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カテゴリ:旅行けば
お久しゅうございます。 皆様の週刊マリコベが帰って参りました。 長いこと何をしていたかというと、 2月の末に亡くなった祖父の納骨があったので私も参戦してきたのでした。 さて、一般の人々は東京から北海道へはどうやって行くのでしょう。 やはりここから出発する人がほとんどではないかと思い、私もここから出発してみました。 あゝ上野駅♪ (BY 井沢八郎) 陸続きではない北海道へ陸路で帰りたがるバカモノがほとんどを占めている我が家(2人中2人)では、 安くて早い飛行機のチケットよりもこちらの切符の方が断然価値が高い。 今回は私一人で行ったのですが、先日の夫の北海道出張をうらやましがる私にヤツは 「こんな切符持っているヒトにそんなこという資格はアリマセン!!」と。 今回の方法は「乗り継ぎ大作戦」と称して以前よく利用したものでした。 この度はほぼ3年ぶりの利用なのでもう楽しみで楽しみで5時起きも苦になりませんでしたわよ。 嬉しくてあまりにも早く家を出てしまったので上野駅で30分も待つことになったけど、それでも楽しいの。 早朝の新幹線はやはりビジネス客が多くを占めているようです。 久々の東北新幹線にも鼻血も出んばかりに大コーフンの私。 見慣れた東京近郊の景色も新幹線から見ると何て新鮮なんでしょう。 それらを見ながら頬張る駅売りの大したことのないサンドウィッチがえらく美味に感じるぜ。 朝食後は仙台まで爆睡。 仙台から八戸までは首を90度に曲げてマドにへばりつきますが、 北上するにつれて緑の濃さがだんだんと淡くなっていったり、 田んぼの稲の成長が巻き戻しされていく様子を眺めるのが実に楽しいのだよ。 朝7時2分に発車した新幹線が八戸に到着したのは定刻の10時3分。 わずか3時間で八戸とは。 東北新幹線が盛岡までしか行ってなかった頃は盛岡から八戸までも結構な時間がかかったものです。 隔世の感がありますな。 八戸では函館行きの特急・スーパー白鳥に乗り換え。 新幹線も楽しいことは楽しいが、鉄道の旅の醍醐味はやはり地面に敷かれたレールの上を走ること。 新幹線から在来線に乗り換えると、何でも間近に見ることができて車窓が一層楽しいねぇ。 青森駅では進行方向が変わるので寝ている人を叩き起こして座席の向きを変えます。 これを知らずに青森手前で弁当に手をつけて慌てていたサラリーマン君よ、函館まで行くのならまだ弁当広げちゃイカンよ。 青森出発して通過する駅をよーく目を凝らして見てみよう。 「蓬田駅」(よもぎた)を過ぎると間もなく右手に海が現れます。 弁当を広げるならここだ。どうせ食べるなら車窓が楽しい方がいいぞ。 お弁当を広げるのが遅すぎてもいけません。青函トンネルに入ってしまいますからね。 何も見えないところで食べても面白くないので私は青森からトンネルに入るまでにお弁当を終えてトンネル内に入っている約30分は寝てしまいます。 さて、トンネルを抜けるといよいよ北海道ですよ。 間もなく右手に海が見えて参ります。青森の海を楽しんだ後は北海道の海を楽しみましょう。 天気のいい日にキラキラ光る海を眺めることほど楽しいことはありません。 このようにフルに海を楽しむためには八戸-函館間の特急の指定席を取る際には D席 と指定しましょうね。私は必ず「D席だよ」と、くどいほどに念を押してから切符を買います。 10時15分に八戸を出発した特急は定刻から少々遅れて13時20分頃函館到着。 乗り継ぎ大作戦のラストランナーは 札幌行きの特急・北斗11号。 乗り継ぎ大作戦のハイライトとも言えるのはここ函館からです。 函館を発車したらボヤ~っとしてはいけませんよ。 まずは大沼が見え、 そして駒ケ岳がどばーんと姿を現すからね。 次から次へと楽しいもの出てくるので瞬きすらできないのよ。 しかしどうですか、この駒ケ岳の美しさ。 私はこれを見るたびに「ああ、北海道へ来たな~」と思うのです。 「いかめし」で有名な森駅の辺りも 海の横を通るので実に楽しいポイントなんだよ。 よって、函館-札幌間を走る特急の指定席を取る際には D席 と指定しましょうね。 同じ窓側の席でも、海側とそうでない側でには大きな隔たりがあるのですよ。 後で悔しい思いをしないように、旅は常に先手必勝なのだ 私は食べ物は勿論本も携帯しましたが、もう車窓を眺めるのが楽しくて本を開く間もありませんでした。 まぁ、車窓を眺めていない間はホゲホゲ寝ていたのですが。 13時29分に函館を発車した特急は定刻の16時49分に新札幌到着。 約10時間の列車の旅でしたが、あまりにも楽しくて「もう到着か~」という感じです。 しかし北海道の寒いこと。東京は初夏でも北海道はまだまだ遅い春。 湿度は低く晴れて空っ風が吹くその寒さは東京の真冬並み。 そこをすっかり初夏の装いで降り立ったものだから私の体の縮むところは全て縮みました。 ただでさえ小さな脳味噌も縮みに縮んでコトンと音を立てたよ。 やはり5月はまだ寒かった。 実家では着られるものはもうすべて着込んでコロコロのアヤシイ人間になり、 夜は冬のパジャマで2枚重ねた布団に入るのが何よりも楽しみというくらい寒かったのですが、 さすがに6月に入ると日に日に太陽の光が強くなり、いかにも北海道らしい爽やかな季節を迎えました。 そのようなわけで次回は北海道の初夏の模様をたっぷりとお伝えいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.18 19:49:41
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