天一のデパ地下イートインで食べた天丼
今日のエントリーは先週の3連休初日、7月16日(土)のランチで食べたデパ地下イートインの「天丼」を紹介します。利用したのは東武池袋店の地下2階(3番地)にある「天一」さんの天丼専門イートイン店でした。この日の朝、テレビの星占いで相方さんの山羊座のラッキーアイテムが「天丼」だったので、久しぶりに外メシで天丼を食べようという話になりました・・・単純すぎる理由でスイマセン。なぜ「天丼」なのかということについては、ツッコミどころ満載ですが、キーワードが「おでん」なら恐らくおでんを食べたでしょうし、「つけ麺」でも然りです。東武池袋店のデパ地下には、天一ブランドのお持ち帰り天ぷらが売られていて、その売り場の奥に「天丼専門」のイートインが常設されてます。銀座6丁目の本店(未知の領域)や都内各地にある支店、デパレス(デパートのレストラン街)にあるお店で「天丼」を食べると2500円~4000円もすることを考えれば、ここのイートイン店の価格設定は「デフュージョン」(defusion)的か、はたまた「天丼アウトレット」とも呼べるほどリーズナブルになっています。私は数量限定の「季節の天丼」(1,680円)を選びました。相方さんも同じものを食べたかったようですが、タイミング悪く私の注文でSOLD OUTになってしまいましたので、「天丼 竹」(1,050円)に赤だし(210円)を追加したものを注文していました。L字型カウンターの席数は7席ほどの狭い店内でした。デパ地下なので、お店は勿論「全席禁煙」でした。カウンター席から見えないところに調理場があって、そこで注文が入ってから、揚げ手のスタッフさんが天ぷらを次々と揚げていき、カウンターに入っているスタッフさんが天つゆで味を調えながら、白いご飯をよそった丼に盛り付けていく流れ作業になっていました。↑コチラが「季節の天丼」の全容です。天丼の他、お茶と香の物が添えられていました。この緑茶、こういった外メシで出されたお茶の中で、ここ最近ではずば抜けて美味しいものでした。「お茶が美味しいお店にハズレなし」という私のセオリーが当てはまる結果になるかどうか、天丼を食べる前から期待は高まるばかりでした。丼に所狭しと並べられている「天ぷら」を紹介します。画像だけみると、全てが一つにかたまっているように見えますが、スペースが限られているため、それぞれがくっついてしまっているためです。天ぷらは「獅子唐」が2つ、「海老」が2尾、「穴子」が1つ、「茗荷」が1つ、「小海老と子柱のかき揚げ」が1つ、「鱚(キス)」が1尾という豪華なラインナップでした。揚げ立ての天ぷらでサクサクの衣になっているところに「天丼専用つゆ」が満遍なく掛けられている訳ですが、決してベチャベチャした感じではなく、歯応えはしっかり残っていました。これだけの天ぷらを一度に食べても胃に靠れることはありません。ご飯はやや固めに炊かれていましたので、「天丼専用つゆ」と出会っても吸い込んでしまうことはなく、丁度良い具合に馴染んでいて、天ぷらとつゆ、ご飯の美味しさを余裕をもって楽しむことが出来ました。全体を通して、路面店やデパレス店から比べるとデフュージョン価格とは言え、かなり品質が高いと感じました。デパ地下イートインで食べられるものだと割り切れば、C/Pは決して悪くないと思います。また、お客さんのほとんどが私達の親世代の方々が多かったことも、シニア世代でもそれほどクドくなく、食べやすい天丼であることを証明しています。フランチャイズ天丼店の倍の値段は軽く越えていますが、一度は試してみる価値はあると思います。今日のエントリーは以上です。