忘れがたい1日 Un dia inolvidabre
キューバでの報告を重ねたいのは山々なのですが、帰国してからの日々が刺激的すぎるので何時かの機会に込めたく思います、、そんな刺激トップは御馴染み鳥ファミリー物語。帰国してから引き続き鳥さん達を見守っているのですが、日々ファミリーは増加。ボスの大ニワトリ「王様」を筆頭にミニ3羽(大家さんがミチョアカンから連れてきた種類の違う小型種)、そして茶系の雌鶏さん達が8羽の総勢12羽と御馴染みパンチョとポンチョ。鳥口が増える度に彼等の関係修復が見受けられ、鳥界の厳しい現実も目の当たりにします。ミニ3羽は鳥舎にいるのですが、自由になってもらおうと外に出した瞬間、他のニワトリの攻撃は半端ではなく、ミニ雌鶏さんは王様に襲われ怪我をしてしまいました。即、鳥舎にもどして保護。残念ですが外には出せない模様です。時を同じくして帰国後、愛おしすぎるカモさん達を日々抱き上げて親しんでいたところ、パンチョが何かに驚いて落下。落ち方が悪くて足を痛めてしまいました。大学病院に連れて行こうと思ったのですが、大家さん曰く「自然に治すことが1番彼等にとって大事」と言われ、、様子を見守っています。幸い日々よくなって完治しつつありホっとしています。これ以来、抱き上げる時は必ず座って対応。そんなカモさん達と久しぶりにお会いする御友達に挨拶ビデオを撮影していると、、ボスの王様が突然はねあがり、そのまま倒れて苦しそうにバタバタ・・カモさん達は王様の元に走っていきました。そのままカモさんに看取られ亡くなってしまい、同じく一緒に撮影をとめず見守ることしかできず・・ 命が絶えるのを初めて見る衝撃的な瞬間は「鹿の踊り」でした。そんな流れで制作に至った「鹿とハチドリ」公演から丁度1カ月後の出来事。映像 https://youtu.be/TnvqvwhL_EU現在、UNAM国立大学で行われている国際映画祭FICUNAMを追いかけているのですが、初日のオープニングセレモニーで上映された映画は、家族の最期を看取り続け、最期に主人公の女性の最期に至るもの・・(素晴らしい映画というのはトモカク、内容が悲しすぎて映画祭を見るのを辞めようと思った程だったのですが、その翌日の監督公開インタビューに参加、チリの素晴らしい監督Ignacio Agueroのドキュメンタリー作品と出会い、日々映画祭を深めています)時を同じくしてアルゼンチンの御馴染み大家さん一家の長女エミリアさんの長女が誕生のお知らせを受け取り感動。「僕の夢は孫のオムツを変える事」..と語っていたマリオの大好きな大家さんの一言が忘れられません。一家の新しい日々が始まる..想像するだけで嬉しくなります。そんな1日の締め、メキシコで初めて見ることのできた御友達・近藤良平くんのダンス作品は生命の躍動そのものでした。コンドルズのメキシコ公演、素晴らしかったです。2011年に本出版の御祝いで再会して以来。それから6年、時は流れコンドルズは20周年を迎え、ハチドリは45年かかって鹿に辿りつきました。1カ月後のこの盛り沢山な1日を深く心に刻みます。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango