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テーマ:●食べた物の画像♪(84911)
カテゴリ:そば・うどん
今日のエントリーは会津・磐梯地方に旅行した6月10日(月)のランチで食べた「天もり蕎麦」を紹介します。
今回の1泊2日で福島県を旅したわけですが、旅行中1回は蕎麦を食べようと考えていたところ、【ペンションフレージュ】のオーナーに桧原湖の北にある蕎麦屋さんを紹介してもいましたので、勧められるまま勢いで2名で「予約」してもらって、五色沼湖沼群を散策した後、お店に向かってみました。 ↑こちらがペンションオーナーもプライベートで足繁く通っているという【蕎麦古家(そばごや)】の店構えです。 看板や暖簾に記されている屋号は右から始まって左に書いてあるので【家古麦蕎】となっています。 立て看板には「本物蕎麦」と書いてありましたが、"本物"と謳っているからにはそれなりのコダワリがあることが分かります。 ↑お店の入り口には表札と別の立て看板が掲げられていました。 立て看板には『幻 桧原そば専門の店』と書いてあります。 実のところ、「桧原そば」というものがあるということは知りませんでしたが、後で店主に聞いたところ、この辺りで昔から作付けされている地蕎麦だそうです。 後述する「天もり蕎麦」は、その「桧原そば」のみで打った蕎麦とのことです。 ↑店内の様子です。 築90年ぐらいの古民家の囲炉裏端を囲むような感じで板張りの床に直に座るスタイルになっていました。 初夏ということで、囲炉裏に火は入っていませんでしたが、趣が良い感じでした。 メニューは上画像の「天もり蕎麦」と「もり蕎麦」の2つしかありませんでした。 滅多に来ることができない場所にあるお蕎麦屋さんですので、ちょっと頑張って岩魚と地元野菜の天ぷら盛り合わせが付いた「天もり蕎麦」(1380円)を注文しました。 平日月曜日ということで、正午頃にお店に入りましたが、お客さんは私達1組だけでした。 注文すると、店主が厨房に消えていき、私たちが注文した蕎麦と天ぷらの調理を始めました。 待つこと10分以内で注文した「天もり蕎麦」が出てきました。 ↑これがデフォの並盛りで、もり蕎麦と天ぷらの盛り合わせ、伽羅蕗、薬味という構成になっていました。 ↑コチラが桧原そばで打ったという「もり蕎麦」のアップ画像です。 普通のそば汁も付いてきましたが、最初は一つ前の画像左下にある「水」に浸して食べて欲しいと言われましたので、それに従ってみました。 「水」だけで啜っても、思ったほど蕎麦の香りが立ってきませんでしたが、素朴でソフトな感じの蕎麦だということは分かりました。 地蕎麦が栽培されたエリアとほぼ同じ所で採取した水で打っているというアドバンテージは感じます。 はっきり言って、好き嫌いが分かれるタイプの蕎麦ですが、少なくても私は「アリ」だと思いました。 これまで私が少ない経験で食べてきた蕎麦の中で、今回いただいた「もり蕎麦」をランキングすると上位には食い込んできませんでしたが、合格点以上はありました。 最後に紹介するのは、↑コチラの「天ぷら盛り合わせ」です。 一番手前にある細長い大きなものが「岩魚」の切り身です。 時期的にまだ切り身にして冷凍したものを使っているとのことですが、勿論この周辺で捕獲された岩魚だそうです。 臭みがほとんど無く、小骨があっても天ぷらにすることで柔らかくなっていて、食べやすかったです。 画像の一番左にあるゴボウのようなものは、茎の根元は普通の山菜のような味ですが、枝の方へ食べ進めていくに連れて徐々に味が変化して酸味が増してくるものでした。 店主に「コレ、何ですか?」と質問したところ、「ヤマブドウ」という種明かしをしてくれました。 ヤマブドウの天ぷら、人生で初めて食べました。 天ぷらの盛り合わせは、「岩魚」、「ヤマブドウ」の他にアスパラガス、南瓜などの地物野菜に隠れて、こしあんの饅頭の天ぷらも含まれていました。 饅頭の天ぷらには驚いてしまいました。 今回ランチで訪れた【蕎麦古家】さんは、4月の第4土曜日から11月第2日曜日まで、期間限定で営業しています。 しかも、6月や9月のオフシーズンは金曜日~月曜日までの週4日のみの営業になっています。 繁忙期は蕎麦が売り切れてしまうことも珍しくないとのことですから、事前予約して行かれることをオススメします。 今日のエントリーは以上です。 【蕎麦古家】 福島県耶麻郡北塩原村桧原字道前原1131-126 TEL:0241-34-2160 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 17, 2013 12:30:22 PM
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