marie-marie☆マリィマリィへようこそ

うそつき

空っぽの笑顔で笑ってあげる
これがあなたへの最後の優しさ
あなたの嘘にも
気がつかないふりしてあげる

いつからあなたの愛情は
私への同情に変わったの?
私はあなたがおもってるほど可哀想じゃない
バカにしないで

”感情をおさえなさい”
あたしの母さんはいつも言ってた
全てに関して無関心になること
これがあたし自身を守る方法

私はこんな風に泣きたかったわけじゃない
今はあなたをゆるせなくても
愛したことだけは事実
どうすれば強くなれるだろう?

そう私は悲しいうそつき
自分が強くないこと解ってる

いつになれば過去も愛せるだろう?
どうすれば自分も愛せるだろう?


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大学の卒業文集にのせた英詩の日本語先行詩。
あまりにも関係者には内容がストレートすぎて不評でした。笑。
初めて愛した人。
三年半。
ずっとなにをするにも一緒で。
別れる前の日まで手をつないでた。

情緒不安定でエキセントリックでさみしがりやで
泣き虫の私が
感情をありのままに
ぶつけた最初の恋愛はとてもとても純粋でした。

それでも何度愛してるといわれても足りなかった。
いつもなにかが不安だった。

この子は俺がいないとダメになる。
そう思われるのが一番嫌だった。

事実私は夢を追いかけ
すれ違ってる間に彼は違う人を愛していたのですから。

私からさよならを言いました。

私の次に愛したその女性と彼は結婚して可愛い娘さんもいる。
昔話です。時効でしょ?我の友人達よ。

私はその恋愛以来、本当の気持ちを
愛した相手に言わなくなりました。

行き場をなくした言葉はそしてうたうことへ変化していったのです。




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