[シルバーバーチの霊訓(６)]の記事一覧 | シルバーバーチ《スピリチュアル・メッセージ》

霊のおかげです

体だけでなく、住んでいる地球、その地球上の全てのものが存在できるのは、霊のおかげです。あなたも霊であり、霊だからこそ神の属性を全て宿しているのです。そのことが納得できれば、前途に横たわる全ての困難を克服できる霊力も宿していることが分かるはずです。生命の根元、存在の根元、永遠の根元は霊の中にあります。自分で自分をコントロールするコツさえ身につければ、その無限なる貯蔵庫からエネルギーを引き出すことが出来ます。

2019.12.14

体が存在できるのは霊魂が存在するからです

あなた方人間は、物質をまとった存在です。身を物質の世界に置いています。そのために必要な義務があります。服を着なければなりません。家がなくてはなりません。食べるものが必要です。体の手入れをしなくてはいけません。使命を果たすために、体が必要なものを全て確保しなければなりません。物的身体の基本的な存在理由は、霊魂の道具であることです。霊魂なしに体の存在はありません。そのことを知っている人が、実に少ないのです。体が存在できるのは、まず第一に霊魂が存在するからです。霊魂が引っ込めば、体は崩壊し、死滅します。

2019.12.13

必要以上のものはもらえません

自分も神であることを理解して下さい。そうすれば神の国が、自分の魂の中にあることが分かるはずです。それは裏切りません。無限なる補給源である神の法則に調和して生きる限り、空腹も渇きも感じなくなり、何一つ不自由な思いをすることはありません。といって、必要以上のものはもらえません。魂の成長にふさわしいものが与えられ、それより多くも少なくも、高くも低くもありません。

2019.12.12

神が内部に宿るから存在している

キリストが “神の国はあなたの中にある” と言ったのは、寓話ではなく事実を言ったのです。神は全生命の中心です。宇宙は神が内部に宿るから存在しているのです。地上のあらゆる存在も、神が内部に宿るから存在しているのです。あなた方もミニチュアの神です。あなた方の心掛け次第で、その内部の力が成長し、発展し、開花するのです。その成長の度合いを決めるのは、あなたです。誰かが代わりにすることは出来ません。それが地上人生の目的です。

2019.12.11

絶対的な信念

最も霊力を枯渇させマヒさせるものは、 “心配” です。絶対的な信念　一　盲目的に信じるのではなく、知識を土台とした完全なる信念によって、人生のあらゆる出来事に心配も不安も迷いもなく立ち向かうことが出来ます。人間は神の子である以上、自分の魂にも至聖所があり、そこに憩う限り、自分を焼きつくす火も吹き倒す嵐もないという確信があるからです。

2019.12.10

挫折することはありません

宇宙の法則に不動の信念、絶対的な信念を置くことが出来れば、人生で挫折することはありません。なぜならその信念が、内部の霊力を湧き出させ、どんなことでも達成させるからです。

2019.12.09

愛から生み出された法則に間違いはない

苦しみと楽しみ、悲しみと喜び、平静と怒り、嵐と晴天、これら全てが魂を成長させるのです。そうしたものを体験し教訓を学んだ時、成長するのです。その時はじめて、宇宙が無限なる愛に支配され、その愛から生み出された法則に間違いはないという悟りが得られるのです。

2019.12.07

バイブルには事実ではないことが書かれています

バイブルには事実ではないことが、たくさん書かれています。どんな人間も誰か他の人に代わって、苦しみを受けることは出来ません。自分の成長を管理するのは自分しかいません。他人の成長は管理できないのです。それが法則だからです。贖罪説（キリストが人間の罪を償うために死んだという説）は、神学者が時代の要請に従ってでっち上げた教義の一つです。自分が過ちを犯したら、その荷は自分で背負い、苦しまなくてはいけません。そうやって教訓を学ぶのです。もしも誰か他の人が背負ってあげられるなら、過ちを犯した本人は、何の教訓も学べないことになります。

2019.12.06

必ず与えられる祝福

神は何のために私たちを創造したのか、忘れないようにしましょう。その神との厳粛なつながりを汚さないように心掛けましょう。こうした心掛けによって、神の祝福、神の心に従って生きる人に必ず与えられる祝福が受け止められるようになります。

