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カテゴリ:器
3月末のことでした。
大送別会(大と小があった)から帰宅した夫が 「ほ~ら、オミヤゲだよ」と差し出した紙袋には包装紙に包まれた平べったい箱が。 「おお、チョコレートか♪」 と思って開けるとそこにはいわゆるカタログギフトと呼ばれるものが入っておりました。 (以前会社の創立記念で電子辞書をもらってきた際にもチョコレートと勘違いしたいやしい私。) クジ引きで当たったらしいのですが、その日最も良いと思われる景品だったそう。 最近では結婚式の引き出物の主流になりつつあるカタログギフト(以下カタログ)。 そこに掲載されている商品ならば何を選んでも良いという、 もらう側にとっては選択の余地があるなかなかよく考えられたものです。 このカタログ、人によっては好き嫌いが分かれるようですが、 私は大好き。 何故ならば 「制限された中で最大限の可能性を見出す」 という作業が楽しいからだよ。 グルメと品物の2冊に分かれたこのカタログ。 これを手にした瞬間私はまず自分に問いかけます。 「マリルレロ、お前は一体何を欲しているのだ?」 その問いかけに答えるために私はしばしカタログの中を旅するのだが、 「せっかくの機会にあんまり実用的なものをもらっても夢がないかなぁ」だとか、 「滅多に食べられないような豪華なチョコレートセットもいいけど、 一万円分ものチョコレートを食べてしまうというのもむなしいかなぁ」 などとうだうだ考えるのは実に楽しいもの。 毎晩寝床の中まで持ち込んで夫にあきれられたりもするけれど、 先に述べたように「制限された中で最大限の可能性を見出す」ことは一種のレクリエーションのよう。 ついつい熱中してしまいます。 そんなこんなで選ぶのに10日ほどかけて我が家にやってきたものは、 この美しい箱に入った 2客の白いティーカップ。 2月に北海道に行った際、帯広の菓子店でケーキと紅茶を頼んだのだけれど、 その時のお茶があまりにもおいしくてすっかり「ダージリン」スイッチが入ってしまった私。 しかも、その際平べったい紅茶専用のカップで香りを楽しみながら飲むという楽しみまで覚えてしまい、 「いつかそのようなカップが手に入ったらなぁ」と思っていた矢先のカタログだったので、 実はカタログを開いた瞬間にはもう欲しいものが決まっていたのでした。 しかし、選ぶのに10日間もかけたのはやはりカタログの醍醐味、 これを味わいたかったから。 我が家にはそれこそ売るほどのカップ&ソーサーなるものはありますが、 コーヒーやこってりとしたミルクティーが好きだった私の集めたものはみなどちらにも兼用で使えるようなタイプが多く、 このように繊細な色や香りのお茶を楽しむものはなかったのでもう嬉しいやら。 ティーカップとしてしか使えないというのがまた贅沢でいいこと。 毎日これで一杯のダージリンを飲むのが最近の私のもっぱらの楽しみ。 しかし、一杯だけというのがミソ。 まだ飲みたいという気持ちを翌日に持ち越すのがたまらないんだな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.04.19 14:02:30
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