Taketoshiのヨッパー部屋 <Enak saja!>

2012/10/11(木)03:51

「ル・シュバール・ジングウマエ」のレストランウィークディナー

フレンチ(24)

今日のエントリーは、「ル・シュバール ジングウマエ」というお店で10月6日(土)に「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク」の特別メニューとして予約して食べたものを紹介します。 レストランウィークとは、開催期間中の2週間、このイベントに協賛している参加店でレストランウィークメニューとして、ランチは2012円、ディナーは5000円という均一価格(共に税・サ混み)で各店のサービス、お料理、雰囲気が味わえるというものです。 Diners Clubというクレジットカード会社がスポンサーになっていますが、私自身は天下の「大茄子カード」なんぞは勿論、持っていません。 兄弟カード会社の「シティカード」のメンバーということで、一般の利用者さんでは予約を受け付けていない時期から「先行予約」が出来るため、そのメリットを生かして、今回同店を利用してみました。 18時からの予約でしたが、もう周りはすっかり日が暮れていました。 「ル・シュバール ジングウマエ」という店名の通り、お店は東京・原宿の神宮前エリアの裏通りにひっそりと佇んでいます。 と言っても、地下1階のお店なので、一軒家レストランという趣はありませんでした。 カード特典の先行予約をしたゲストには、食前酒または烏龍茶(なぜウーロン茶なのか不明ですが)がお店から無料でいただけるとのことでしたので、当たり前のように「スパークリングワイン」(クレマン・ド・ボルドーかな?)をいただきました。 フルートグラスの向こうにはガラスでモザイク処理したようになった相方さんの姿が写っています。 特別コースディナーの構成は、【前菜・メイン・デザート・食後の飲み物】となっており、全ての参加店で統一されていますが、内容についてはお店に任されています。 上画像は恰も「しば漬け」のように見えますが、実は「アミューズブーシュ」として出された「太刀魚のエスカベッシュ ビーツ添え」(スイマセン、メニュー名はうろ覚え)です。 南蛮漬け風に味付けられた「太刀魚」は、ビーツの甘さの助けを借りなくても臭みがほとんど無く、新鮮なものだということが分かります。 このアミューズブーシュをいただいただけで、これに続く前菜やメインのお料理も期待できると確信しました。 ↑コチラは前菜が出てくる直前にサーブされたバゲットです。 かなり表面がカチンカチンに固かったので、歯が悪い方だと食べるだけでも難儀なタイプのバゲットでした。 それでも、添えられていた無塩バター(エシレ風?)が美味しくて、お料理のお供にしておくだけでは勿体ないと思うほど美味しくいただきました。 ワイン好きさんには、このバゲットとバター、少量のチーズだけあれば「ヨッパー」になれると思います。 ↑コチラは前菜の「契約農家から届く感動野菜のモザイク」というプレートです。 ぐるなびやお店のオフィシャルホームページにも画像付きで紹介されているこのメニューは、オーナーシェフ渾身の1皿だというのが分かります。 詳しい野菜の名前までは忘れてしまいましたが、カブ、大根、パプリカ、ズッキーニ、トマト、茄子、カボチャ、ジャガイモまで1皿の上に綺麗に並んで飾られています。 各野菜にはアンチョビを潰してオリーブオイルと混ぜあわせたピューレがトッピングされていて、このペーストの塩気によって、これらの野菜には塩ではなく、アンチョビソースとお皿に塗ってあるフランボワーズを絡めていただくようになっていました。 ど真ん中に鎮座している「天使の海老」はミソは勿論、殻も全部食べることができますので、この前菜を食べ終わった後のお皿には何も残りません。 最初のスパークリングワインを順調に飲み干した後は、↑こちらのBourgogne Hautes-Cotes de Nuits 2009(ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ 2009)という白ワイン(7500円)を開けてもらいました。 ドメーヌ ミシェル・グロとしては珍しいシャルドネ100%の白ワインで、若いこともあってとてもフレッシュでした。 凝縮した果実味と酸のバランスがよく、このタイミングで開けるのも良いですが、もう少し置いても全然問題ないと思わせる力強さを感じました。 今回、お料理とは別に注文したワインはこの1本のみです。 コレに限らず、ワインリストに載っていたアイテムの値付けは、市価の2.5倍の値段が標準的でしたので、ちょっと高めだなと思いました。 ↑コチラはメインディッシュの「黒毛和牛ホホ肉のブレゼ 黒胡椒とバニュルスヴィネガー風味」です。 特別コースは肉料理と魚料理のどちらか1つを選べるようになっていましたので、相方さんは魚料理を私は肉料理を選びました。 この「黒毛和牛ホホ肉のブレゼ」もシェフのスペシャリテで、自信の一皿のようでした。 トロトロに煮込んであるホホ肉はナイフがなくても簡単に崩れるほど柔らかくなっていました。 味付けが甘めということもあって、気が付くと「バゲット」や「ワイン」がジャンジャン進んでしまうという危険性も孕んでいました。 メインディッシュの後に、↑コチラはデザートが出てきました。 他のテーブルで先に出ているものをチラ見したところ、私があまり得意ではない「モンブラン」が含まれていたため、サーブされる直前に「モンブラン抜き」のリクエストをした結果が上画像の内容になっていました。 肉料理を食べた直後ということもあって、この中では中央手前に写っている「洋梨のコンポート」が一番良かったです。 食後のドリンクには、↑「フレッシュハーブティ」を選んでみました。 この日もボトル1本の白ワインをすっかり空にしていましたので、かなり「ヨッパー」でしたが、このハーブティを最後にゆっくりいただくことで、少しは落ち着くことができたと思います。 今回、レストランウィークで初めて利用させてもらった「ル・シュバール」さん、次回はコースではなくワインを飲みながらアラカルトで何品かをいただくスタイルで是非とも再訪したいと思います。 今日のエントリーは以上です。

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