ごあいさつ重ねていく内にそれなりに自分の進む道というのは見えてくるものと思 っていました。 ところがそうでもないですね。時には自分が考えていたことの想定の 外側にあるようなことが起こるとがあるのです。 私の場合、大学を卒業して就職し、30手前で結婚して、その後36 までにふたりの子を授かりました。そして「ああ、自分はふつうに行け ば今の仕事を定年まで勤めて子供をなんとか社会に送り出し、妻と二人 で静かな余生を…」なんて思っていたのですが、いやはや人生とはわか るぬものです。 何がって? それは36にしてまた学生になっちゃったことです。それも大学院生 …。その学生生活は1年間という短い期間でしたが本当に有意義な1年 間でした。 それもあっという間に終わって、これでふつうの勤め人に戻る予定で したが、これまた運命のいたずらってやつで、今度はこの夏(2004 年)に約2ヶ月間、アメリカの大学に短期留学することになりました。 本当に不思議なものです。 36にしてふつうの勤め人が大学院生になり、37歳にして今度はア メリカに留学する…。こんなことは私の人生計算には含まれていません でした。 そこでこれから始まる、37歳のおっさんのアメリカ留学体験記を日 記につづろうと思っています。 きっと楽しいこと、びっくり、こわい、苦しいなどいろんなことがあ るはずです。 そんな珍道中の日々をお寄りいただいたみなさまに楽しんでいただけ れば幸いに思っています。 |