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1ヶ月半ぶりの船釣り。前回はヤリイカ大漁。今回も同じ海域。
嫁からはイカ、アジのリクエスト。しかしイカは既にシーズンオフの噂も。 集魚灯持って行きましたが、結果は如何に。 2014年05月1日(木) 大西洋(Ilhabela) 晴れ 波、風なし 日本はGW。サンパウロも木金土日と4連休。会社工場ローカルメンバーが行く仕立船 に飛び入り参加。何を狙いに行くのか情報がない状態であれこれ仕掛けを準備。 工場に集合して16人乗りのVANにメンバー10人乗って夕方6時、静かな浜に到着。 船はいつもの木造、どん亀船です。シュラスコ用食材と大量のビールを積み込んで6時半 出船。(イベントでシュラスコ&ビールが無いのは許せないのがブラジル人) 目的地までドンブラコ~ドンブラコと3時間。メンバーはおのおの道具、仕掛けの準備。 午後9時、水深16mのポイントに到着。前回イカ釣りポイントと同じ水深なので『イカ やるぞー!』と集魚灯ぶら下げて、スッテ付けて嫁リクエスト1個目のクリアを狙います。 集魚灯の下には無数のシラスがすぐに寄ってきて、それを目当てにした小鯵も寄ってきます。 その内、胴長40cmオーバのヤリイカもやって来て『シーズンオフなんてまだまだ。ぜったい いけるで!』と期待大。 しかーし2時間、スッテしゃくり続けてもお触り無し。仕方なく魚釣りにチェンジ。 胴付き仕掛けにイワシ切り身付けて底までいってらっしゃーい。 すると、小型のPescada(ペスカーダ:イシモチの仲間)がポツポツ。 その内、結構な引き。 何だろー? で揚げてみると 前回のカヤック釣りでも来たCorvina(コルビーナ:ニベ)の良型です。うーん。 引きは楽しめたのですが、食べる事考えると別の魚が良かったなー、が本音。 しばらくPescada、Corvinaと遊んでいると、反対側でブラジル人がタチウオを揚げ始め ました。夜釣りの内の彼らの狙いはそれだった様です。 『ほな私もタッチーにチェンジ!』と、関西流の太刀魚テンヤ30号に大き目のイワシを 付けてドボン。 底からゆっくり巻き上げてくるとモターっと重い感触。その内、グイーン。 よっしゃ!で 合わせを入れて重みを感じながら巻き上げると残り1mでスー。ばらしたか? で、水面見ると黒く細長い影が再びイワシにアタックしてきます。薄暗いので良く見えず、 食らい付いたと思う瞬間に合わせを入れるとスカ。 それでもタチウオは逃げることなく再びアタック。今度は間を十分に取ったところで確実に 食らい付いたのを確認し合わせを入れるとて強烈な引き。船底へ一気へ走って行きます。 ギュイーン、気持ちいい~。サイトでタチウオ釣るなんて初めての経験です。 引きは結構なものですが、こんな事もあろうかとリーダ(フロロ)7号にしてたので余裕の ゴボウ抜き。揚がってきたのは、 130cmオーバのドラゴンさんでした。 この後、タチウオは水面近くに寄ってきて、テンヤには見向きせず釣れなくなりました。 そこで、胴付き仕掛けにイワシ切り身を付けて水面3mにぶら下げると、ドドドン!と 来ました。120cmと110cmの2つを追加。 タチウオのサイトフィッシングも胴付きで釣るのも初めての体験で驚くばかり。 この後、ベルトサイズが連発。ちょうど飽きたころにアタリがさっぱりなくなり暇に。 そのまま夜明けを迎えました。 夜が明けたので、水深65mのポイントへ1時間掛けて移動。その間私は船室ベッドで 仮眠を取って、次の釣りに備えます。 で、その次の釣りってのがこんなの。エエーーッ。 ごっつい竿にごっついリール付けて、40cm~50cmのPescadaやCorvinaやちょっと 変わったタラを束釣りするんです。このおじさん、4点掛けでリールグリグリ巻いてました。 皆、60Lくらいの発砲スチロールを用意して来てたのですが、この為だったんです。 仕掛けを降ろす度に釣れて来ます。誰一人ポイせず、『帰ったら友達皆とバーベキューして 食べるんだ!』と。 『こんなヘビータックルは用意してないし、食べてもイマイチっぽいのばかりだし、どう しよーなかー』と思案。 で、日本から持ってきたアジ用サビキを水面5mに置くと(コマセ無し)、しばらくして カツオがガツン! それにシイラが食い付いてカツオ君はボロボロ。 次も水面近くに置くとやはりカツオ。 『丸ソウダなら要らないや』でポイしようとすると船頭が『捨てるな、うまいぞ!』と 言うので、エラ・内臓取って血を抜いて2つだけキープ。 カツオは横走ってオマツリして面倒なのでそれを避けて水面から10mまで降ろすと 今度はアジが食ってきました。よっしゃ、これを待ってました! これで嫁リクエストにも応えられます。(嫁の好きなもの少しは釣らないと次が行きに くいのです。) 25cm程度のが3つ付くとかなり引いてくれます。マアジより尻尾が大きく、良く 泳ぎます。ハリス3号なのでゆっくり巻き上げての取り込み。 仕掛け同じタナに再度投入するとこれまた結構な引き。揚ると初めて見るアジの仲間。 これもうまそう。 この後少し魚を追加して午後2時納竿。なんと釣り時間15時間でした。 ブラジル人は皆さんデカい発砲スチロール満タンでご満悦。私もタチウオ含めそれなりに 楽しませてもらいました。 帰りは港まで4時間。船室で仮眠を取って体力回復。工場までVANで戻ってその中でも ゆっくり出来たので、家に戻った頃も魚を捌く気力は十分。 さーて、ここからはクッキングタイム。 先にアジとPescadaの小物を一夜干しに。(写真は翌日撮影) 次に、足の早いチビカツオを。(何カツオでしょうか?) 思ったより血合いが少なく、刺身で頂きましたが結構美味かったです。船頭が言うのも 頷けます。ナメロウにもしてみましたが、これもGood。(ちょっと潰し過ぎたかな?) その次にアジの仲間(名前知りません...) 程よく脂乗ってて刺身も塩焼きもベリーGood。やっぱりアジはいいですねー。 その後、ドラゴンの皮引いた刺身と皮付しゃぶしゃぶと塩焼きに。 写真:左上ニベ、左中アジ、右タチウオ、手前カツオ これが美味い!美味い!美味い! 甘味が強いです。嫁も絶賛。二人してバクバク。 正直、ブラジルに来てから食べた魚では外食含めてこのタチウオが一番!! 日本でタチウオってこんなにおいしかったかな? と思うくらい。 『ブラジルのタチウオは大きいばかりで味はイマイチかな?』って勝手に思ってたので本当 にビックリ。あと2匹あるし、と思うとニンマリです。 この後、海鮮丼で〆て幸せ感じながら午前1時、満腹気持ちの良い就寝となりました。 さて次は6月7日、8日に再び同じところへ船釣りに。タチウオまた釣りたいなー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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