aromaと日々のつれづれ…

2007/08/07(火)22:45

桂皮

沖縄の薬草(2)

お久しぶりです。みなさん、お元気でしょうか? 私はというと、春ごろから体調を崩し、ちょっと元気がでない状態でした(^^;; でもやっと体とともに心も元気になって来たところです アロマを学び始めて以来、地元の薬草のことを知りたいなぁと思っていたのですが、 先週は薬草園見学、今日は薬草の講演会と、なんだか学ぶチャンス到来!という感じです♪ しばらくはそのお話の復習をかねて、ブログにご紹介していきたいと思います。 今日は復帰前の沖縄にいらして、以後40年近く沖縄の薬草の研究をされて来られた吉川敏男先生のお話でした。 ヨモギやオオバコ、アロエなど、代表的な生薬を紹介していただきましたが、 そのお話の後、ご縁あって、先生の薬局を見学する機会に恵まれました いろいろな生薬が所狭しと置かれたそのスペースはまるで研究室。 そこで患者さんの症状に合わせて、自ら処方される煎じ用の生薬、普通の薬局とは全く違うその趣きには なんだかホッとするような、植物の力を信頼できるようなそんな空気が在りました。 そちらで二種類の『桂皮』を見せていただいたのですが、その香りと味の違いに驚きました どちらも日本薬局方で認められたものですが、ひとつは中国のもの、もうひとつは最高級と言われるベトナム産。 甘く豊かなシナモンの香りと、おいしいと感じる程の甘い味がしたのは、ベトナム産の桂皮でした。 薬効もやはりそのベトナム産が優れているそうです。 先生のお話では市販の「○○○の漢方薬」に含まれている桂皮は、その前者の桂皮よりもさらに品質の落ちるのだそうです。 それで漢方薬の効果をうんぬんされても困りますね。 先生のお話では、40年近く前の沖縄はオオバコもヨモギ、モクビャッコウなど自然のものがたくさんあったそうです。 でも最近は都市化や護岸工事が進み、また外来種の植物におされ、地元の古来種がめっきり少なくなったそうです。 なんだか不安になってしまいますね。 本当に大切なもの、守り育てていきたいですね。 生薬の解説をしたページを見つけましたので、メモしておきます。。。

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