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カテゴリ:ワイン
Taketoshi@バンコクです。
昨日ブリュッセルを発って、バンコク空港に予定よりも早く到着しました。 ホテルのアーリーチェックインができたので、ホテルのお部屋からネット接続しています。 本日、バンコクで1泊して、明日土曜日の昼便で羽田空港に向かいます。 さてさて、今日のエントリーは昨日に引き続いて、「その2」としてモエ・エ・シャンドンのカーヴツアーを紹介します。 カーヴツアーの内容を紹介する前に、今回訪れた「モエ・エ・シャンドン」の本社社屋を撮影してみました。 後ほど紹介する同社自慢の地下カーヴもさることながら、この社屋も世界で最も有名なシャンパーニュハウスの名前に恥じない立派な建物でした。 相方さんにお願いして旅行に出発する前にカーヴ見学ツアーの個人申し込みをして予約をしていました。 カーヴ見学の受付を済ませると、上画像のようなチケットが3枚発行されました。 画像の一番下にあるのは同博物館記念チケットの裏面です。 なお、緑色のチケットはグループ分けを示すもので、この日の11時スタートの使用言語は「英語」のグループになっていました。 チケットの裏側に書いてあった注意書きには「アルコールレベルをチェックしたい場合は、呼気テストが受けられます」となっています。 フランス人というか、フランスでは少々アルコールが入っても車の運転しているドライバーは「当たり前」ということなんでしょうかねぇ。(笑) 年間を通じて気温が約11度ぐらい、高めの湿度に保たれているという地下のカーヴは、3層(地下3階)あって、アッサンブラージュ、リキュール・ド・ティラージュの後、瓶詰めして二次醗酵以降のシャンパーニュの製造工程がほぼ全て地下の中で完結します。 見学コースの通路の両側には瓶詰めされたシャンパーニュのボトルが所狭しに積み上げられていました。 ややピンボケですが、瓶内での醗酵・熟成をして静かに誕生を待っているストックの一部です。 上の2段の数字は仕込み担当者の暗号みたいなものだそうで、一番下に書かれている【9615】はこのセクションに積まれている本数を示しています。 二次発酵によって出来た澱(おり)やその他の沈殿物を瓶から取り除きやすくする「ルミュアージュ」(動瓶)という瓶の口に集める作業をするため、シャンパーニュのボトルがネックの部分を下にしてラックに納められています。 ルミュールと呼ばれる専門の職人さんが毎日瓶を少しずつスライドさせて、時間をかけて澱をボトル上部に集めていく気の遠くなる作業です。 最近では「動瓶」の作業を機械による自動化も進んでいるようですが、コチラでは全て手作業で行っているとのことです。 あっという間に、見学コースの説明が終了して、ブティック(売店)のコーナーにやってきました。 上画像はエントランスの上部に吊されていたフルートグラスを700個使って作っているという巨大なシャンデリア風の飾りです。 この形のシャンパーニュグラスもモエ・エ・シャンドンが広めたものだそうです・・・う~ん、勉強になるなぁ。 フルートグラスのシャンデリアを下から眺めたところを撮影してみました。 グラスの足の部分が丸いため、こうして見ると全体が鞠のようになっているみたいに見えます。 最後にお待ちかねの「テイスティング」があります。 ソムリエの方が、それぞれの見学チケットの値段に応じたアイテムをグラスに注いでくれます。 右に写っている女性はユミさんという日本人の方で、今回のツアーガイドを担当してくれました。 案内は全て英語ですが、日本人ということで私にはとても分かりやすい英語で大変助かりました。 私達が選んだのは2002年のビンテージシャンパーニュで、普通のものとロゼの2種類いただきました。 コレ、見学コースで試飲できるアイテムの中で一番高いもので、見学料込みで1人28ユーロでした。 日本国内のレストランなどで、同じものをグラスシャンパーニュとして飲むと、恐らく1500円以上の値が付くと思いますので、値段は少々高めでも納得できる値段でした。 ↑この画像もややピンボケになってしまいましたが、この2杯をグラスでいただくことが出来ました。 空きっ腹だったこともあって、胃にガツンときましたが、反面の喉が渇いていたこともあってゴクゴクと飲み干してしまいました。 特にロゼシャンパーニュの方は、ここ最近飲んだロゼの泡モノの中で群を抜いて美味しいと感じました。 ここでクマさんも一緒に記念撮影してみました。 最後に紹介するのは、ブティックで売っていた「ドン・ペリ二オン」の数量限定カラーエチケット版のボトルです。 この後も旅行が続きますし、スーツケースに入れてキャリーするのはリスクもありますし、品質劣化にもなりかねませんので、お土産は諦めて何も買わずにモエ・エ・シャンドンをあとにしました。 本当はリーデル社製のフルートグラスで、モエ・エ・シャンドンのロゴがグラスに入っている6個セットのもの(90ユーロでした)が喉から手が出るほど欲しかったのですが、コチラも運搬の問題等を考えて泣く泣く諦めました。 今日のエントリーは以上です。 明日のエントリーでは、エペルネからパリに戻ってからの様子を画像で紹介する予定です。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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今日もヘンな時間に目が醒めてしまいました。
逆にこれだと、帰国後に時差ボケの影響少なくてすむかなとも思ってます。 「モエエシャンドン」ですが、アタマの中で「萌え~シャンドン」と変換してるのは、ボクだけではありますまい。 (November 25, 2011 11:33:36 AM) |