磐船神社交野市私市の磐船神社へ行ってきました。京阪私市から歩いて約1時間40分くらいです。 バスは平日はなくて、土日は一日に片道2本ずつなので、行かれる方は調べてから行かれた方が良いと思います。 磐船神社は、ニギハヤヒ命が乗ってこられた天磐船(アメノイワフネ)をご神体として祀り、古来より天孫降臨の聖地として崇拝されています。 ニニギの兄に当たるニギハヤヒが、アマテラスの命をうけて天磐船に乗り、十種の宝物(マジナイの道具)を携えて河内国の川上の哮ガ峰(イカルガネ)に天降りました。 その後、大和の鳥見(トミ)に移り、長髄彦(ナガスネヒコ)の娘を后として御子・ウマシマジをなしたが、早くに亡くなられたといわれています。 鳥居の前に着きました。 以前から来たかったことで、わくわくしています。 鳥居をくぐると、御神体でもある大きな岩が見えました。 社務所へ申し出て、岩窟巡りをしようと思ったのですが、今日は朝に雨が降っていたので、岩が滑りやすくなっているという理由で断られてしまいました。 ところが、そんなことで引き下がる私たちではありません。 先輩は、「遠くから来たのです、どうか参拝させていただけないでしょうか。」と粘りに粘りました。 「では、足を滑らせても知りませんよ。」 「はい、分かりました。」 ということで、袈裟を借りて参拝させていただけることになりました。 服は汚れますよとか、カメラは撮るのは構いませんが、落とすと壊れますよと言われたのですが、 「大丈夫です。」と持って入りました。 凄いところです、岩と岩の間を通り抜けていきます。 2回ほど、足を滑らせました。 一回は、3メートルくらいズズズズズと背中で滑ってしまいました。 服は濡れて汚れてしました。 やっぱり、雨上がりはやばいです。 向こうの方に、小さな明かりが見えています。 近づいてみました。 真っ暗な中に小さな祠がありました。 フラッシュをたいたときだけ見えました。 15分くらいで岩窟巡りはおしまいです。 出口から出て、天岩戸へ行きました。 さすがに天孫降臨の地ですね。 不動明王さまもいらっしゃいました。 袈裟を返して、荷物を持って神社を後にしました。 次に目指すのは星田妙見山です。 途中、「白龍の滝」がありました。 星田妙見山までは、一時間半くらいでしょうか。 急な山道を登り始めました。 |