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テーマ:今日はこんな日(957)
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昨日は、今年のイギリスでの最高気温を記録。26度。
どうりで暑いと思った。 そんな中、私の好きな果物ナンバー1、いちごがこれから旬。 年中あるスペイン産のいちごに取って替って、アイルランド産、イギリス産がスーパーの店頭に並び始める。イギリスで言えば、Norfolk産、そして近くのSurrey産、最後はだいたいKent産の順序で登場する。 働いていた時は、毎年この時期になると、会社に毎日のようにいちごを持っていったもの。パックごと持っていて、会社のキッチンで洗って、同僚にお裾分けする。 普段は厚かましいイメージの欧米人、が、人に何か貰う時には意外に礼儀正しく、「おひとつどうぞ」と勧めると、「それじゃあ。。」と遠慮がちに一粒、人差し指と親指で丁寧にヘタをつまんで取り上げる。平気で土足生活している割には、自分の指が他のいちごに触らないように、極力気をつける。 相手が一つ取ったら、ここですかさず「もっと取りなよ」と、もう1個勧めるのが礼儀。 「もう、結構」と言ってきたら「本当に?」(Are you sure ?)と、もう一度聞かなくてはならない。相手が「Yes, I’m sure」(本当にもう結構)と返してきたところで、儀式の終了。 面倒くさいが、こういうつまらないやり取りが意外に職場の人間関係の潤滑油に。事務室にいちごの匂いが漂うだけで、何となくオフィスの雰囲気が明るくなったりするのは不思議である。 大暴れして辞めた前の会社の社長も、私のいちご好きを知って(みんなに毎朝配っていた為)、会社のピクニックの時には、いちごとパックのお寿司を用意してくれたっけ。あんないい頃もあったわね。 なんていろいろと思い出していると、前の会社の同僚からメールが。タイトルは「Strawberries」。 今朝イチゴを食べながら、私のことを思い出したんだそう。嬉しい事を言ってくれるのお。 好天が続いているうちに、またPYO(Pick Your Ownの略)の農園に、イチゴ摘みに行かなきゃだわ。 (いちご畑でたわむれる私。イメージ写真) P.S. ちなみに、この元同僚からのメールで、前いた会社が、2週間以内にさらに4人をリストラ予定であると発表した模様。まだ数人残っている日本人同僚の安否が心配。あそこには確か50歳代の中国人男性社員もいたな。娘はまだ学生だったはず。 しかしもともと社員に対しては血も涙もないと評判だった会社。私は不況便乗リストラとみた。 恐るべし、世界恐慌。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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