続・どうして科学治療しかしないんですか？

■■物理反応と化学反応が全て■■ 【●ジ】　●美ちゃんの質問ついでに、ちょっと面白い話をするっすよ。 【●美】　うわぁ～お♪　何だろなぁ～？　何だろなぁ～？ 【●ジ】　うるさいぜ、いちいち歌うな（笑） 【ヒロ】　話を続けてよ、●ジ君。 【●ジ】　はい、先輩、分かりました。 　　　　　人間っていうのは物理反応と化学反応で成り立ってるんすよ。 　　　　　氷を食べれば口の中で融ける。これは物理反応っす。 　　　　　で、食ったもんは消化する。これは化学反応っす。 　　　　　消化したもんは吸収されて排泄される。 　　　　　この過程でも物理反応と化学反応の連続なんすよ。 　　　　　「これら」があるから人間は生きてられる。 　　　　　いや、生き物全ては「これらが」無いと生きて行けないっすよ。 　　　　　生きものってのは、生命維持のために物理反応・化学反応をしているんす。 　　　　　それっていうのは「全て決まりきった科学的な法則」によって行なわれるんす。 　　　　　つまり、生きものってのは科学のカタマリなんすよ。 　　　　　いや、あくまでも医学界から見ればの話っすよ。 【ヒロ】　医学界から見れば、生き物は科学的法則によって生命維持をしている・・・・ 　　　　　なるほどねぇ～・・・・ 【●ジ】　そうなんっすよ。 　　　　　「それ」が現代西洋医学の根底にある考え方なんすよ。 　　　　　ところがですね、２０世紀も半ばになってから心療内科が常識化した。 　　　　　その後も、過去の西洋医学を超越するような話が聞こえる。 　　　　　そこかしこから、とんでもなく驚くべき事実が聞こえてくる。 　　　　　しかしながら、２１世紀の西洋医学の基本は２０世紀のままっすよ。 　　　　　そろそろデカイ変化があるとも思うんすが、未だまだっすよ。 【●美】　ほぇ～、●ジ医局長がカッコ良く見えるですよぉ♪ 【●ジ】　俺に惚れちゃダメだぜ♪ 【●美】　バカこけ、この・・・・ 【●ジ】　何か言ったか？ 【●美】　ありゃ？　聞こえなかったですかぁ？　んじゃ、もう一回言いますね。 　　　　　菜穂姉さんに怒られるですから、決して惚れたりしませんからぁ（笑） 【●ジ】　誤魔化すなよ☆　ボソっと悪口言ったんだろ？ 【ヒロ】　いいから、話を続けてよ（笑）←（ボクには聞こえてました（笑）） ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ■■心が身体を左右している■■ 【●ジ】　俺も●美ちゃんが言うところの「普通の医者」なんで、 　　　　　まぁ、あんま偉そうなことは言えないんすけど・・・・ 　　　　　心次第で病気も治せるみたいなんすよ。 【●美】　気合でガンを治しちゃった人も居ましたもんねぇ♪ 【ヒロ】　え？　そんな人が●ジ君病院に居たの？ 【●ジ】　居ましたよ。俺自身ビビリましたけどね（笑） 　　　　　抗がん剤を入れさしてくんなかった患者さんなんですがね、 　　　　　『俺はガンじゃないし、そんなに高い薬の金は無い』って言い張って☆ 【ヒロ】　そうだねぇ、抗がん剤は高いからねぇ。 　　　　　大量生産しているのだからさ、もっと安くならないの？ 【●ジ】　そんなことは製薬会社に言ってくださいよ（笑） 　　　　　アメリカで買えば５０ドル程度の薬が日本では二万円で売られてるなんていう、 　　　　　そういうアホらしい業者ばっかっすから、日本は。 【ヒロ】　随分と暴るのだね、日本の製薬会社は（笑） 【ヒロ】　で？　その患者さんのガンを切り取ったのかな？ 【●ジ】　いや、オペ（＝手術）もさせてくんなかったんすよ。 　　　　　患者さん本人の承諾が無いと何も出来ないっすから・・・・ 【ヒロ】　ということは？ 　　　　　投薬無し手術も無しで、一体どうやって治したのかな？ 【●美】　だからぁ、本人の気合で治しちゃったですよぉ。 【ヒロ】　・・・・はい？ 【●美】　・・・・はい？ 【●ジ】　いや、先輩の言いたいことは良く良く分かりますよ（笑） 　　　　　ただ、●美ちゃんの言っていることに付け加えれば、 　　　　　その患者さんは心療内科の美人医師を御気に召したらしくて（笑） 　　　　　抗がん剤も入れない、オペもしない・・・・ 　　　　　なのに、心療内科に入り浸りで、カウンセリングしまくりで（笑） 【ヒロ】　なるほど、まさに「心」だけで治してしまったのだね？ 【●美】　そのとおりでぇ～す♪ 　　　　　下心アリアリのマンパワー全開で治しちゃったでーす☆ 【ヒロ】　あのね、マンパワーという言葉の使い方が間違っているから（笑） 　　　　　マンパワーは「男性パワー」という意味では無いから（笑） 【●美】　気にしないで話を続けましょ～☆ 【●ジ】　んじゃ、続けるっすよ（笑） 　　　　　御存知のとおり、俺は外科医っす。 　　　　　ですので、「心が身体を左右している」ってことに賛成出来ないんすよ。 　　　　　いや、半分くらいは賛成出来っかな（笑） 　　　　　でも、心理的ケアだけで全ての病気が治るなら俺は要らないっすもんね（笑） 【●美】　１００％賛成しちゃったら医局長は失業で路頭に迷いまぁ～す♪ 【●ジ】　トンでもないことをニコヤカに言ってるんじゃねぇ～よ（笑） 【ヒロ】　いや、しかし、病気もアレだけれど、怪我などは気合で治らないよ。 　　　　　指を切断したとして気合でクッツクわけがないし・・・・ 【●ジ】　あぁ、そう考えればメンタルケアがどんなに進化しても俺は必要っすね。 【●美】　うわ・・・・何気に医局長ってば真顔だし・・・・ 【●ジ】　あたりまえじゃん。今の時代は医者だって失業すんだぞ☆ 　　　　　だいたいだなぁ～・・・・←（ウンチクをたれるようです） 【●美】　んじゃ、話がそれちゃう前に終わりにしちゃいましょぉ～♪ 【●ジ】　勝手に終わりにしないで聞けよ、俺の話もよぉ～（爆笑中） 【ヒロ】　え？　終わりにするの？ 【●美】　だってぇ、腹減ったですからぁ～☆ 【ヒロ】　ヒロくんチョップ！ 【●美】　げっ！　痛いですよぉ～☆ 【ヒロ】　嫁入り前の乙女が『腹減った』なんて言わないの☆ 【●ジ】　あ、そうだ、近所にファミレスＯＰＥＮしたの知ってます？ 【●美】　わぁ～い♪　医局長のオゴリでソコに行きましょぉ～♪ 【ヒロ】　そぉ～しましょぉ～♪　●ジ君、おごりサンキュー♪ 【ナナ】　なに何？　美味しい話なの？　アチキも参加していいかしら？ 【ヒロ】　●ジ君がオゴってくれるんだって。 【ナナ】　まぁ♪　晩ご飯の用意する前でよかったわ♪ 【ヒロ】　じゃぁ、みんなで●ジ君から御馳走になろう♪ 【●ジ】　マジっすか？　言うんじゃなかった・・・・ （おわり）