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カテゴリ:幼稚園のこと
常に人手不足のうちの幼稚園。保育の資格もないし子どもにかかわった経験もない用務員さんも、保育にかり出さないとやっていけない。若い男の用務員さんなので、とまどってはいるけれど、子ども好きなのでがんばってくれている。子どもたちも「お兄ちゃん先生」が大好きで、よくまつわりついている。
でもおもしろいのは、子どもたちにナメられているところ(^^;) 「お片づけの時間なんだからちゃんと片づけようよ~」とか、 「外に出るときは帽子かぶらなきゃダメだよ~」とか 一生懸命子どもたちに言っているんだけど、ちっとも言うことを聞いてもらえない。 子どもたちがふざけて、飛びついたりしがみついたりされて、 「痛いからやめてよね~。」 と言っても、子どもたちはキャアキャア言って喜ぶだけ(^^;) これが私たちだと、別に怒ったり叱ったりするわけじゃないし、命令口調も使わないんだけど、不思議に言うことを聞く。どうしてかな?どこが違うのだろう。 怖いから、ではないと思うんだけど(^^;) 気迫が違うのかなあ。やっぱり用務員さんは子どもにどこか「遠慮」してるところがあるからかな。 教育実習生によくあるけど、「私の言うこと聞いてくれるかしら」と心配しながらおそるおそる言うと、おそるべし、子どもにはわかってしまうのだ。子どもってほんとに心が読めるというか、敏感なところがあって感心する。 私がイライラしてるときには子どもにも伝わってるなあと思うし、疲れてるときも、ゆったり気分の時も、ちゃ~んと子どもに伝染してしまう。 舌先三寸でだませるのも子どもなんだけど、そういう能力もあって、すごいなあと時々尊敬してしまう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.03 07:39:42
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