|
テーマ:たわごと(26888)
カテゴリ:カテゴリ未分類
私が勤めている会社のオランダオフィスにJeroen君という人がいる。
今日、お客さんからオランダ語の質問があってリクエストを廻したところ、早速、返信があった。 「Will do.(「よっしゃ、引き受けた」の意味) ありがとう Jeroen」 といきなり日本語で「ありがとう」とお礼を言われて大笑いした。 次のメールで回答が帰ってきたが、今度は 「XXXXXXXX.(回答) どういたしまして Jeroen」 とお礼を言う先から「どういたしまして」と日本語で言われてまたまた大爆笑。 「いやあ、今のメール面白かったよ」と返事を出すと「どうして可笑しいんだ?」と聞かれてしばらくメールで雑談していたら、「Jeroenってどうやって日本語で書くのか教えて」と頼まれた。 日本の漢字がプリントされたTシャツを着ている人が結構いるのでもわかるように、漢字は結構ファッショナブルにでも見えるのか、自分の名前を日本語で書いてもらいたがる外人は多い。 そういえばこの間Madridに行ったときも、日帰りツアーのことを聞きに行った旅行社のオフィスのお姉ちゃんに、こっちの質問そっちのけで「ねえねえ、私の名前、漢字で書いてっ」って頼まれたっけな。 このJeroen、私は電話なんかでは「ヨルン、ヨルン」と勝手に読んでいたのだが、漢字で書くとなると、「ヨル」は「夜」だけど「ン」に当たる文字がないし、「ヨ」の漢字は結構あるけど「ルン」と読む漢字は無い。困って、「ヨルン」とカタカナで書いて送り返すと、実は彼の名前は「ヨルン」ではなく「イェルーン」と発音するらしい事が発覚。これはもっと無理。 仕方なく「イェルーン」と書いて送ると、あちこちのオフィスで外国人と話す機会があるたびにその国の言葉で自分の名前を書かせているらしいJeroen君、「僕の名前は、中国語では「XX」、タイ語では「(にょろにょろにょろ)」と自慢気に送ってよこして来た。 日本語での「ありがとう」や「どういたしまして」も日本オフィスのマネージャーに教わったらしい。日本人のスタッフは「優しいから好き」との事。(同感) 真面目に仕事してんだか、小さな楽しみを見つけてこまめに各国オフィスと交流しているJeroen君。ま、これくらい気楽な姿勢で仕事に臨めばストレスも少ないかも。 私にとっても何だか心和むひと時だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|