2019.12.05

死ななくてはいけません

皆さんもいつかは死ななくてはいけません。霊の世界に生まれるために死ななくてはいけません。地上の人にとっては、それが悲しみの原因になりますが、霊の世界の大勢の霊にとっては、祝うべき慶事です。要は視点の違いです。私たち霊は永遠の霊的観点から眺め、あなた方人間は束の間の地上的な観点から眺めています。

2019.12.04

とにかく手を差しのべるのです

たとえ全面的に受け入れてもらえなくても、何の努力もしないより、努力してみる方が大切です。それは私たちみんなが取るべき態度です。とにかく手を差しのべるのです。受け入れてくれるかどうかは別にして、とにかく手を差しのべるのです。全ての努力が報われることを期待してはいけません。

2019.12.03

人生は意味がなくなります

もしも人生に理想とすべきもの、心を駆り立てるもの、魂を鼓舞するものがなかったら、もしも目指すべき頂上がなかったら、もしも自分のベストを尽くしたくなるものが前途になかったら、人生は全く意味がなくなります。もしもそうしたものがなかったら、人間は土中の虫と大差ないことになります。

2019.12.02

生命が存在する天体は無数にあります

宇宙には最高の天使的な存在から、意識がようやく明滅する程度の最低の魂まで、様々な段階にある生命が無数に存在します。意識的生命が地球だけに限られていると思ってはいけません。地球は無数に存在する天体の中の一つに過ぎません。無限なる叡智を持つ神は、無限なる宇宙で、無限なる段階にある無数の生命に生きる場所を無限に与えられるはずです。有機的生命が存在する天体は無数にあります。ただし、その生命は必ずしもあなた方が見慣れている形とは限りません。

2019.12.01

知り尽くすことは出来ません

神は無限です。無限なるものには限界がありません。制限がありません。神の恵みは果てしなく広がっています。知り尽くすことは絶対に出来ません。人間はいつまでも進化し続ける存在です。進化するにつれて受容力が増します。受容力が増すにつれて理解力が増し、それだけ神を理解できるようになります。

2019.11.30

人間の内部に宿る神

一　東洋の宗教は古くから、人間の内部に宿る神を強調していますね。「私は神の内部に宿る人間も強調したいです。私に言わせれば、 “人間の中の神” と言っても “神の中の人間” と言っても、全く同じことです。神と人間は永遠につながっています。神は絶対に切れない愛の絆によって、創造物とつながっているのです。進化のレベルが最下等のものから、最高の天使的な存在まで、全ての存在が神の愛と生命の活動範囲内におさまっています。レベルが低すぎて神から見放されることも、高すぎて神を超えてしまうこともあり得ません。」

2019.11.29

弁解と正当化を始める

良心による最初の指示が、魂にとって最も正しい判断です。問題は、その指示を受けたあとで、それに不満を覚え、ほかにもっと楽で都合のいい方法はないかと、弁解と正当化を始めることです。しかし良心によって、すでに正しい指示が出ているのです。私が知る限り、これが真実です。

2019.11.28

良心が指示を与えます

地上でも霊界でも決断を迫られた時、正常な人間なら “良心” が進むべき道について適確な指示を与えます。それが私たち霊の考えです。神によって植えられた良心が、瞬間的に前に出て、進むべきコースを指示します。

2019.11.27

実は何でもないことばかりだった

地上を去って霊界に来れば、さんざん心配したことが実は何でもないことばかりだったと分かります。そして本当に役に立っているのは、霊性を増すことになった苦しい体験であることも分かるでしょう。

2019.11.26

神の知らないものはありません

神は無限なる愛です。この宇宙で起きる出来事に、神の知らないものはありません。全ての苦しみは魂に影響を及ぼし、自動的に報いをもたらします。そうすることで、宇宙のより高い、より深い、より奥行きのある側面について、理解を深めさせます。

2019.11.25

愛する母国を守るため

常に動機が大切です。それが、どちらが正しいかを判断する単純明快な基準です。もしも人を殺した場合、それが金銭欲や私利私欲、そのほか利己的な目的が絡んでいれば、その動機は浅はかと言うべきでしょう。が、愛する母国を守るためなら、その動機は真面目であり真剣です。それは人間として極めて自然な情であり、それが魂を傷つけることにはなりません。ただ残念なことに人間は、その辺が曖昧なことが多いのです。

