痴漢・変態 5連発。
今日は久々の日記だ。このテーマを見て、いろいろ思い出したので書いてみるわ~。痴漢体験=山手線編あれは、東京に上京する準備で、家を探しに来ていた時だった。品川から渋谷まで、朝のラッシュ時に山手線に乗らなくてはいけなかった。恵比寿-渋谷間って、殺人的に込んでいる。電車に乗り込んだら最後、手の位置を変えるのも難しいくらいだった。渋谷で一気に人が降りる、その民族大移動の瞬間!誰かの手が、私の股間をなでていった、かなりしつこくゆっくりと...。その時、メガネをかけた中年サラリーマンと目が合った。彼は、不気味に笑った...背筋がぞぉーっとして、鳥肌がたった...。...ショックだった。たった3日間東京にでてきただけなのに、痴漢に遭った。「東京って、本当に嫌なところだ!!自分で自分の事は守らなくちゃ!」そう肝に命じた瞬間だった。痴漢体験?=総武線編あれは、もう5年も前のことだ。残業帰りで、22時くらいに、総武線に乗っていた。途中から、プロ野球観戦を終えたおじさん達が、球場で飲んだビールに酔って赤い顔をして乗り込んできた。私は、吊革につかまって立っていた...。すると突然!「いいケツしてんなっ!ねーっちゃん!」そう言って、酔っ払いのおじさん(おじいさん?)が、私のおしりをなではじめた....。あまりに突然の大胆な行動に、あっけにとられて「はぁ?」そう思っていたら、向かいの座席に座っていた、若い女性が、「なにいやらしいこといってんだよっ!このスケベじじぃ!」そういって、痴漢じじぃを蹴り上げたのだ!...すごい勇気だ。「いいケツしてるから、いいケツって言ったんじゃないか!何が悪い!」そう言残して、痴漢じじぃはばつが悪そうに、次の駅で降りていった。勇気ある女性に「すみません、ありがとうございました。」私はそうお礼を言った。彼女は、「いいのよ~ああいうじじぃ許せないのよ。きっとジャイアンツがボロ負けしたんで、虫の居所がわるかったんでしょ。」と笑顔で答えた。...いや、そして彼女ももしかして巨人ファンだったのかもしれない...。痴漢追跡体験=田園都市線編結婚した後の話だ。通勤の電車って、結構同じ時間で、同じ車両に乗るもんだ。ある日、痴漢に遭った。誰が犯人だかわからなかった。そして数日後、同じ電車に乗った。また、痴漢に遭った。そして犯人またわからないままだ。次の日、また同じ電車に乗った。私の斜め前の女性がもぞもぞと動いている。??これは?私は込んでいる中でも何とか犯人らしき男にめぼしをつけた。真面目そうな中間管理職風サラリーマン。痩せ型だ。次の日、同じ時間、二子玉川駅で急行を待つ列に、その犯人らしき男を見つけた。私は、わざとおなじ列に並んだ。そして、彼の右横の陣取った。また、その男の前の女性がもぞもぞしている。間違いない。奴が犯人だ。私は、彼を睨み付けた。彼が気づいた。そして、私は不気味に笑顔を作ってやった。もぞもぞしていた女性のひじをつついて、「最近、この車両ね、痴漢が出るのよねー。私も以前にね、この車両で遭ったんですよー。何が楽しいんだかしらないけど、こんなことで職を無くすのもあほらしいと思いませんか?」「なんだよ?痴漢かよ?朝から馬鹿なことしてんじゃねーよ、いい年して!」...そう少し離れた場所から言ったのは、私のダンナだ。念のため、少し離れて乗ってもらったのだ。その痩せ型サラリーマン、その後姿を見かけなくなった。通勤時間変えたんだろうな。また、やってなきゃいいけどさ。変態体験=通学路編あれは、中学生の時だ。剣道部の友人と2人で、部活後の心地良い疲れた体で夕日の中を下校していた。1台の車が路肩に停まっている。中には、中年のサラリーマン風男性が1人。「ちょっと、すみませーん。」彼は、地図を持ってこちらに声をかけている。「あー道に迷ってんのかな?」そう、目くばせをして友人と2人で、その車に駆け寄った。彼は車のドアをあけて「あのねーこれなんだけどねー」ひざの上で地図を広げ、指をさす。「ん?」私と友人は、少し頭を車にツッコンだその瞬間....地図がサッと目の前から消えた...そして...見たくないものが目の前に...。「ぎゃははははははははははははっ!」2人で大笑いだ。2人でいたせいか、ちっとも怖くなかった。その日友人は竹刀を持って下校していたのだ。何かあれば、大人1人くらい叩きのめす技術は持っていた。しかも、その友人はとても冷静に、指差して「ねぇ、おじさん。これ何?自慢なの?あははははっ」......そのおじさん、何も言わなかった。自尊心を傷つけられたのがショックだったのかな?しかし、思春期の女の子にこんなことして何がおかしいんだろう?その後、報告を受けたPTAの厳しい見張りの後、そのおじさんは警察に突き出されたらしい。あほね~、職を失ったかな?あのおじさん。変態体験=札幌の地下鉄編あれは、バブル時代の大学生の時だ。朝からバイトで出勤だった。時間は8時45分。そんな時間に変態なんかでるわけないっ!すっかり油断をしていた...。地下鉄を降りて、バイト先に一番近い地上への出口の階段を上っていた。お酒も解禁になった20歳。前の日は、サークルの先輩とバーで飲んでいた。だから、その日はちょっと足取りが重かったのだ。うつむきかげんで、重い足をひきづりながら階段を上っていた。すると、上から誰かが降りてくる。下を向いて上っていた私には、白いスニーカーがまず目に入った。「このまま、上っていったらぶつかる!」そう思って私は少し左にずれた....のに、その白いスニーカーも同じ方向にずれた。その白いスニーカーと私の間には3段しか階段がなくなってしまった。「なによーーー!人が避けてるのに、なんでなのよーー!左側通行じゃないのかよーー!」そう、思って、なめるように白いスニーカーから上に視線を上に移動していった。その失礼な奴を睨み付ける予定だったのだ。白いスニーカー、ワンウォッシュのジーンズ....「ぎゃ----------------っ!」またしても、朝から見たくないものがぶら下がっている...。その時、不覚にも腰が抜けてしまった。しかし、私のあまりの声のでかさに、驚いたのか、彼は3段抜かしくらいで半分転びながら階段を駆け下り、踊り場で下半身を壁に隠しながら、「な...なんだよ~」上目使いで、か細い声で私にそう言った。「???」あんた、驚かせたくてやったんじゃないの?なに、その反応?私、腰抜かしてるんだから、もっと喜べば?そう思っている間に、彼は、階段を降りていってしまった。私は、腰を抜かしたまま、這うようにして残りの10数段の階段を上った。外に出ると、初夏の気持ちいい朝の日差し。通勤のサラリーマンがいそがしく歩いている。....なんとか平常心を取り戻さなくては!そう思って、ガクガクする足をなんとか運んで歩き始めた。すぐ目の前に薬局があった。なぜか店に入ってしまった。「いらっしゃいませー」店主がにっこりと出迎える。「すみません。ティッシュください。」私は思わずいらない買い物をしてしまった。しかも6パックも入っている...。でも、なんとか平常心を取り戻してバイト先に向かった。...陽気がよくなると、変態もでてくるわよね。これからしばらくの間、要注意だわ。