★リトルフラワー★

2012/01/02(月)17:06

「平清盛」野良犬のような生きざま演じきる:松山ケンイチ

松山ケンイチ(357)

 大河ドラマは平清盛―。 インターネットで記事を見つけたのは2010年。清盛をゴッドファーザーのように描くとあり、興味がわいた。  「そのころ、自分の親が死んだことも知らなかったことがニュースになっていたり、何なんだこの状況は!と危機感をもっていました。絆や家族もテーマだと書いてあったので、作品にかかわりたいから内容を聞いて、とマネージャーに頼んだんです。主役と言われて、びっくりしました」  平家の棟梁平忠盛の子として育つが、実は白河院の落胤という設定。その出自ゆえ、身内からも“おまえは災いの種”と言われるが、めげない。  「エネルギーを出していくというキャラクターにしたい。武士の務めは民が笑っていられる世の中にすること。それを心の軸に、努力していく姿を演じ切りたい」と素朴に力強く語る。  青森県出身の26歳。映画「ノルウェイの森」「GANTZ」など話題作に連続主演している若手の筆頭格。流鏑馬を練習して半年で5本中3本を当てた、天性の勘と運動神経をもつ。「体で演じ、周りの役者を本気にしていく」と現場の評価は高い。  一年を通じて視聴者に感じてほしいことは?  「今の人は、自分に素直に生きればいいのに、テレビで今一番人気というと、それに従ったりする。清盛は、常に常識を覆し、野良犬として面白く生きた。パソコンで検索できることはあるけど、そこには経験も思いもない。だから自分自身で動いてほしい…。そういうことですね」

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