2019.11.24

必ずしも立派とは言えません

私たち霊はラベルには関心がありません。私はなるべく地上のラベルには関わらないようにしています。理想、理念、動機、願望　一　私は、こうしたものに関心があります。たとえば、自分のことをスピリチュアリストと言っている人が、スピリチュアリズム（霊的真理）を知らない人よりも、必ずしも立派とは言えません。自分のことを不戦主義者と言っている人がいます。その理念が立派なことは認めますが、その人がどの程度霊的に進化しているかが大切です。

2019.11.23

悲しみの涙を慰めに置きかえてあげている

私たち霊の判断基準は地上と異なります。私たちは、出来ては消えてゆく泡のような日々の出来事を、物質の目ではなく魂の知識で見ています。その意味で私たちは、悲しみの涙を霊的知識によって、平静と慰めに置きかえてあげている人に、心から拍手喝采を送ります。地上の大半の人があくせくと求めている、この世的な財産を手に入れることより、たった一人の魂に生き甲斐を見つけてあげることの方が大切です。

2019.11.22

霊の愛もあります

自信をもって下さい。あなたか生きているこの宇宙は、無限なる愛によって創造されました。そしてあなたは、その懐に抱かれているのです。その普遍的な愛とは別に、あなたを個人的に愛し、導き、援助し、善のためにあなたを使う霊の愛もあります。それは、よくよくのことがない限り気づいていません。

2019.11.21

二つの大切なこと

私たち霊は、二つの大切なことを言っています。一つは “知識の及ばない領域に踏み込む時は、知識に基づいて信じなさい” です。もう一つは “常に理性を忘れないように” です。理性による判断力は、神からの贈り物です。あなたの理性の基準にそぐわないものは、遠慮なく拒否しなさい。理性も一人一人に成長度があり、成長しただけ判断の基準も高まります。

2019.11.20

霊も完全からは程遠い

私たち霊も完全からは程遠い存在です。そのことは誰よりもこの私が真っ先に認めます。やりたいことが何でも出来るとは限りません。しかしそれは、私たちがあなたの心臓の鼓動と同じくらい身近な存在であるという事実とは、全く別の問題です。私たちはあなたが太陽の下を歩くと影が付き添うように、いや、それ以上に身近な存在です。

2019.11.19

霊的な目で見ることが出来ない

あなた方人間が実在と思っているものは、私たち霊にとって実在ではありません。お互い同じ宇宙の中にいながら、住んでいる世界は同じではありません。あなた方の思想や視野は、物的なものによって支配されています。霊的な目で見ることが出来ないために、現状への不満を口にします。私はそれを咎める気にはなれません。視野が限られているのですから、やむを得ないと思うのです。あなた方は全てを見ることが出来ないのです。

2019.11.18

私の勝手は許されない

人間の祈りを聞くことがよくあります。その祈りに応えてあげたくても、側に立って見ているしかないことがあります。時には私の方が耐えきれなくなって、何とかしようと行動しかけると、 “捨てておけ！” という上層界からの声が聞こえることがあります。一つの計画の中で行動する約束が出来ている以上、私の勝手は許されないのです。

2019.11.17

叶える必要がない

人間は、その時その時の望みを叶えてくれるのが導きであると思いがちです。が、実際には叶える必要が全くないものがあるのです。一番良い導きは、本人の望み通りにすることではなく、それを無視して放っておくことである場合がよくあります。

2019.11.16

人生の目的は魂を開発すること

人生の目的は地上でも霊界でも、魂を開発することです。物質界に誕生するのも、そのためです。その目的に合った人生を送れば、魂は正しく発達し、霊界生活に適応できる霊性を身につけた時点で死を迎えます。そのように計画されているのです。霊界に来てからも同じことが続き、そのつど霊性が開発され、そのつど古い体から脱皮して霊妙さを増し、内部に宿る完全さに近づいていきます。

2019.11.15

進化の意図に反します

いつの日か地上人類も、霊と自然な形で直接交信が出来るまで魂が発達します。それを機械を使って行おうとするのは、進化の意図に反します。進化は魂の発達を通さねばなりません。魂を高めることによって、神性を最高度に発揮するのが目的です。

