スペイン6日目、ポルトガル入国 pueblo Elvas de Portugal
せっかくハルバルやってきて、周辺を何も見ない、知らないではいられません。公演翌日、沈みきって疲れきって帰宅した居候先から、朝早く散歩に繰り出しました。バダホス市の旧市街は、まさにスペイン版の「奥の細道」、古き良き素朴な街並みが広がっていて感動。ふと入った街の美術館で、素晴らしい現地ゆかりの画家 Isaias Diaz Gomez の個展を見ることができました。http://www.pasionporlacultura.es/?page_id=7090帰宅直後、主催者から電話がかかってきて、「これから迎えに行くので準備しておくように」との指令。慌てて荷物をまとめ待っていると、メンバー全員を乗せた大型ワゴン車が到着。全ての任務を終え晴れやかな笑顔のメンバーと再会、その車で主催者はポルトガルの小さな街 Elvas エルバスという場所に連れて行ってくれました。さりげなく国境超え、EURO社会の現在を感じつつ夢に見たポルトガルの街へ。 父がお薦めのポルトガル、、人の深さ、温かさを世界で1番感じる国とのことでした。 訪れてみてシミジミ空気が変わるような不思議な雰囲気に好奇心の強いメンバーは、街の人々に話しかけ様々な御宅におじゃましつつ街を満喫。この街は職人さんが多く住んでいるようで、ふと訪問した工房の陶芸家の御主人ルイスさんは詩人でもあり、器に素晴らしい自身の詩が刻まれていました。その詩を読みながら作品を紹介してくださって、御礼にオカリナを吹きつつ、モニートに忍ばせている折鶴をコッソリ展示してある器に入れてきました。気がついて下さる日を想像、いつか再び訪ねる日を夢見ています。 短い時間の滞在でしたが忘れられない暖かく深い一時に、父の御意見にシミジミと共感。 フェスティバルの最終日、メンバーと初めてくつろいだ楽しい一時を過ごすことができました。 フェスティバルの参加者の多くにポルトガルから来ているメンバーがいて、彼等の暖かい佇まいが深く心に残っています。Mari Sano 佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical