毬の小部屋分家 週刊マリコベ

2007/11/06(火)15:05

土鍋大好き

食べ物(41)

この鍋に入っておりまするものはミネストローネ。 ミネストローネは以前「本日のスープ」にて登場しているのですが、 あれはサブメニューとしてのスープでした。 今回はメインとしてのミネストローネだよ。 帰りが遅くなる者がいたのだが、夜遅くにあれもこれも食べさせるのはちょいとばかし体に悪いので、こういうときには一つの鍋で完結させるのだ。 ・にんじん ・たまねぎ ・にんにく ・じゃがいも ・セロリ ・キャベツ ・トマト 野菜はこれだけ入っているし、 豆もベーコンもたっぷり入れて、たんぱく質もOK。 炭水化物にパスタも入れちまえ。 食べる際にはチーズもたっぷり振るよ。 とりあえずこれだけ食べておけば生きていられるぞという一品にするのだが、 「ごちそう感」を演出するのがこの土鍋。 まだ「ふつふつ」いっている熱々をドーンと出すと、 スープ皿やボウルに盛ったものとは違って見た目にも楽しいし、ある程度のボリュームもあるからね。 この寒い季節、アツアツをフウフウいいながら食べる楽しさよ。 私はこの土鍋というものが大好きでねぇ。 大きな土鍋はあくまでも鍋だけど、小さな土鍋は調理器具にもなればそのまま食器にもなるところがいいではありませんか。 私は冬場はシチューも土鍋に入れて食べちゃうよ。 出来上がったものを土鍋によそってそれを火にかけてそれをふつふつ煮立たせるのだけど、お皿と違って冷えにくいから熱いことが第一条件のお料理にはもってこいなんだなー。 おまけにフタがついている土鍋は、残ったものをそのまま入れて冷蔵庫にしまっておいて次の日そのまま火にかけて温めたらいいのだから、イレモノとしても大変優秀なんですね。 私はシチューをした翌日は、残ったものにチーズをかけて焼く「焼きシチュー」なんてのもよくします。 しかし、大したことのない食べ物でもアツアツで出てくると「これぞ最高の御馳走」という気がしてくるから不思議ですな。特に寒い季節はね。 逆に、熱くなければならない料理がぬるい状態で出てくるのは許せんのです。 どんなにおいしいものを出すお料理屋さんでも、ぬるいのが出てきた日にゃ私はもうそこへ行くことはないな。うまいものを食わせてやろうという気迫に欠けている証拠じゃないか。 さぁ、これからの季節、 熱いものを食べて体の中から温まって下さいまし。

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