熊野6 花の窟・産田神社・獅子岩新宮市から海沿いに紀伊半島の東側を北上して熊野市に向かいました。まず一番に行きたかった花の窟です。 『日本書紀』(神代巻上)一書には、伊弉冊尊は軻遇突智尊(軻遇突智尊は火の神である)の出産時に陰部を焼かれて死に、「紀伊国の熊野の有馬村」に埋葬され、以来近隣の住人たちは、季節の花を供えて伊弉冊尊を祭ったと記されています。 ここでは、それが当地であると伝え、社名も「花を供えて祀った岩屋」ということによるものなのだそうです。 鳥居をくぐり参道を抜けるとありました。 花の窟です。 伊弉冉尊と火の神・軻遇突智尊の御陵でもありました。 この後、花の窟から車で3分くらいのところにある産田神社へ向かいました。 伊弉册尊が火の神軻遇突智尊をお産みになったので産田と名付けられたといわれています。 この日は、何か地元のお祭りでもあるのでしょうか、みんなで大きな桶にお寿司を作っていました。 境内はお酢の匂いでいっぱいでした。 ここでもちゃんと参拝しました。 さて、産田神社を出て次は十津川の方へ向かうのですが、せっかくなのでちょっと寄り道して、獅子岩を見て行きました。 本当に獅子の顔の岩です。 でも、実際に見た印象としては意外に大きくないのかななんて思ったりしました。 このあと、十津川で温泉に入ってから最後の目的地『玉置神社』へと向かいました。 |