ大統領は、今後同様の人質事件が起こった場合は適切に対応できるよう対策を講じていくと発表しています。人間なので、間違いも失敗もあると思いますが、人の命が絡んだ今回の事件については大きな失敗になったことは確かなようです。犠牲となった方のご冥福を祈り、フィリピンと香港の関係が変わらないことも祈りたいと思います。

  2010.09.11

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  PRUCK? プリウスのピックアップ

  面白い車を見つけました。プリウスのピックアップバージョンです。というより、プリウスの後ろに無理やりくっつけたという感がなきにしもあらずですが。ハイブリッド車はプリウスもインサイトも同じような形で遊び心がなく、つまらないというイメージでした。　もっとも、そのメカニズムが評価される車なので、スタイリングやパッケージは無難なところに落ち着かざるを得ないことはよくわかります。最近になって、ホンダがＣＲ－Ｚを出したり、ようやくハイブリッド車にも選択の幅が少しずつでてきたように思います。この車はそういった点ではインパクト十分です。説明を読むと、SUBARU BAJAのピックアップ部分をプリウスの後ろにつけたようですが、そういわれると、テールランプがなんとなくスバルっぽいです。アメリカにはスバルのこうしたピックアップタイプがあるので、こうした発想が生まれるのでしょうね。　雨の多い日本ではどうしてもワゴンのように荷台部分もクローズドにしたくなります。ハイブリッドにもこうした楽しい車が出てくると、面白いのですが、今後に期待しましょう。写真と参考にさせていただいた記事：Pruck this: Toyota Prius gets the El Camino treatment (and a plug-in powertrain) - autobloggreen

  2010.09.10

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  最高速人力車？

  子供のころ乗っていたペダルカーを大きくしたような、人力車を見つけました。You Tubeのビデオを見ると、ボートのオールをこぐようにバーを前後させることにより動力を溜めるようです。どんな構造になっているのかビデオからはよくわかりません。ビデオでは発明者らしきおじさんが気持ちよさそうにドライブしている映像が流れるだけです。バーを前後させる動きをどれくらいするとどのくらい走るのか、それにもよりますが、ビデオを見る限りでは自転車のように常にこぎ続けなければいけないようなことはなくて、意外に簡単に動力を溜めることができるように見えます。４０年かけて開発したそうで、すでに予約注文も入っているようです。その値段が気になりますが、エコでもあるし、面白そうですね。写真と参考にさせていただいたサイトは予約多数 最高時速97kmの人力車-Yahoo映像トピックス

  2010.09.01

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• マニラのバスジャック事件

  ８月２３日にフィリピン・マニラで起きた元警部によるバスジャック事件は犯人を含む死傷者８名を出す惨事となってしまいました。香港の観光客が乗ったバスが乗っ取られ、警察が突入に手間取った結果、犯人の発砲により犠牲者が増えてしまったようです。犯人はフィリピン警察の元警部で、復職を求めてのバスジャックとのことですが、そんなことをしても復職できないことは普通に考えればわかるでしょうに、犯行に使用されたのはＭ１６自動小銃というから恐ろしいです。事件現場となったのはリサール公園前というマニラ観光では有名なスポットで、自分は訪れたことがありませんが、近くのホテルには泊まったことがあります。香港当局はフィリピンへの渡航自粛を呼びかけるようになってしまいましたが、香港にはフィリピンから多くのメイドさんが働いており、これがきっかけで両国の関係が悪くならないよう、そして犠牲となられた方のご冥福を祈りたいと思います。

  2010.08.25

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• アルファにドイツの血が?

  イタリア・アルファロメオは現在フィアットの一部門となっていますが、フィアットがアルファロメオの売却を検討しているというニュースを見ました。フォルクスワーゲンが買収に関心を寄せる一方、フィアット側は売却予定はないとしていますが、火のないところに煙は立たないので、果たしてどうなのでしょうか。もしフォルクスワーゲンがアルファロメオを買収したら、アルファロメオも故障が少なくなるのか、あるいは、伝統を重んじて、手のかかるほど愛着がわくという路線をそのまま行くのか、興味深いです。最近、ゴルフもなんだか大きく丸くなって個人的には魅力がなくなってきたように思います。アルファをラインナップしてＶＷブランドが面白くなるのも顧客の目を向けさせるには十分かもしれません。ドイツとイタリアはかつて第２次大戦を共に戦った国なので、この買収もありなのかも。

