オリンピック日和と日常の現実 Dias de Olimpiada y la vida real
リハビリも残すところ1日、今週末のドクターの診察を控え長い道程でしたが日々前進あるのみで、確実に快方に向かっています。痛みを薬で抑える治療期間の後は、痛みを我慢して動かす期間、リハビリ初日この変化に対応できず暫く通院拒否もあったり・・リハビリの日程を見た今日の担当者の方に「この期間はどうしたんですか?」と突っ込まれてしまいました。実践に基づく貴重な体験とは正に「このこと」・・日々、感謝と学びの日々。リハビリの後、今日は病院の方に木製の「手」を頂きました。以前おこなわれていた「手」をデザインするプロジェクトの名残。宿題、課題としてデザインを模索中。23日の開会式をジックリ鑑賞した後、昨年に羽ばたき講義を行って病院に駆けつけました。担当者のドクターが別の病院に移動される最期の日に、オリンピックバージョンな「金の羽ばたき」お届け。ドクターは皆さんに御挨拶と共に配る流れをトテモ喜んで下さって、そんなメッセ―ジをドクターと共に翌日に公演を控えた学生へ。2018年に大学で制作補助を担当させて頂いた舞台作品 Katsumi y El Dragon は日々躍進を遂げ、このパンデミックの状況でも止まることなく舞台発表を続け、遂に演劇を志す誰もが目標とする舞台の聖地、Centro Cultural Bosque の舞台に辿り着きました。2019年以来ひさしぶりに彼等の初日舞台を見ることができたのですが、本当に見事に役柄をソレゾレが発展させていて、成長ぶりも去ることながらパンデミックならではのサプライズなマスクを使用した変更もあり、、グループの努力と発展に感動。帰り道、ひさしぶりにチャプルテペックの池にカモさんを見にいってみると、以前の見慣れたものは姿を消し、新しいカモとアヒルさん達と合流。この日、舞台のあるAuditorioに向かうのも12号線が例の事故で動いていないので大回りしなくてはならなかったり、、暫く出かけることなく過ごしていると様々な変化を目の当たりにします。ふと我に返って最新の状況など調べてみると、通っている病院はコロナの入院患者100%に達していました。メキシコシティは確実にデルタ感染が広がっている・・ オリンピックの多くの試合に一喜一憂、テレビの前で活気ある日々を過ごしているとウッカリ忘れてしまう現実。今日のリハビリの際にコロナ病棟へ「羽ばたき」をお届けしつつ・・アルゼンチンで重症化してしまった音沙汰のない友人を想っています。先週、日本に破れたサッカーメキシコ代表。明日の予選突破をかけた南アメリカとの試合を控え、非常にハラハラなメキシコメディア。日本とフランスの試合も楽しみです。多くのワクワクと現実のハラハラが交錯する「何ともいえない」日々ですが、とにかく感染しないように注意と努力を忘れず、前向きな日常も大切に・・ヒメさんと一緒に皆さんの御無事を祈るばかり。佐野まり新しいフェイスブックページhttp://www.facebook.com/marisanocolibri日々更新・インスタグラムhttps://www.instagram.com/amistadmusical/