マリリンワールド

2013/01/05(土)08:09

トヨタホーム物語『新年を祝う/カレンダーを選ぶ』4

★2階・パーティールーム/電話の傍にこのカレンダーを選びましたッ! 2階は食器も家具も和モダンのインテリアなので 雰囲気もピッタリです.『三菱商事』静嘉堂文庫(せいかどうぶんこ)コレクションのカレンダーです. ●静嘉堂文庫(せいかどうぶんこ)は、数多くの貴重な古典籍と古美術品を収蔵していて内外の古典籍を研究者向けに公開する私立の専門図書館です. ※文庫(図書館)は、研究者に向けて公開されており、具体的には大学生以上で紹介状を有する者に利用資格が認められて閲覧は予約制です. 研究に資するため原則として原本を提供するという方針をとっているため、きわめて貴重な宋・元版を除き、明以降の中国の版本などは全て古典籍の原書が閲覧に供されている。資料は貴重書であるため、複写はマイクロフィルムからに限られているので 自宅で貴重なコレクションを鑑賞できて しかも 裏側には作品解説がついてて切り取るとそのまま『葉書き』として活用出来ます.  優雅でエコなポストカードに変身です.  感動です.  海外の友人や国内の美術ファンに気軽にお便りが出せます. ギフトカードにしてもお洒落です.イイでしょッ! 1月/重文 住吉物語絵巻、2月/色絵梅鶯文銅羅鉢、3月/芝居町 風俗絵鑑 歌川国貞筆、4月/重文 色絵吉野山図茶壺 野々村仁清作、5月/重文 平治物語絵巻 信西巻、 6月/重美 三彩獅子、7月/絵手鑑 朝顔図 酒井抱一筆、8月/重文 白磁刻花文輪花鉢、9月/春秋山水図屏風 野口 小蘋筆、10月/華角張十長生文箱、11月/重美 井戸茶碗 金地院、  そして 12月は 琳派の巨匠 国宝源氏物語関屋・澪票図屏風 俵屋宗達筆です.  流石です. 日本の印刷技術で堪能する芸術鑑賞もナカナカです... ≪静嘉堂文庫(せいかどうぶんこ)について≫ 岩崎弥之助が1892年頃、自邸内に創設した文庫「静嘉堂」を起源としており、静嘉堂の名は『詩経』から採られた弥之助の号に由来する。弥之助は兄で三菱創設者である岩崎弥太郎に従って実業界に入る以前、漢学を学んだ経験をもち、恩師である重野成斎の研究を援助する目的から古典籍の収集を始め、和漢の古書や古美術品の収集を熱心に行った。1907年には清の集書家、陸心源の皕宋楼旧蔵書4万数千冊を購入し、宋・元の版本多数を含む貴重なコレクションが文庫にもたらされた。 翌1908年の弥之助死後、その子岩崎小弥太は父の遺志を受け継いで文庫を拡充し、1924年に世田谷区岡本にある弥之助の墓の隣接地に桜井小太郎の設計で静嘉堂文庫を建設、広く研究者への公開を開始した。1940年に小弥太は財団法人静嘉堂を創立し、蔵書や文庫の施設など一切を財団に寄付して岩崎家の家産から切り離した。 静嘉堂のコレクションは岩崎弥之助とその子、小弥太が収集した20万冊の古典籍と5000点の東洋古美術品からなり、国宝7件、重要文化財82件(2009年現在)を含む。 弥之助は当時の日本における西洋化の風潮の中で貴重な古典籍や古美術が散逸したり日本から流出することを怖れ、古典籍4万冊を蒐集、また俵屋宗達筆の『源氏物語関屋及澪標(せきやおよびみおつくし)図』屏風を筆頭とする書画・刀剣なども数多く集めた。また、晩年に購入した陸心源旧蔵書には宋版をはじめとする数々の中国古典籍の至宝が含まれている。 小弥太は父の遺志を継いで古典籍・古美術を収集したが、自ら「巨陶」と号したように、古美術品の中でも陶磁器に力を入れた。中でも国宝の曜変天目茶碗(中国南宋時代)は、元徳川将軍家の所蔵から春日局の縁でその子孫である淀藩の稲葉家に伝来したことから「稲葉天目」の通称で知られる逸品で、静嘉堂コレクションの中でも国際的に著名なものである。

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