  2010.08.24

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• 肥満増加、中国でも

  米医学誌「Health Affairs」に2010年春発表された研究レポートによると中国の肥満人口は現在3億2500万人に達しており、その増加スピードは米国、英国、オーストラリアを超え、の数値は今後20年間で2倍になる可能性があるそうです。 1982年には総人口の7％だったが、現在は成人4人に1人の割合にまで増加。子供にもその傾向がみられるそうです。自分の記憶では、中国本土には肥満体型の人がほとんどいなくて、香港にくると欧米人以外の中華系でも肥満体型が見られたように思います。中国ではあれほどよく食べるのに何故太らないのだろうと不思議に思っていたものです。4年ほど中国大陸に足を踏み入れていないので、今は状況が変わっているのでしょうが、それにしても国全体の人口が多いだけに、この傾向は良いものではないですね。中国では今後ダイエット関連商品の売上が上がると予想されています。いずこも同じなのでしょうか。

  2010.07.29

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• 春秋航空の躍進

  以前に取り上げた中国の格安航空会社「春秋航空」が茨城ー上海間を7月28日からチャーター便で就航するそうです。そして10月からは定期便となる予定。最安運賃はなんと往復4,000円だそうです。もちろん、条件付きとなっていて、「曜日は月～木曜日限定、座席も限定で全座席の20％（繁忙期）～50％（閑散期）。また変更・払い戻し不可。水や食べ物、毛布などは有料。」だそうです。名古屋から新幹線で京都まで片道4930円なのでそれより安いわけですよね。ヨーロッパやアジアで始まった航空戦国時代がついに日本でもということになります。安いことに越したことはないですが、くれぐれも安全だけは確保して欲しいです。

  2010.07.24

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• メキシコ湾原油流出

  4月20日に起こったメキシコ湾の原油流出事故はまだ流出がとまらず、その影響は多方面にわたっているようです。さまざまな解決策が試みられましたが、いずれも失敗におわり、現在は最終作戦で流出している原油の海底の通り道に向かって両側から穴を掘り進み、その２つの穴からセメントなどを流し込んで現在流出している原油の通り道をふさごうというものらしいです。最終作戦なので、これでうまくいってほしいと思います。原油流出の影響は、付近の海・浜辺への原油漂着ははもちろん、魚貝類の価格が跳ね上がり、近くに棲むペリカンが油まみれになってしまうため、洗浄して遠くの海に返したりといった直接の被害に及んでいます。さらに今後は、大西洋のクロマグロが産卵する場所を失ったり、産卵した卵が原油中和（溶解）剤のために死滅したり、事故を起こしたＢＰの株はイギリスの年金基金の配当目的で買われているため、この事故でＢＰの経営が悪化するとイギリスの年金事情が悪くなる、原油掘削施設の建設を請け負った韓国企業への影響などなど、多岐にわたります。起こってしまった事故はどうしようもないですが、人類の叡智で、できるだけ早く流出が止まることを祈りたいです。

  2010.07.10

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  飛行機の立ち席

  一年ほど前にこのブログで紹介した中国の春秋航空が検討している飛行機の立ち席（立ち乗り）について、ヨーロッパの格安航空会社ライアンエアー(こちらも当ブログにて紹介済み）も本格的に検討を始めたそうです。概念としては立ち乗りですが、安全確保に体を固定する必要があるため、垂直に近い座席の設置をするようです。　YouTubeでもニュースをリリースしており、すでに実現まで遠くない様子。図でもわかりますが、立ち乗りとはいえシートのスペースはかなりとるようで、これではあまり料金も安くできないのでは？と余計な心配をしてしまいます。いずれにしても、さまざまなアイディアを打ち出す航空会社ですが、飛行機そのものが車と同じように日常の乗り物になってきたということでしょうか。参考にさせていただいた記事：MSN「ついにヨーロッパでも立ち乗り飛行機が登場！ 立ちながらベルトで固定-2010年7月5日 15時37分 （ロケットニュース24）」

  2010.07.09

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• Twitterの功罪

  ネットショップにもツイッターのリンクが設定されるなど、急速に市民権を得始めたTwitterやFacebookなどのお手軽ＳＮＳですが、ワールドカップスペイン代表チームはワールドカップ期間中選手のTwitterやFacebookへのアクセスを禁止すると発表しています。Twitterについてはご存知とは思いますが、140文字以内の「つぶやき」といわれるメッセージを送信することで同じテーマについて多くの人の意見を知ることができるし、なんといってもその手軽さがうけているのでしょう。話し言葉でそのまま短いメッセージを送ることで、ついつい本音を書いてしまい、多くの人が読むことで波紋が広がり、有名な、あるいは話題の人の発言ほどその影響度は大きいといえます。サッカー界でもTwitterをめぐっていろいろな問題があったようで、事前にトラブルを防ぐスペインチームの措置だったのではないでしょうか。いずれにしても、ワールドカップ期間中は集中して、華麗なプレーを見せてほしいと思います。参考にさせていただいた記事：スペイン代表選手、ワールドカップ中「Twitter」「Facebook」禁止

