赤い風船の旅行 Le voyage du ballon rouge
パリが舞台の映画をパリで見る楽しみ。今回映画館で見たLe voyage du ballon rouge(赤い風船の旅行)あまりにも身近すぎて、なんだか、すーっと透明人間になって壁を通り抜けて、自分がパリの中をさまよっているような気分になる映画です。赤い風船がふわーっとパリを漂って、それをカメラが追う映像が多いということもあるけど。さっき、乗ってきたメトロやいつも歩いている階段が大写しになって、映画の中の人物が歩いている不思議。映画館で見る楽しみは、本当にその場に自分がいるように感じられること。舞台になっているジュリエット・ビノッシュの住んでいるアパートさえも、なんだか行ったことあるような気になってしまった。彼女のあまりにも自然な演技に、「あ、この人って家ではこんなにがさつなの!!!」と、錯覚しそうに。(笑)もう、とんでもなく、フランス女性。いや、あまりにも感情表現が激しく、がさつで、すぐ物を投げるわ、叫ぶ、泣く、笑うで、これを一般的フランス人とはいいませんが。ちょっとデフォルメされているけど、絶対日本人ができない瞬時の感情の爆発がなんとも、「あー、フランス人」。これといって、何が起こるわけでもない日常のパリ。映像が詩的で綺麗です。近所で撮影しているの、よく見かけるので、この映画とっているとき、横を歩いていたかもしれません。フランス映画の好きな人、フランス語を学んでいる人は、きっと楽しい。監督が中国人のとってもフランス的な映画です。ブログランキングに登録しています。応援クリックしていただけると嬉しいです!!一人1日1クリックがカウントされる仕組みです。サン・ミッシェルにある有名な英語の古本やさん妙に居心地がいい空間です。監督 Hou Hisao Hsien 出演 Juliette Binoche, Simon Iteanu, Song Fang