134357 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2007.08.20
XML
カテゴリ:旅行けば
eire1.jpg

皆様こんにちは。
日刊マリコベは長らくお休みをいただいておりましたが、
本日より再開です。

さて、
日刊マリコベ編集長は8月11日から19日までアイルランドへ取材旅行(?)へ行っておりました。

イギリスの陰に隠れてしまっている、
ヨーロッパといえどもどこか影の薄いこのアイルランドという国。

eire2.jpg

私達夫婦はどこかのんびりとしたこの国に魅了されてしまい、
今回は3度目の渡航となりました。
世界には訪れるべき魅力的な国がまだまだたくさんあるというのに、
何とも酔狂なことよ。

魅力的な点はいろいろありますが、
その中のひとつが食べ物。

いやいや、
食べ物という点では、ありとあらゆる洗練された山海の珍味が集まるメトロポリス・トーキョーの方が格段に上でしょう。

それに対してアイルランドの料理はというと、
ただただ素朴という他にない。

しかし、
その素朴さがいいのです。
良くも悪くも素材をいじらないところが、
美食を食べつけない私達のツボにはまったとでも申しましょうか。

というわけで、
今回の私の旅のテーマは

「アイルランドを食べ尽くせ」。

もう可能な限り食べてやる、
と鼻息も荒く乗り込み食べてきたものをお伝えします。
しばらく続きますが、よろしかったらお付き合い下さいませ。

***

eire3.jpg

第一食目がどこにでもあるスターバックスのマフィンとコーヒーというのにはちょっとコケてしまわれるでしょうが、レンタカーを借りるために空港での食事になったので選択のしようがなくここで朝食。

到着した日に宿泊したホテルには朝食がついておらず、さらにその日の昼からの食事に備えて飛ばすのはまだ控えておこうと思い軽く食べようと思ったのですが、軽く食べようにもマフィンのでかいこと。その大きさはまるでおばけきのこのよう。

私には食べる勇気がなかったのでなるべく小さなものを選んだのですが、コーヒーもまたでかいこと。

一番小さなサイズを選んでもこの大きさ。500ccはある。
どう見ても日本の一番大きなサイズだよ。

この上となるともうほとんどビールジョッキに入ったコーヒー。

2人でひとつを頼めばよかったとのっけから後悔。

とにかくこの国の食べ物は

「多い」
「でかい」。

気をつけないと大変なことになってしまうのです。

さて、
上のものを我が国で食べようとするとだいたい980円程度で済むのですが、昨年の夏ごろからユーロがぐんぐん上がり続け、この頃には少し下がったもののそれでも1ユーロ163円ほど。なんと、1,600円(9.9ユーロ)もする高い高い朝食となったのでした。たったこれしか食べていないのに。

このユーロ高、
物価の高いアイルランドでこの先毎回目の玉が飛び出るような値段を付きつけられることになるのですが、私は果敢に食べることに挑みました。ユーロ高になんか負けてたまるものか。




・・・私は負けなかったのだけど、
夫は負けたりするんだな。
負けたというより、叩きのめされたと言った方がいいか。

さて、
この日の昼食はスープ。

eire4.jpg

どこでもスープを頼むと必ずパンがついてくるところがいいところ。
パンはブラウンブレッドまたはソーダブレッドといわれる発酵のいらない重曹を使ったアイルランド特有のパン。

繊維質のかたまりみたいなパンで、
ぼそぼそしているそれを初めて食べた時にはなかなか慣れなくてあまりおいしいと思えなかったのだけれど、前回行った時に少しずつそのおいしさがわかってきたのでした。

これは作る人それぞれのレシピがあり、
味もずいぶん変わってきます。

これは少し甘みがあり、
よく焼けた耳の部分が香ばしくてバターをたっぷり塗って食べるとおいしいこと。

スープはカボチャを思わせるような色ですが、
いろいろな野菜が溶け込んだやさしい味のスープでした。

塩はかなり控えめで、

eire5.jpg

各自で塩・胡椒で調味をするようになっていました。

我々が食事を取ったこの場所、
それは、

eire6.jpg

今やアイルランドを代表する陶芸家である
STEPHEN REARCE氏の工房にあるカフェ。

私は彼の作品

jug1.jpg

が好きなので、
今回はるばる工房までやって来たのでした。

このカフェの素敵なところは、
実際にその作品で飲んだり食べたりできるところ。

上のテーブルに並んだ食器を見ていると、
そのプロデュースのうまさに舌を巻きます。
これは思わず欲しくなってしまいますからね。

工房の前には素敵なオブジェがゴロゴロ。

eire7.jpg

こういうものを見ると
「いい風呂桶になるな」と思ってしまうあたり、
私はやはり日本人なのだなと思うのです。

eire8.jpg


本日の葛飾区の最低気温 28℃
本日の葛飾区の最高気温 34℃ 晴れ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007.08.20 19:38:16



© Rakuten Group, Inc.
X