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テーマ:幼稚園の行事(331)
カテゴリ:幼稚園のこと
「お別れ遠足」で、近くの神社へ行った。今は梅の季節で、神社の梅園では白、ピンク、赤色の梅が咲き誇り、いい香りを漂わせていた。
「わあ、きれい~!」 「いいにおい~!」 と感動する子どもたち...ではあったが、忍び寄る別の誘惑...。 その梅園、山の斜面を段々にして作られているため、斜面だらけ。その魅力に気づくやいなや、大喜びで斜面を登るわ、駆け下りるわ、転がり落ちるわ...。 もちろん大切な梅園であばれてはいけないので、「お庭で走り回るのはどうかな?!」とクギを刺すことになるのだけど、でも、斜面を見れば登ったり駆け下りたりしたいのが子どもだよね。 子どもたちは、いろんな場面でハメをはずし、してはいけないことをし、「悪い」ことをするけれど、そこには必ず「子どもが心を動かされるシチュエーション」がある。 穴を見れば入りたい。砂があれば山を作りたい。山があればくずしたい。水たまりがあれば飛び込んでしぶきを上げたい。坂道があれば一目散に走りたい。高いところに登れば飛び降りたい。広いところがあれば「キャーッ!」と叫びながら駈け回りたい。狭いところには入りたい。 それは美しい梅を見て感動するのと同じで「感動」の表現。素晴らしいことだと思う。私には斜面を見てあれほどの感動を表現することはできない。 一見悪いことに見えても、子どものすることには、いつも「もっともな」理由がある。 ...でも、それをやってはならない場所でするのが子どもたちであるわけで...(^^;) 「とってもきれいだったね~」と締めくくりつつ、早々に梅園をあとにして下の広場に向かう私たちであった。(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.10 07:44:00
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