2019.11.14

全てが脚色されている

一　潜在意識の影響を受けない霊界通信はあり得ないのですか？「その通りです。」一　全てが脚色されているということですか？「どうしてもそうなります。どんな形であっても、霊界との交信は生身の人間を使わねばなりません。人間を通路とする以上、その人を通る時に大なり小なり脚色されます。人間である以上、その人の人間性を完全に無くすことは出来ないからです。」

2019.11.13

今なお生き続けています

死が訪れると魂はそれまでに身につけたもの全て　一　あなたを他と違う存在にしている個性的所有物の全てを携えて霊界に行きます。意識、能力、特質、習性、性癖、さらには愛や友情を発揮する力、こうしたものは全て霊的属性であり、霊的だからこそ存続するのです。本当にあなたのものは失われません。本当にあなたの属性になっているものは失われません。それをあなたが理解できるかどうかに関わらず、またその全てを理解することは簡単ではありませんが、あなたが愛する人、あなたを愛する人は、霊界で今なお生き続けています。

2019.11.12

神は急ぎません

神は急ぎません。宇宙は消滅しません。法則も変わりません。じっくりと構え、これまでに啓示されたことは、これからも啓示があることの証として受け止め、自分を導く愛は、自分が精一杯の努力をしていれば、自分を見捨てることはないという信念に燃えなくてはいけません。

2019.11.11

目には見えなくても存在しています

あなたは地上の人の愛で包まれているだけでなく、私たち霊の愛によっても包まれています。目には見えなくても、ちゃんと存在しています。触れてみることは出来なくても、ちゃんと存在しています。何か困ったことがあったら、静かにして、私か、あなたの亡くなったお父さんか妹さんか、誰でもいいですから心に念じて下さい。きっとその念が通じて援助に来ます。

2019.11.10

知識は大切な財産です

知識は大切な財産です。なぜなら、知識から生きるための知恵が生まれるからです。判断力が生まれるからです。知識が少ないということは、持ち物が少ないということです。分かりますね？あなたは今、地球という世界に住んでいます。人間には地球は広いと思えても、宇宙全体から見れば、ほんの一欠片ほどの小さな世界です。その地球に生まれたということは、その地球の知識を出来るだけ多く知りなさいということです。それは霊界生活に備えるためです。

2019.11.09

愛の衣が私たちを包んでいる

神の光を我が身に吸い込み、神の輝きで我が身を満たし、神の力で我が身を包みましょう。無限なる叡智で私たちを導き、奉仕という絆で私たちを結ぶ神の愛を理解しましょう。こうして私たちは意義ある人生を送り、一段と神に近づくことが出来ます。神の無限なる愛の衣が私たちを常に、温かく包んでいることを理解しましょう。

2019.11.08

動機さえ真剣なら無視されることはありません

私たち霊から見て、大切なのは動機です。どんな要求も祈りも、私たちが第一に考慮するのは、その動機です。動機さえ真剣なら、つまり、その要求が人のために役立つことであり、理想に燃え、自分への利益を忘れた無私の行為なら、無視されることはありません。それが、その人がそれまでに達した霊的レベルの表れです。ですから祈りそのものが、その回答を生み出すのです。

2019.11.07

自分の波長を高める行為

祈りとは本来、自分の波長を普段以上に高める霊的な行為です。波長を高め、人に尽くしたいと祈ることは効果を生み出します。あなたが抱える問題について、神はすでに知っています。神は宇宙の出来事の全てを知っています。神とは大自然の法則の背後に存在する叡智です。その法則をごまかすことは出来ません。神をごまかすことは出来ないのです。あなた自身さえごまかすことは出来ません。

2019.11.06

生命とは何か

まず、そもそも生命とは何かという問題ですが、これは地上の人間には理解できないと思います。なぜなら生命は本質的に物質とは異なり、理化学的研究の対象にはならないからです。そこで私たち霊はよく、生命とは神のことであり、神とは生命のことだと言うのですが、それは、人間が意識を持ち、呼吸し、歩き、考える力、また、樹木が若葉をまとい、鳥がさえずり、花が咲き、岸辺に波が打ち寄せる、そうした大自然の脈々たる働きの背後に潜む力こそ神であるという意味です。同じ霊力の一部であり、一つの表現です。

