カテゴリ:家族なこと
濃霧注意報発令!? 天気予報こそを確認しなかったけど 発令していたに違いないほどの 濃い霧が立ち込めてて 数メートル先もみえない~~。。 「もし晴れてたら この向こうには、壮大な大山が が~~んとそびえてるはずで~」って 旦那が言うけど よくわかんない。 もちろん 初めての場所ではないのだけど。 以前、ここに家族で来たときの、赤ちゃんだった末っ子を抱っこして 二人の小さな子供と一緒に映った写真があったを覚えている。 今はその末っ子も高1なんで かれこれ15年前くらいになるのだろう。 あの頃は、若さゆえに 今よりもっと 出かけたがりの旦那ちゃまで・・ わたしは、行きたくないっていうのに 強引に連れてこられたのが、(とはいえ、縛られてまでのわけではないけど 笑) この大山(だいせん)だった。 無理やりだったので わたしは、片道3時間以上 往復7時間近いこのドライブ、ず~~と機嫌が悪くて、ず~とつまらなかった。 そのせいか、あまり記憶もないのだ。 旦那ちゃまは、「あの時食べた大山おこわが食べたい」というのが、今回の大山行きのきっかけだったみたいで 「お前もあのとき おいしいって 言ったじゃろ?」っていうけど そんな名前も イメージも 何にも残ってなかった。 写真を撮った場所も 一体どこだったのか? 普通は、覚えているんだけど ここに限って覚えていない。 ただ とっても 不機嫌だったということだけは、今でも体の中に残っていた。 このときのあまりの私の反応に ワンマンな旦那ちゃまも 無理やり私を連れてきても 面白くないことを 悟ったらしい。 御蔭さまで このドライブを限りに、嫌がる私を強引につれてくることは、本当に 無くなった。。 「パス~」とか 軽いやりとりですむようになった。 でも今も 「温泉」「山」へ「わたしと一緒に」行きたいという思いは常にあるらしく 「どこへ・・」って 話を持っていくと とんとん拍子に話が進むことは、珍しくない。。 そんな話をすると 友人に 羨ましいといわれた。 へ~~ そうなんじゃ~と 私の中には、 どこか一緒に行ってあげなくては という 義務感が あったのを感じた。 無意識のうちにね。 もちろん それが100%ではないのだけど。 この大山での複雑な思いも どこかに残っていたような気がする。 その場所へ 今 再び 一緒に行く事で その感情が解放しようとしているのか。。 旦那は、そのときの私の反応について 最後まで 口にすることはなかったけど。。 深い霧の静けさが、わたしを「忘却の淵」へと連れて行って ひとつ 記憶を蘇らせたようだった。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月05日 11時59分03秒
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