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日本に帰ったときの楽しみのひとつと言えば、本屋に行くこと。 当たり前ですが、とにかく日本語で書いてある本が無尽蔵にあるのが嬉し過ぎ。 子供の頃から読書好きの私が、海外移住当初何がつらかったかと言えば、当時ヨーロッパの僻地に住んでいた関係もあってとにかく読める本が無いことでした。 英語の本を読むほどの語学力も無ければ、無理して読んでも辞書引きながらだと話の筋が頭に入ってこない。勉強してるみたいで、楽しいはずの読書が逆に疲れる。 日本に居たら絶対読まないような本でも、日本語というだけで人から借りて読むみたいな状況でした。おかげ様で、日本に居たら読む機会がなかったであろう落合信彦さんの戦争・スパイ小説なんかも読みましたよ、まったく。(笑)実際読むと面白かったですけどね。 今では、内容が7割判れば良しとする感じで本もテレビも英語で大丈夫ですが、何見ても何読んでも、どうも今ひとつ面白くないです。感情移入できないせいかしら。 だから日本にいる間はそれこそ乱読で、ちょっと気になる本があれば、ぼんぼん買って読みます。 そんな中、自分も海外に住んでいながら何故か手にとってしまうのが、海外在住経験者による海外生活体験記的な本。 イギリス関係の本を中心に過去何冊か読んでみましたが、どれもう~ん…なものばかり。 なんでしょう、凝り固まった考えで偏見に満ちた記述があったり、短期の滞在だからか外国への憧ればかりでその一歩先を見ていないものや、とにかく外人の生活スタイルは素晴らしい、あなたも是非真似しましょう(余計なお世話。好きな事は自分で選びます)みたいな内容が多くてつまらない、いや逆に、あまりにも非現実的で変に面白いケースも。 そんな中、今回買った↓この本は私が普段感じている事に近くて親近感を覚えました。仕事も持ってる駐在員の奥様のエッセイですが、その絶妙なバランスの立場から見た日常の描写はとても現実的、自然で好感持てました。 興味がある方は読んでみては。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月19日 23時54分40秒
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