2005/12/11(日)09:29
「 いないいないばあ」に込められた友情
今日は朝、お母さんと離れたくなくて泣いたO子ちゃん。
先生に抱っこしてほしがり、しがみついてわあわあ泣いていた。
いつも一緒に遊んでいる女の子が何人も心配して集まってきた。
ハンカチで涙をふいてくれる子あり、とんとんしてくれる子あり、「一緒にあそぼ」と誘ってくれる子あり...。
でも、Oちゃんは一生懸命泣いていて、誰の気遣いもシャットアウト。一心不乱に泣いている。
困った女の子たちの一人が
「いないいない、ばあー」
他の子たちも一緒に
「いないいない、ばあー」
「いっぱいすると、笑うかもしれないね。」
「そうだね、いないいない、ばあー」
もちろん、Oちゃんは見向きもしない。
でも、私は胸があったかくなった。Oちゃんをなぐさめたくて、いろいろやってみて、答えてくれなくても何とかして笑わせようとさらに考えて...なんて優しい子どもたちだろう。大人だったらこんなに素直に表現できるだろうか。自分の善意は通じると信じて疑わないその素直さ。
確かに大人だったら「おせっかいおばさん」になってしまうのかもしれないけど...大人になるにつれ、いつの間にか「おせっかいおばさん性」を失ってしまうのも、寂しいことだよね。