Red Pepperで創作タイ料理
昨日の東京地方は風が少々強かったけど、快晴の秋晴れで絶好の行楽日和でした。私たちは久しぶりに友人が主宰する月例ワイン会に参加してきました。帰宅したのは午前1時頃・・・、今朝は昨夜の飲み過ぎを引きずっています。ということで、ブログ更新が遅くなってしまいました。さてさて、今日のエントリーはタイ旅行で1泊したバンコク市内のホテルの近くで食べた晩ご飯を紹介します。これまで拙ブログで紹介してきた通り、この旅行中は様々なタイ料理を食べてきましたが、バンコク滞在で最後にタイ料理で締めくくろうってことになりました。利用したお店は「Red Pepper」という創作タイ料理のお店で、宿泊したホテルの平行するSoi(ソイ:路地)にあったので、歩いて5分くらいでアクセスできました。お店はREMBRANDT HOTEL(レンブラントホテル)のサービスアパートメント側の1階にあるので、通りからもよく目立っていました。私たちがお店に入ったときは時間がまだ早かったせいか、私たちの他のお客さんは気の良さそうな欧米人のおじさんのお一人様だけで70席ほどあったテーブルはガラガラでした。暑いバンコクですので、最初の1杯目も、そしてその後もずっとビールを飲みました。シンハビールを注文したところ、枝豆がお通しで付いてきました。「ビールと枝豆」というゴールデンコンビを実現するのは日本だけかと思っていましたが、タイでも一般的なんでしょうかねぇ。それとも、タイ駐在日本人が広めたことなのでしょうか?、真相は定かではありません。ここからは注文したお料理が次々とテーブルに並んでいきました。これまたビールに良く合うタイ風さつま揚げの「Tod Maan Pla」(トッド・マン・プラ)です。添えられているバジルの葉っぱも一緒に揚げているようで、カリカリになっていました。チリパウダーが初めから練り込まれているので、ややピリ辛の味付けですが、レモングラス?と思われるものも練り込んであって爽やかな酸味も感じました。↑タイ料理と言えば、「Tom Yam Goong」(トム・ヤム・クン)ですね。今回のタイ旅行で初めて注文してみました。画像の分量は1ポーションを2人で分けたものです。ブイヤベース、ボルシチ、フカヒレスープなどと並び、世界でよく知られているスープの一つですね。う~んいただいたこのトムヤムクンは、海老ミソもしっかり溶け込んでいて、旨味と酸味、そして辛味の具合が絶妙でした。辛さで言うと、ちょっと控え目でしたけど、これもお店の特徴だと思います。日本の味噌汁だって、お店のダシによって全然違うというのと同じです。次に「Nuea Phad Nam Man Noy」という、「牛肉とオニオン、マッシュルーム、青ネギのオイスターソース炒め」が出てきました。ここから紹介する料理はいずれも1ポーションで、これを2人でシェアして食べています。トップは大きめの赤唐辛子が一つのっていました・・・こちらのお店の名前「Red Pepper」のとおりですね。盛り付け方が綺麗で味付けは中華料理っぽい感じでしたが、所々感じることができる辛味などはタイ料理の基本を踏襲していたと思います。すぐ上で紹介したようなオイスター炒めと一緒に食べる炭水化物は、炒飯でもなく、焼きそばでもなく、やはり「白いご飯」じゃないとダメですよね。これはいわゆる「プレーンライス」で「Khao Suay」(カーオ・スワイ)と言われるものです。香り米(ジャスミンライス)なので、そのままでも美味しく食べられますけど、やはりおかずと一緒に食べるのが良いですね。お弁当箱に入れたご飯をひっくり返したような「直方体」のご飯は、盛り付け方だけでもインパクトがありました。最後に紹介するのは「Tao Hoo Tod Phad Khing」、えーっと「揚げ豆腐とキクラゲ、ショウガ、青ネギの炒め物」だったかなぁ・・・スイマセン、正確な料理名を失念してしまいました。季節のオススメメニューとして、レギュラーメニューではなくテーブル上にあった別記のメニューカードに載っていたものをオーダーしたものです。円筒状の豆腐を1.5cmほどの厚さでカットし、薄目の衣をつけて揚げてありました。野菜がたっぷり入っていて、ボリュームがありそうですが、前述の「ご飯」をもう1皿おかわりしたかったほど、止まらずにお箸が進んでしまいました。味付けは醤油ベースでしたが、辛味はほとんどありませんでした。この日の晩ご飯で食べたものは以上です。ビール2本を含めた飲食したもの全部のお会計がグロスで1430バーツ(4200円)、税(7%)とサービス料(10%)を含めて、1683バーツ(約5000円)でした。ホテル内のレストランなので、ちょっと高いかなという感じでしたが、実は2本飲んだビールだけで560バーツ(1600円超)だったのが高くなってしまった原因で、お料理1品の値段は150~300バーツほどでしたから、それほど高いという感じではありませんでした。アルコールを飲まずに、ちょっと洗練されたタイ料理を食べたいという方にはピッタリのお店だと思います。バンコク滞在記は、明日以降もまだ続きます。---------------------------------------------Contemporary Thai DiningRED PEPPERRembrandt Hotel & Towers,Sukhumvit Soi 18、Bangkok 10110Reservations: +66-(2)-261-7100 ext.7540※住所ではSoi 18とありますけど、Soi 20からの方がアクセスが容易です。