2019.11.05

先駆者のたどる道

先駆者のたどる道は常に楽ではありません。奉仕的な使命に障害はつきものです。仮にも、楽な道や障害のない道を期待してはいけません。障害や困難を乗りこえることで、魂の純金が磨かれるのです。ですから障害の一つ一つ、困難の一つ一つはそのための試練と思って下さい。

2019.11.04

魂の状態は肉体に表れます

肉体に受けた影響は必ず魂に及びますし、反対に魂の状態は必ず肉体に表れます。両者を切り離して考えてはいるいけません。一体不離です。肉体も自分の一部です。肉体なしに自分を表現することは出来ないからです。本来は霊的存在です。肉体に生じたことは魂にも及びます。

2019.11.03

成功にも失敗にも価値があります

神の意志は愛の中だけでなく、憎しみの中にも表現されています。晴天の日だけが神の日ではありません。嵐の日にも神の法則が働いています。成功にも失敗にも価値があります。失敗なしに成功はありません。

2019.11.02

神を信じる信じないにお構いなく働きます

「治癒の法則は、神を信じる信じないにお構いなく働きます。」一　治癒は魂の進化と関係があると言われましたが。「神を信じない人でも魂のレベルが高い人がいますし、信心深い人でもレベルが低い人がいます。魂のレベルは信仰心では測れません。行動によって測るべきです。」

2019.11.01

根拠のないことでも信じてしまう浅はかな信仰

法則が働かないことは絶対にありません。もし働かないことがあれば、神は神でなくなり、宇宙に調和もリズムも目的もなくなります。自然法則の正確さと完璧さを絶対的に信じなければなりません。なぜなら、人間には宿命的に知ることの出来ない段階があるからです。それは信じることで補うしかありません。私たち霊は知識を根拠とした信仰を非難しません。私たちが非難するのは、根拠のないことでもすぐに信じてしまう浅はかな信仰です。人間は全ての知識を手に出来ない以上、どうしてもある程度は信じることで補わなければなりません。

2019.10.31

あなた方は完全な存在ではありません

あなた方は完全な存在ではありません。完全のタネは宿していますが、それは人生がもたらす様々な境遇に身を置くことで成長します。痛みも嵐も困難も苦しみも病気もないようでは、魂は成長しません。

2019.10.30

相対関係が神の法則

苦痛も大自然の法則の一部です。痛み、悲しみ、苦しみ、こうしたものは全て、法則の中に組み込まれているのです。日向と日陰、平穏と嵐、光と闇、愛と憎しみ、こうした相対関係が神の法則です。一方なしに、もう一方は存在できません。

2019.10.29

肉体的苦痛が不可欠な場合

人間は肉体に宿った魂です。一人一人の魂は進化の一つの段階にあります。その魂には過去があります。それを切り捨てて考えてはいけません。それとの関連を考慮しなくてはいけません。肉体は精神の表現器官であり、精神は魂の表現器官です。肉体は魂が達した発達レベルを表現しています。もしも次のレベルへの準備として、肉体的苦痛が不可欠な場合は、治療家を通してどんな治癒エネルギーを注いでも治りません。どんな治癒家も治せないのです。

2019.10.28

人間を通して働かねばならない法則

治癒の法則は完全です。が、それは人間という不完全な通路を通って働きます。人間を通して働かねばならない法則が、どういう結果を生み出すかを、数学的正確さで予測することは不可能です。最善の配慮をもって作られた計画さえ挫折させるほどの出来事が起きることがあります。この人こそと思って開始した、何年にも渡る準備や計画が、本人の自由意志によるわがままで水の泡になることがあるのです。

2019.10.27

奮闘の中で目覚めるのです

偉大なことほど困難が伴います。霊的な悟りは簡単に得られません。とても孤独な道です。それは当然でしょう。もしも人間が登るべき高所に簡単にたどり着けたら、その場所に価値はないことになります。安易さ、呑気さ、怠惰の中では魂は目覚めません。刻苦と奮闘の中で目覚めるのです。これまで、魂の成長が楽に得られるように配慮されたことは、一度もありません。

2019.10.26