2010/11/05(金)03:05
「キッチンジロー」外神田店で食べたランチ
今日のエントリーは、先月30日(土)に東ティモールから技術研修を受けるために来日している研修員2名の休日アテンドで秋葉原に連れて行った際に食べたランチを紹介します。
この日は台風14号の関東接近の影響で、前日からずっと冷たい雨が降り続いていました。
彼らを宿泊先施設に訪ねていくと、土曜日で休日だけあって、そこに常備されている貸し傘が全て持ち出されている状況でした。
仕方なく、売店で傘を2本購入(1本1050円)して、幡ヶ谷から新宿経由で秋葉原に向かいました。
先月末にアップしたエントリーでも少し触れましたが、彼らの優先度ナンバーワンは「英語OS搭載の中古ノートパソコン」です。
いわゆる、メーカーが力を入れている「再生(リフレッシュ)PC」の部類だと思いますが、英語版のWindows XPが載っていて、さらにキーボードも英語仕様のものです。
メイドインジャパンのTOSHIBA製、メモリが1GB、ハードディスク容量は80GBと少なめですが、マルチDVDディスクトレイがビルトインされていて、33000円というものです。
各自1台ずつ、同じスペックのマシンをお買い上げしていましたね。
一通り買い物が済んだので、台風も近付いていたこともあって、ランチを秋葉原で食べたら、撤収しようという話にしていました。
一応、彼らにリクエストを尋ねたところ、特に希望はないし、食べられないものもないという回答でした。
そこで、都内各地にお店を構える洋食レストランチェーン「キッチンジロー」の秋葉原にあるお店(正確な店名は所在地に忠実に「外神田店」)で食べることにし、ちょうど3名様でテーブル席が空いていたので、そこに座ることになりました。
このお店は「全席禁煙」なので、私でもオールタイム利用が可能です。
また、時間を問わず、グランドメニュー14品目の中から好みのものを2つ選ぶことができます。
その2品にご飯と豚汁がついて890円という均一価格になっています。
英語メニューなどありませんでしたので、私がインドネシア語のメニュー名に翻訳してあげると、彼らは「カレーライス」(これの場合、ご飯がセットされています)と「スタミナ焼き」という2品を選びました。
私も彼らと同じメニューとし、都合3人前を注文しました。
↑まずコチラが「スタミナ焼き」です。
豚肉の甘辛炒めにせんキャベツが添えられているものでしたが、同店のホームページによると、「昔コックが隠れて食べていた賄い料理。今では人気の料理です。」という記述がありました。
お店の外が少々寒くても、元気の源が湧いてくる感じの素朴な肉炒めで、お肉とタマネギの比率も絶妙でしたね。
白いご飯が欲しくなるおかずでしたが、この日は「カレー」を選んでしまっていますので、ガッツリとメシを掻きこむことは出来ませんでした。
続いてはどれを注文しても必ず付いてくる「豚汁」です。
細かくカットされた豚バラ肉をはじめ、大根、ニンジン、牛蒡などがたっぷりと入った具沢山の豚汁で、体がポカポカと温まってくるのがよく分かりました。
お箸が上手く使えない彼らは、スプーンを使ってスープを飲むように食べていました。
↑コチラが2品目として選んだ「カレー」です。
こうして画像でレビューすると、なぜか笑いがこみ上げてきてしまう「ビーフカレーライス」です。
薄くスライスされた牛肉が結構たくさん入っていて、松屋さんの「カレギュウ」や、すき家さんの「牛あいがけカレー」みたいな感じになっていました。
画像では分かりにくいと思いますが、ライスの量も結構なボリュームでした。
恐らく、このビーフカレーだけで1000kcal近いカロリーがあったと思われます。
大概、よく食べる印象の東ティモール人ですが、さすがにこれだけ食べれば、2人とも「kenyang(クニャン:満腹の意味)」だと言っていましたね。
勿論、私だってお腹がいっぱいでした。(笑)
お会計をしようとすると、研修員の1人が「私が払う」と言って、3人分をまとめて払ってくれました。
後で私一人分を払おうとすると、頑なに拒否されて受け取って貰えませんでした。
休日アテンドをしている私に気を遣っていることは分かりましたし、彼らなりの感謝の気持ちだということで、900円足らずでしたが有り難くおごってもらうことにしました・・・まさしく、Obrigado(オブリガード)でしたね。
今日のエントリーは以上です。