2006/12/11(月)01:43
映画「ラストサムライ」
日曜洋画劇場40周年記念ということで、今夜は「ラストサムライ」が地上波初登場しました。この映画は前に一度みていたので、どうしようかなぁ~と思いつつ両親と一緒に観ることになりました。凄く真剣に観てましたよ。 あたしは、あらすじが分かっているにも関らず、同じところで泣いてしまいました。特に後半は涙腺ゆるゆるでティッシュが離せませんっ。勝元(渡辺謙)の息子を残して立ち去れねばならいとき(涙)寡黙な武士がネイサン(トム)を助けて身代わりになったとき…鬼神のような真田さんが敗れたとき…。ハリウッドが、ここまでの侍映画を作ってくれるとは正直思ってなかった。でも何度も観るたびに、日本では作れなかったんだなと思った。もはや、あたし達日本人の中に「侍の魂」が失われつつあるからだ。あたしは頭が悪いので、詳しい時代考証だの、難しいことを考えるのは苦手である。なのでこの映画も、あたしが心で観て、心で感じた事だけでいいような気がする。トムは主役だったけど、あたしの中では「渡辺謙」が主役だった。最期のシーンでの勝元の姿に、忘れかけてた日本の心を悟ったのではないでしょうか。あたし的には、好きな映画に入ります。