2007/12/31(月)01:00
5Sで創運‐02
こんばちは、ヒロです。
今日の話は昨日の続きです。
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■■5Sは有形と無形の両側面に使える■■
それでは、5S手法を無形な要素で使うとはどういうことなのでしょうか。
是非おすすめしたいのが考え事に5S手法を応用することです。
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■■考え事の前に整理する■■
考え事をしていて頭の中がグチャグチャになってしまうことも多いと思いますが、その原因のひとつに焦点ボケがあります。
考え事をする時に考え事のテーマを明確にし、考え事に必要な要素と不必要な要素を明確化してから考え事を始めるとグチャグチャに陥る確率をグンと減らせますよ。
その明確化に5Sの整理手法を使うのです。
その時に、考え事に必要な要素を片っ端から書き出してしまうのも良いかもしれません。また、考え事に必要な要素を思いついたら書き足しても良いでしょう。
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■■考え事の最中に整頓する■■
逆に、書き出したけれど考え事の最中に不必要になってしまった要素は削除しまうとグチャグチャを防止できますよ。
考え事の最中に必要な要素を見つけたら書き足し、不必要な要素になってしまったら削除をし、常に整頓をしながら考え事をすると、自分にとって難しいレベルの考え事でも容易にできたりするから不思議です。
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■■考え事の最中に清掃する■■
人間は疲れる動物です。考え事をしていて疲れてきたら気分転換が必要ですが、それを清掃と比喩しています。
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■■考え事の最中に清潔にする■■
世知辛い現代に毒されている現代人は邪(よこしま)な考え方になりがちです。邪に偏ってしまった時には清潔の概念から潔い心と頭の状態へ回帰したいものです。
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■■今まで説明してきた4大要素を癖にする■■
癖は意識的に作り出した習慣が自分自身へ馴染んでゆき、いつの間にか無意識的にできるようになったものの総称です。
とりあえず、5Sで創運をすることができるようになるために、今まで説明してきた4大要素を癖にしてしまってください。
そして、それらをパッケージングした5Sを創運のために屈指してしまいましょう。