毬の小部屋分家 週刊マリコベ

2007/07/15(日)23:08

待ち人来たらず

今日はお客さんがやってくるというので、 私たちは昨日から準備をして待っていました。 そのお客さんは相当な暴れん坊らしく、 道中、信号機も壊してしまったのだとか。 「あ~、黄色はこれですねぇ。赤は、こちらにありました。青は・・・見当たりません。」 大変不謹慎ですが、 テレビのレポーターの大真面目な実況中継が無性におかしかったのでした。 しかし、 待てど暮らせど私たちのところへお客さんが来る気配はありません。 どうやら気まぐれなお客さんはこちらへ上陸はせず、 関東沖へ方向を変えて行ってしまったのでした。 とーっても不謹慎なのだけれど、 私は子供の頃から 「大荒れの天気に家の中からそれを眺めている」 というシチュエーションが大好きでした。 北海道に台風が上陸することは滅多になかったのだけれど、 冬場の荒天は多かったからねぇ。 ゴウゴウと音を立てている猛吹雪の中、 安全な家の中でぬくぬくと過ごす幸せ。 猛吹雪というと、 私には楽しい記憶しか残っていないのです。 そのせいか、 今でも大雨だの台風だのと天気が荒れると、 何だかちょっとばかし嬉しくなってしまうのです。 さて、 今回関東にも台風が直撃するということで、 私たちは閉ざされてもいいように昨日のうちに買い物を済ませ、今日は丸1日自主的監禁生活をすべく物質的にも精神的にも準備をしておいたのでした。 食べるものはあるし、 今日はお休みなので遊び相手までいる。 いい天気だと、人間ついつい 「○○しなくっちゃ」 と、忙しくなってしまう(してしまう)のだけれど、 一旦「こんな日は外に出られない」とあきらめてしまうと、 丸一日を家で過ごすというのはなかなか快適で貴重な時間になるんだよ。 かなりの時間を好きなことに費やすことができるからね。 暴風雨を眺めながら食べるためのおいしいオヤツだって用意しちゃった。 なのに~、 アイツはやってこなかった。 お昼過ぎには雨が上がっちゃって薄日まで差してたよ。 (煙突はおフロやさんの煙突) ああ、 ちょっとコケちゃった。 本日の葛飾区の最高気温 26℃ / 現在の葛飾区の湿度 70%

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