妄想日記(バレンタイン・チョコ)

　　　　　━バレンタイン━

　　　　　今日はバレンタインデーですね・・・来て下さって嬉しいです。

　　　　　ほ、本当ですか？
　　　　　嬉しいです・・・///

　　　　　嬉しいです！！

　　　　　その・・・食べても良いでしょうか？

　　　　　優しいんですね。

　　　　　少し恥ずかしいですが、今日はバレンタインデーですしね・・・

　　　　　あーん・・・

　　　　　（ぱくっ）

　　　　　美味しいです！！

　　　　　・・・おや？

　　　　　貴方の指にチョコが付いてますねぇ・・・

　　　　　もったいないです。

　　　　　ですよねぇ・・・

　　　　　その・・・

　　　　　舐めても、いいですか？

　　　　　貴方がそこまで言うなら仕方がないですね。

　　　　　べ、別に私は変な意味で言ってるんじゃないですからね！チョコがもったいないからですよ！！

　　　　　本当ですって・・・///

　　　　　そんなに舐めて欲しいのなら仕方がないです。

　　　　　ぺろ・・ぺろ・・

　　　　　んっ・・・ダメですよ、逃げたら！！

　　　　　くすぐったい？

　　　　　気持ちいい、の間違いじゃないですか？

　　　　　・・・そうですか？

　　　　　貴方がそう言うなら、そう言う事にしておいてあげても構いませんけど。

　　　　　でも何だか少し、しゃくにさわりますねぇ・・・

　　　　　本当に？

　　　　　私にはそうは見えませんがね・・・

　　　　　ぺろ・・・っ

　　　　　ほら・・・今の貴方、色っぽい顔になってますよ？

　　　　　そうですか？

　　　　　じゃあ貴方が認めるまで止めません。

　　　　　ぺろ・・ぺろ・・

　　　　　なんでビクビク反応するんです？やっぱり感じてるんでしょう？素直に認めないと逮捕しますよ？

　　　　　意地っ張りですねぇ。

　　　　　今日は素直になった方が身の為ですよ？

　　　　　ふふっ。

　　　　　やっぱりそうでしたか。
　　　　　人の指って、案外感じやすいんですよね・・・

　　　　　素直に認めた貴方に、ご褒美をあげましょう。

　　　　　もっとこっちへ・・・

　　　　　ぱくっ。

　　　　　（Ｌは口にチョコを放り込む・・・と同時に貴方を抱き締めて来た）

　　　　　ご褒美です・・・

　　　　　ちゅぅ・・・

　　　　　くちゅ・・ん・・っ

　　　　　チョコと舌が絡まって、溶けてしまいそうに甘いでしょう？

　　　　　ふふっ。

　　　　　この程度で溶けられてしまっては困りますよ？

　　　　　今夜は、貴方の身も心も溶かしてあげます。

　　　　　だから、貴方は朝まで素直ないい子にしていて下さいね・・・