脱構築リカちゃん
電車でお出かけ。一駅だけど。駅ビルの文房具屋に、結婚祝いのグリーティングカードを買いに行ったのだ。この田舎町には、そんな物を売っている店はない。ついでに、モスバーガーで「リカちゃんシェイク」を食べた。リカちゃんブログで、そのシェイクはリカちゃんが考えたメニューだということになっている。発売日の7月18日の記事では、リカちゃんが一日店長になっている。先日、リカちゃんシェイクはイチゴ味だから私は好きじゃないだろうと書いたが、まあ問題なく食べられた。ケミカルな香料は使ってるだろうと思うが、厭味のない味で、甘すぎず冷たくて美味しかった。3回買うと、「リカちゃんミラー」がもらえる・・・あと2回食べる気はないけど。↑リカちゃんシェイクのPR画像(タカラトミーのリカちゃん公式サイト内)を背景にした、うちのリカちゃん。シェイクはまさにこの画像のとおりのものだった。タイトルについて。べつにリカちゃんを脱構築しようというわけではない。今日の話題2つをくっつけただけ。Deconstructing Licca ・・・ちょっと面白そうだけどwドールの名前って、よくわかんないのが多い。名前ってのは、バービーとかMisakiとかいうのではなくて、それぞれの仕様につけられた商品名のこと。うちのバービーは「ツイード・インディードTweed Indeed」という。このぐらいなら、意味はともかく気持ちはわかる(笑)。Misakiの「パラノーマル・ウィロー」って、全然わかんないんですけど?!ブライスはワケワカラン名前の宝庫だが、一番わからんのは「プレコーシャスキャンディーズマッシュルーム」かな。「アイラブユーイッツトゥルー」、「グッドネイバーカフェ」、「ベルベットメヌエット」などもかなり謎だけど誰もそう言わなかった・・・わからないのは私だけなのか?バービーのドレスセット「ブラッシュ・ビカムズ・ハーBlush Becomes Her」は、ブライスの「アイラブユー…」と共通する発想だと思う。「文」を「名前」にするという点において。なんでそれが人形やドレスの名前になるのか、センスのない私にはわかりません。バービーのドレスセットで一番謎なのが「スポッテッド・ショッピングSpotted Shopping」。文法的にどうなってんの?お買い物中を目撃されたってこと?それとも「ブチ(斑)の買い物」?コートの裏地とバッグの柄が豹=ブチなんだよね・・・。FRのネーミングは、わかりやすいのとぶっ飛んでるのがある。ショック・ボンボンは”??”だった。True RoyaltyとかYoung, Rich, and Beautifulなんかは問題ない。FlirtatiousやBlond Ambition、Pale Fireなど、まあ気持ちはわかる。「カラー・セラピー」、「ホット・プロパティ」は、言葉の意味はわかるが何のつもりかちょっと疑問だった。今年のクラブ限定ドール(だったかな?)にDeconstruction Sightというのがある。これはもう、ダメです。ついて行けませんDeconstructing (the) Sightの意味なのか?たぶん違うな・・・。ある人が、この人形をブログに載せて、記事のタイトルを「脱構築」にしていた。Deconstructionを日本語にしただけ。「こんな名前つけて~」と呆れた気持ちの表明なのだろうか。「ファッション」とか「人形」とかの概念を脱構築してくれるというなら、拝聴しますけどね、インテグリティ・トイズ様。今度、オンライン・イベント記念に会員限定で発売されるドールの名前もすごいぞ。Optic Verveだってさ。好きなドールだから買いたい気もするが、それよりリカちゃんキャッスルから近日発売のドールとドレスセットが欲しい。この次は「Differance 差延」という仕様名で出してきたら、拍手してあげようw。こうして、「つねにすでに」いかなる記号や表現、概念、存在、同一者においても、他への参照と他からの遅れ、他なるものの痕跡としての、不在のものとの関係、不可避で還元不可能な「ずれ」があらかじめ働いていて、そうした何ものも、根源的なものとして立てることはできない、というのが、diff?rance によってデリダが思考しようとしたことである。(Wikipedia 「差延」の項より引用)アレが欲しいと思って買っても、手にしたときには「ずれ」が生じていて、なんかアレはコレじゃないと思って、今度こそと思って次々買ってしまうということですねわかります。(ウソですわかりません)