  2010.05.29

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• フリーズドライ葬

  直葬などの言葉が聞かれるようになり、見積りもできたりと、形が変わりつつある昨今の葬儀事情ですが、遺体をフリーズドライ処理し、埋葬するという近未来的な埋葬方法がスェーデンで来年から導入されるそうです。「遺体を液体窒素で乾燥凍結させ、火葬後の灰のように細かい粒子にした後、水銀などの重金属を取り除き、生分解性の容器に入れて埋葬する」というのがその方法だそうですが、灰のようになってしまう点では従来の火葬と似てますが、埋葬した後、時間がたつと土中で完全に分解されるそうなので、土に帰るということになります。もともと戦場でもおいしい食事をということでその原型が生まれたフリーズドライ製法ですが、技術は進んで人の最期も変えていくということですね。暑がりだった人には火葬よりも喜ばれるかもしれませんが、自分は寒がりなので。。。。参考にさせていただいた記事：環境に優しい「フリーズドライ葬」、世界展開も視野(Yahooニュース）

  2010.05.22

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• タイもギリシャも

  タイ・バンコクでは、政府治安部隊とタクシン元首相支持派(UDD)のデモ包囲現場で衝突が続いており、昨夜ＴＶで見たニュースでは、ロケット弾のようなものが飛び交っていました。死者もまた出たようで、非常事態宣言も拡大されています。同時に、ギリシャでは、政府の緊縮財政策に反対する抗議行動で治安が悪化した結果、ホテルのキャンセルが役2万件にも達し、損害額は約数十億円とも計算されているそうです。ギリシャは観光産業が国内総生産の１７％を占めるそうで、タイも同じように、世界中からアジアの魅力都市として観光客が多く集まるので、両国の観光客の遠のきが経済を直撃することは間違いないようです。タイでは、2008年11月にスワンナブーム・バンコク国際空港占拠事件で、キャンセルされたフライトの払い戻しでタイ航空がかなり苦労しているというニュースも聞きますし、おそらく今年の3月からのデモ再開で多くの観光客は訪タイを見合わせているでしょう。自分達の主張をするためのデモ行動なのですが、その及ぼす影響も大きなものがあるようです。 早く落ち着いて、また世界の人を引き寄せる都市に戻って欲しいですね。

  2010.05.14

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• バンコクの緊張

  このブログでも今年3月13日と4月13日に触れていますが、タクシン元首相派による反政府デモが続くタイ・バンコクでは、さらに緊張が高まり、19日に軍隊が1500人を投入して主要道路に配備したそうです。バンコクのビジネス・金融街の中心地・シーロム通りはデモ隊と軍隊の衝突が懸念されるようで、今後の展開が心配です。今日からはBIG(Bangkok International Gift Fair)という大規模な展示会が開催されるというのに、会場はバンコクの中心からは外れているものの、海外バイヤーの参加は激減となるでしょう。バンコクの政情不安は経済にもさまざまな影響を及ぼしています。経済に影響があっても、国の根本的な体制を立て直すことが必要と感じているがゆえの行動だと思います。日本は果たしてどうなのか、ふと疑問に感じたりもします。

  2010.04.20

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• 空の混乱

  中国青海省の大地震と時を同じくして、アイスランドの火山が噴火、噴煙が広がっているため、イギリスをはじめヨーロッパの空では、飛行機が飛べないという大混乱が起こっています。つい先日、英国航空とイベリア航空の合併を取り上げたばかりですが、ニュースで、ロンドンヒースロー空港の画像が出てくると、尾翼に英国航空のマークがついた飛行機が見られ、奇妙な符合を感じました。そのヒースロー空港では全便の離発着をストップするという前代未聞の事態にまで発展したそうで、ハブ空港としては、はかりしれない打撃を被ることになっています。飛行機整備の遅れなど、回復の予定が立つ場合はいいのですが、今回のように自然が相手となると手も足も出ませんね。飛行機の遅延には、ミールクーポンなどが出されますが、今回に限っては、テルテル坊主のほうがよさそうです。日本からロンドンに向かったフライトも引き返すなどの事態となっていますが、楽しみにしていた旅行の途中だった人達はどうなるのでしょうか。例えば仕事で休みをとってでかけた人なら、仕事に戻るのか、あきらめて休暇は消化してしまうのか、自分ごとではないですが、心配してしまいます。思うに、こうした場合は、「神がくれた時間」として有意義に過ごすことが良いのではないでしょうか。少し状況は違いますが、たまたま自分は毎年4月に出かけていたバンコク・マニラ出張を今回取り止めにしましたので、来週一週間は「神がくれた時間」と考えて有意義に過ごしたいと思っています。

