☆ボランティアダイビング☆
シルバーウィークに今年初めてのダイビングに行って来ました。北海道のサミットで有名になった?洞爺湖。今回はこちらがダイビングのポイント(←潜る場所)です。 目的はウチダザリガニの防除ダイビング。 こちらをクリックすると3種類のザリガニの違いが分かります。 ウチダザリガニ防除ダイビングの詳細はこちらをどうぞ ウチダザリガニは1926年に食用として繁殖させるために、北海道の湖沼に放したそうです。初めて放した所がなんと摩周湖だという説も知りませんでした。 繁殖力が強く、ミズカビ菌の一種ザリガニペストを保菌しており、その出す毒素で在来種のニホンザリガニが死滅してしまうそうです。洞爺湖の自然を守るためにこのウチダザリガニ防除ダイビングが始まったそうです。前置きが長くなってしまいました。 当日の洞爺湖。お天気はとってもいいのに北風が 地元の人曰く、「この時期でこのような状態の洞爺湖は滅多にない」と。 本当はもっと凄い波でしたが、シャッターチャンスがうまくいかず。陸の水たまりは湖からの波のしぶきです。 エントリーの際、ゴロタ石にはコケがついていてツルリン状態!!とても怖かったです。1本目のエントリーでは転んでヒザに青たんができました。(涙) 水中のザリガニの様子は上ので囲んであるところをクリックしていただくと見ることが出来ます。 捕獲(防除)後のザリガニです。 1本目は浅いところで捕獲したため、なかなか捕まえるのが難しかったです!とてもすばしっこい!!2本目は慣れてきたせいか、網なしでも後ろから捕まえることが出来ました。童心に返り、楽しいひととき。 全員でこんなに防除することが出来ました~ こちらのザリガニは、最初食用として放流しただけあって お見事に真赤に湯で上がりました~。 ダイビング後にお楽しみでいただきました。味は大味でロブスターのような味がしました。頭の中のみそや内子が美味しかったです。 このウチダザリガニを持ち込むとスゴイことになるそうです!!個人の場合は300万円以下の罰金または3年以下の懲役。法人にいたっては3億円以下の罰金だそうです。はんぱじゃない金額にとてもビックリしました。 捕獲したザリガニは数・雌雄・体長などを計測し、それを環境省に報告するそうです。ダイビングも安全上、個人では受け付けなく、団体のみ実施しているそうです。 ボランティアダイビングに参加したのは今回が初めてでしたが、いつか沖縄でサンゴの移植のダイビングもしてみたいなぁと思います。環境にいいお手伝いをして、最後に食べるお楽しみ付きで普段と違ったダイビングも楽しかったです。