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テーマ:今日の出来事(287427)
カテゴリ:剣道
残り僅かの日本滞在、ご挨拶の日々が続きます。深く心に刻まれる場所となった「誠武館」、毎週火曜日に行われる婦人部の稽古へ。環状線で緑深まる山々を眺めつつ、春日井駅に到着。春日井駅のバス停に飛び立ったばかりの燕の子供が・・ こんなに間近で燕を撮影できたのは初めてです。
ここ数日の試合や審査のことを御報告、メキシコで学生と制作した「UNAMツル」をお届けしつつ、皆様に御挨拶。舞台制作と同じく「誠武館」での女性剣士の皆様との「交剣知愛」の一時には素敵な「演出」がありました。笑顔の挨拶と始まる前のユックリとした準備の中での会話、じっくりと研究しながら煮詰める稽古、防具をつけた真剣勝負な自稽古、そして終わった後にクールダウンで水分、栄養補給を行いながらの談笑の一時。それら全てが本当に素敵な流れで・・ 決して一石一朝で成されたものではなく、どなたかが中心となり始まり、築かれた土台に賛同した方々が集い「和」が広がっていく・・ この日も小山宗章先生の御指導による、防具をつけずに細やかに煮詰める時間で、右と左にさばきながら「切る」ことを研究。竹刀使用しているとツイツイ忘れがちなのですが、実際は「切る」ことを前提としての「打ち」。 日本刀を使用して見本を示して下さったので、防具を付ける前の休息の時間に少しだけ持たせて頂きました。 重い・・想像以上にズッシリ。この重さで振り切る一振りの大切さを想いつつ、この日本刀で「剣道形」を行わせて頂くことになるとは夢にも思いませんでした。 始まって即、困難に直面。 腕が短くて鞘から抜けません・・(ショック! 後程、先生より鞘を後方に動かすことを教わり、腕が短くても大丈夫のようです) 形は段審査のために繰り返し練習していましたし、この日は木刀で長沼先生に御相手して頂いて予行練習もありました。 とはいえ失敗して相手を怪我させてしまうかも.. という恐ろしさ、それが尚一層、真剣勝負な形となります。(7本目の抜き銅は特に恐ろしい・・真剣の場合はどのように銅を抜くのでしょう。触れれば切れる可能性が..汗)正に手に汗握る貴重な体験を最後に2018年の日本での修行を終えました。 日本刀の初心者に、お相手になって下さったのは山田郁先生。誰よりも早く道場で支度をされている姿、忘れません。ありがとうございました。 そして思い出の一枚・・ 皆様、大変お世話になりました。 貴重で大事な一時の事をメキシコで学生に語り継ぎます。 http://kasugaiseibukan.jp/ 佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.07.10 17:28:22
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