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迷鴎亭 ★BAKERY FESTE★

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虫日記2--エビガラスズメ

。注意。
このページを開くような人は大丈夫だと思いますが、かなり恐ろしげなイモムシが出ますのでご注意を・・・。

エビガラスズメというガの幼虫なのです。飼っていたわけではなく、うちのベランダで勝手に成長していたものを撮影しただけです。

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この夏、うちのベランダはこんな様子になっていた。アサガオが巨大化して、物干し綱の一部を占拠していた。葉も一枚一枚が大きくてものすごく繁っていた。
どうしてこんなに異常繁茂したのかわからないが、おかげで妙な下宿人を呼び寄せてしまった。

8月30日
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おしりにトゲがある小さなイモムシ発見。トゲがあるのはスズメガの仲間の幼虫だ。アサガオを食べているから、たぶんエビガラスズメだろう。

色もきれいだし可愛い・・・と言ってられるのは今のうち。この幼虫、場合によっては9cmぐらいになるし、思いっきり可愛くなくなる可能性もある。しかし、現在の姿を見るととても駆除する気にはなれない。エサも十分あるし、いいよね?(誰に言ってるんだ・・・)

9月3日
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ちょっと大きくなった。でもまだ可愛い・・・。

これがどんな凶悪な姿に変身するかというと・・・





9月4日
え、もうこんなに変わったの?!
いや実は、すごい数がいたのだ。これは昨日のとは別個体だが、脱皮して終齢になって1日以内だと思う。
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長さ約5cm。一番下のは色が違うけど同じ種類。(緑色のはきれいなんだけどねえ・・。)

そしてさらに恐ろしいものが・・・





9月7日
茶色い不気味な虫がアサガオの葉を食べ続けた。なんて可愛くないイモムシなんだろう。だから小さいうちに捨てちゃえばよかったのに・・。こんなに大きくなってからじゃ、つまむのも気持ち悪くて捨てられないよ。(そう言いつつ、肉肉しいやつらをプニプニ触っていたわけだが。)

ところが、今朝見ると、みんないなくなっているではないか!
実際にはまだ何匹もいたのだが、よく見えるところにいた数匹がいっせいに姿を消したので、みんないなくなったように思えたのだ。
イモムシたちは、ベランダのコンクリートの床の上でくたっとしていた。

9-7-001.jpg.何匹かつかまえてみた。
写真下の大きいやつは、はちきれんばかりに太っていて、いかにも蛹化寸前だったが、あとの5匹は、そんなに大きくなかった。食草を離れるのは蛹化体勢だからだろうけど、なぜ大きさがバラバラなのだろう?

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もっと巨大になるかと思っていたんだけど・・・。よかったような残念なような。これも十分でかいけどね。

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試しに小さめのやつをプランターの土の上に置いてみたら、すぐにもぐっていった。土にもぐるのは蛹化するときだけだから、間違いなく蛹化体勢である。
こんなでかいやつら全部をプランターに入れておくのもいやなので、あとは庭に投げておいた。

↓こんなやつもいた。これもアサガオを食べていたから、エビガラスズメなのだろう。色の変異がさまざまである。
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9月8日
その後もエビガラ君たちは繁栄を続けた。
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9月9日
今日のエビガラ君。
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シモフリスズメの幼虫によく似ている。トゲが違うので一目で見分けられる。

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エビガラスズメの観察はここまでです。観察といっても、いやおうなしに目に入るので見ていただけですが。
茶色型のやつはほんとにキモかった。もうたくさん。と言いながら、来年も来るかな~?と、実は楽しみにしているという説もあります。


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