金峯神社・義経隠れ堂竹林院前からバスに乗り、15分くらいで奥千本口のバス亭に着きました。坂道を登ると金峯神社がありました。 金峯神社は杉や桜の老樹に囲まれ鎮座しています。 祭神は吉野山の地主神である金山毘古命(かなやまひこのみこと)です。 金峯神社に近づくにつれて、眠いような気持ちの良いというか、心地よい何とも不思議な気持ちでいっぱいになったのです。 もしかしたら、神様がお迎えしてくださっているのかもわかりません。 体がぽかぽか温かくて、冷たい風が気持ちよくて、露天風呂に入っているかの様な感じでしす。 そういえば、一度同じような感覚を感じたことがあります。 熊野大社の横の大斎原の鳥居に近づいて行くときと同じ感じです。 いつまでもいたい気持ちを抑えて次に進まなければいけません。 金峯神社の左手の方を進むと、義経隠れ堂がありました。 源義経が弁慶や佐藤忠信らとともに隠れたという、蹴抜けの塔です。 桧皮葺き宝形造りの簡素なお堂です。 行者は真っ暗な塔内で俗気を抜くといいます。 「吉野なる 深山の奥の隠れ塔 本来空の すみかなりけり」 と歌いながら周りを回るのだそうです。 山の中は荘厳な感じです。 この後、西行庵へ向かいました。 |