佐野まり はちどりの庭 Mari Sano Jardin Colibri

2018/01/15(月)12:07

浦島年賀状2018 Estadia en Japon despues de todo saludo atentamente

日本(83)

2000年に「行ってきます」と出発して17年が経過。実に時は夢のように流れていきます。その間、全く帰国しなかったわけではなく、5年後の2005年に愛知万博取材のための緊急帰国がありました。 個人的なチャランゴ物語を通じて「はちどりプロジェクト」が始まり、アルゼンチンで多くの公演実施後、フェスティバルで音楽賞を頂いて一区切り・・帰国の際には先ず約束を果たしての御挨拶へ。最後に取材して下さった読売新聞の記者・河村正さんに御報告に伺うも間に合わず..(少し前に他界されていました)   再びアルゼンチンに戻った後は、地球博の余韻でベネズエラに渡航したことから南米各国へ伺うことになり、コロンビアとエクアドル等で舞台制作・海外遠征を重ね、アルゼンチンでは様々な音楽家の方にお誘いを頂いてアルバムや公演への参加が相次ぎ、ブエノスアイレスで個性的で素晴らしいアーティストの皆様と共に制作した新しいアルバム「Amistad Musical音楽の和」が完成、ガルデル音楽賞にアルバム提出。 そんな反響から日本からテレビ局が取材に訪れて下さり、ラジオ局の電話出演などを通じて御挨拶させて頂く機会など、離れていても繋がっていく日々・・ そうこうしているうちに地球博の余韻 To be continued、ベネズエラ館の映像担当Julio Martinez監督によるドキュメンタリー映画「Visiones de Hiroshima 広島のビジョン」が完成。音楽と上映プロデュースを担当、ブエノスアイレス全ての主要文化施設で同時上映という奇跡的な紹介に至りました。  再び5年後、2010年の暮れに年越しを兼ねての御挨拶帰国。 同窓会に参加したり多くの友人と新鮮な再会の機会を重ね、このときから母による折り鶴コラボ制作が始まりました。(今となっては4万羽に至っているそうです) 現地に戻ってからは、映画と共に各国へ渡航、同時に映画製作も始まりました。ドキュメンタリー「Zamba del Loro Mario ほほえみの歌」(アルゼンチン)と短編「はちどり」(コロンビア Marcela Lizcano 監督)を加え、舞台「踊るチャランゴ」と共にコロンビア、エクアドル、コスタリカ、スペイン、キューバの国際教育会議に至るまで・・   その間に御挨拶帰国は「段審査帰国」となり(2013年)、5年ごとの帰国が3年ごとになるかと思いきや・・母曰く「今年は贅沢ね」 昨年2017年は2度に渡る帰国となりました。 それもこれも「浦島年賀状」のため。御挨拶帰国の「集大成」(総集編) 17年前は今ほどインターネットが普及されておらず、御連絡は全て直筆の手紙、もしくはFAXでの通信でした。お世話になった方、出会った親しい人々の連絡先は住所のみ。 海外からの手紙は日本で送るよりも当然ながら高くなり、日本に比べ収入が激減しているため余裕はなく、、それだけでなくアルゼンチンの場合、郵便局が非常に込んでいて常に長打の列(メキシコも同じく)手紙を発送手続きだけで1時間以上かかってしまいます。 時間、費用、双方の不足。そして手紙をせっかく頂いても届かないこともあり、出しても同じく・・とはいえ今回、実家で今までに頂いた全ての手紙が入った箱を発見。直筆の手紙の素晴らしさに触れることができ感動しました。もしかしたらインターネットの普及した現在、直筆の手紙を持てるということは非常に幸運なのかもしれません・・  全てが一区切りついた今、不義理をお詫び、そして御挨拶と皆様の近況を伺うべく「浦島年賀状」に至りました。 結果、当然ながら17年も経てば住所も変わり、名前も変わり、発送した500通近くの浦島年賀状は70通以上.. 戻ってきております。それでもメールを頂いたり、御返事を新しい名前で頂いたり、素敵な再会通信に繋がりました。 引き続き浦島通信 To be continued.. どうぞよろしくおねがいいたします。 御挨拶ビデオはコチラに・・ https://youtu.be/jIfQ5McsOV0 佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango

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