  2010.04.17

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• 中国青海省地震、救援対策

  4月14日に起きた中国青海省玉樹チベット族自治州での地震で、中国政府は今回海外からの援助は受けないとの声明を発表しています。温家宝首相が15日に被災地入りし、直接指揮をとるなど、国の総力を挙げて復旧を目指す方針のようです。冷静に考えると、仮に日本でも、大地震の時は被災地が混乱し、国内からの応援やボランティアも現地の指揮が混乱するために、うまく機能しないという事態がおこりかねません。まして、言葉の違う海外からの救援隊に、はたして適切な救援活動指示ができるのか、これは、いつもそういったことを経験していない限り無理な話でしょう。中国の早目の宣言はある意味で得策といえるのかもしれません。あるいは四川の大地震で学んだのかも。別の見方では、チベット自治区という場所だけに外国人が入ることを懸念しているとも言われていますが、まずは、被災状況を把握し、何がどこにどれだけ必要なのかを十分把握し、国内で調達できないとなれば、その時点で海外に援助を求めることがスムーズな救援・復興につながるのでしょう。　とはいえ、人として何かをしなくてはという意識は尊いもので、大事にすべきであると考えます。日本でも東海地方をはじめ必ず大地震が起こると言われていますが、そのとき自分の備えはどうなのか、あらためて考えなければいけませんね。

  2010.04.16

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• タイの混迷

  ついに日本人の犠牲者が出てしまいました。タイ・バンコクの反政府デモで、4月10日にロイター通信の日本人カメラマンが銃弾を受けて死亡、他にも20人近くの死亡者が確認されているようです。クーデターによりタクシン元首相が政権を追われて以来、タクシン元首相を支持する「反独裁民主統一戦線（ＵＤＤ）」と政府による衝突が繰り返されてきたタイでは、空港占拠や、国際会議の中断など、多くの事件がおきてきましたが、日本人の犠牲者は初めてだと思います。ちょうど昨年4月にバンコクを訪れたときも、デモ隊による首相官邸占拠などがありましたが、その場所以外は緊迫した空気は感じられませんでした。　ただ、高速道路や空港などに軍、警察が多いと感じたくらいです。バンコクでは4月20日から25日まで、Bangkok International Gift Fairという雑貨・家具などの国際展示会が開催される予定ですが、すでに1ヶ月ほど前から、海外バイヤーはデモの頻発で訪タイを見合わせているという情報をタイのメーカーから聞いていましたが、ここまでになるとさらに展示会は行かないというバイヤーが増えるでしょう。今回、自分もたまたま訪タイを計画しませんでしたが、今となっては正解だったように思います。アピシット首相は、解散・総選挙を視野に入れ始めたようですが、一日も早くタイに微笑みが戻ること、そして亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。

  2010.04.13

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  ＢＡとＩＢが経営統合

  英国航空とイベリア航空は今年末に経営統合することを発表したそうです。共同の持ち株会社を設立し、その配下にＢＡとＩＢを置き、名称はそのまま残すとのことです。新会社の売上はヨーロッパでルフトハンザドイツ航空、エールフランスーＫＬＭに次いで第３位になります。ＢＡは人生２回目の飛行機体験をしたエアラインで、初めてスチュワードに遭遇してそのかっこよさに魅かれた記憶があります。残念ながらその後、利用する機会はありませんでしたが、イベリア航空はおそらくスペイン国内を移動したときに利用していると思います。まだまだ宇宙船の時代は早いと思うのですが、SARSに始まり、景気後退や新型インフルエンザで海外旅行控えや出張控えなどで航空業界は厳しくなっているのでしょうか。BAもIBも国を代表するキャリアなので、経営統合し共に発展できるよう期待しています。

  2010.04.10

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