スウェーデンハウス的生活のすすめ(旧)

2009/09/25(金)22:08

美しき、手仕事展2つ

手芸のこと(195)

今日は暑かったですね。 この時期、着るものに迷います。 今日から3日間の予定で、上の子どもが宿泊体験学習(いわゆる臨海学校)に出かけました。 行き先は伊豆半島の先、下田からバスでさらに1時間ほどのところ。 宿泊先で、万が一発熱した場合は、現地まですぐに車でお迎えに行かねばなりません(学校より事前通達あり)。 自家用車を明日の夜まで修理に出している我が家では、なんとしてでも熱を出さないように、子どもに頑張ってもらわねばなりません(^^;;。 (修理の理由は、自宅前の道で水道管工事をやっているのですが、その工事の車に傷をつけられたからです~) とにかく、3日間無事に、楽しく過ごして、帰ってきますように。 さて、今日は都内まで足を伸ばし、美しい、手仕事展を2つ梯子して鑑賞してきました。 1つめは、日本橋高島屋(7階ギャラリー遊工房)で開催中の「森本さちこ イギリス立体刺しゅう展」。 昨年と今年の夏、それぞれ1日講習でお世話になった森本さちこ先生の個展です。 これまでに出版された本に掲載されているものはもちろん、未掲載の作品もたくさん展示されています。 一体どのように刺しているのかしら、と感心するものも多く、会場に先生がいらしたので、あれこれとお聞きしてしまいました(ついでに、8月の講習会の時点で未完成だった苺のスタンプワーク、例のニードルクッションを、完成しましたと見ていただいて、ご報告することが出来ました。森本先生、お忙しいところをありがとうございました。) 本で拝見するのももちろん勉強になりますが、やはり実物を直接見て、技法を確認できるのはとてもよい勉強になりました。 森本先生の作品の植物は、どれも生き生きとして、楽しげで美しく、大好きです。 二村先生の作品も大好きですが、それぞれに異なったセンスの表現で、凡人の生徒である私などはただただ感心するばかり…。 9月29日(火)まで開催されています。会場でキットの販売もありますし、先生も殆ど会場にいらっしゃってお話を伺うこともできますので、スタンプワーク刺繍に関心のある方は是非お出かけ下さいませ(入場無料)。 (会場の様子) 森本先生の刺繍の本です。写真のクリックで、本のご紹介にとびます。   もう一つは、松屋銀座で開催中の「ユキ・パリスコレクション ヨーロッパアンティーク美しきくらし展」です(8階大催事場) こちらは、30年以上にかけてユキ・パリスさんが収集された刺繍やレース、手編みなどの手仕事のアンティーク・コレクションが約440点展示された、まるでヨーロッパの小さな博物館を訪れたような見応えでした。 刺繍のサンプラー、教習布、ハウスリネン、洗礼服などのリネン、付け襟、バッグを初め、ベッドリネンやマットなどの大きいものまで、感嘆すべき手仕事の数々が展示されていました。 一つ一つ丁寧に、じっくりと鑑賞しましたが、めまいがするほど細かく手の込んだものも多く、圧倒されると同時に、家の中を布で美しく飾ろうという当時の女性の心意気に自らの生活を反省させられました(^^;。 (最近、全然手を掛けていないので…はい) 今回、デンマークのHedebo(ヒーダボー)刺繍の美しさを初めて知りました。 写真で少し見たことがあるだけでしたが、美しいなと思って惹かれるものの多くがこのHedeboでした。そのうち挑戦してみたいと思いました。 また、デンマークの有名な図案デザイナー、グレタ・ベングトソンさんの作品も数多く目にすることができ、その美しいデザインがさらに好きになりました。 こちらの展覧会は、28日(月)まで。入場料1000円かかりますが、その価値以上の展示ですので、手芸好きの方、布好きの方、是非ご覧下さい。 (ただし、混雑はお覚悟の上で!) ユキ・パリスさんの本です。写真のクリックで、本のご紹介にとびます。     今回の展示作品は特に「手仕事にみるヨーロッパの暮らし」で多く見ることができます。会場でも図録代わりに、この本を販売していました。 明日は久しぶりに二村恵美先生のレッスンです! 夏休み中の先生のお話を伺えるのがとても楽しみです。 (夏休みの間、先生は英国王立刺繍学校サマーコースの講師をなさっているのです)

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