2009/07/24(金)03:57
「薮伊豆」のどんぶりセット
先週木曜日の7月16日、二重橋前の馬場先門にある東京商工会議所に用事があったので、ランチタイムを少し遅れたぐらいに先方へ向かいました。
ふと気付くと、窓口は13時まで昼休みでクローズだったことを思い出し、まだランチ前でしたので、そのまま霞が関方面に歩いていき、どこかで何かお店を見つけて食べることを計画しました。
霞が関周辺には路面店が少なく、食べるなら中央官庁の職員向け食堂がいいかなっていうことで、一般の人でも利用可能な農林水産省・北別館の食堂に行ってみることにしました。
霞が関近くの会社に勤務していても、中央官庁には易々と近づけないもの・・。
職場の一番近くにある特許庁の食堂には何度か利用したことがありますが、それこそ「本丸」に入るのには仕事上で用事が無ければ難しくなっています。
特に、厚生労働省OBの方が狙われて不幸にも亡くなってしまった事件以降、更に入構時のセキュリティが厳しくなっています。
そういう中、入館時にIDカードを提示する必要がなく、比較的アクセスし易い農林水産省の食堂に初めて訪れることにしました。
利用出来る食堂は2ヶ所あって、和食・丼モノなど定食類を扱う「お鉢の台所」というお店と、うどん・そばの「薮伊豆」となっていました。
この日は外も蒸し暑く、朝もガッツリ食べていたため、それほど食欲がありませんでしたので、より軽そうな「薮伊豆」の方に入ってみることに。
ところで、「薮伊豆」と言えば、日本橋にある老舗の蕎麦屋さんだって頭に浮かびますが、ホームページにも池袋支店のこと以外は記述がありませんので、そちらの支店ではなさそうです。
また、確か国会議事堂の衆参両院には、やはり「薮伊豆」という名前のそば・うどん店があったと思いますが、こちらは更に入ることが許されない場所ですので、確かめようもないワケですが・・・。
お店は最初に券売機で食券(色がついたアクリル製の札)を買い、それをカウンターに見せてその場で作ってもらうセルフサービス方式でした。
私が注文したのは「どんぶりセット」(確か530円?ほど)で、丼に入ったご飯に小さなお蕎麦がついているというものでした。
これに加えて小鉢には、「野菜の煮付け」が少しだけ入っていました。
この日に「どんぶりご飯」は、上画像の「豚肉とタマネギのあんかけ丼」でした。
トッピングされている具よりも若干ご飯の方が多めでしたが、「あんかけ」そのものには割と濃いめに塩味が効いていたので、難なく食べることができました。
ご飯はところどころ固まっていたりしていましたが、このようなあんかけを混ぜ混ぜして食べれば、特に気になることはありません。
続いて、お蕎麦の方は、ワカメをトッピングした蕎麦にはじめから「つゆ」がかかった「ぶっかけ蕎麦」のスタイルでした。
う~ん、こういうランチ定食に付いているお蕎麦にしては、結構蕎麦の香りを感じることができました。
これを食べたとき、お蕎麦の単独メニューにすれば良かったとその場で「学習」しました。
夏らしいメニューの「ぶっかけ蕎麦」をツルツルっと食べることができました。これはアタリだったと思います。
昔からよく聞く都市伝説で「農林水産省内の食堂では美味しいモノが食べられるらしい」というのがありますが、実際に食べて私が抱いた感想は「味はごくごく普通、でも全体的に値段が安い」ということでした。
お近くに用事がある方は是非利用してみてください。
私も機会あれば、今度は「お鉢の台所」のお店を利用してみたいと思います。