スウェーデンハウス的生活のすすめ(旧)

2011/04/03(日)22:46

念願のみすや針 +震災のためにお知らせ

季節のこと(168)

ご無沙汰しております。 いつの間にか年度がかわって、4月。 3月まで小学生だった上の子の交通費が大人料金になりました(^^;; (正直イタイ、義務教育期間中は子供料金かせめて中人料金…独り言です) さて、下の子の春休みに合わせて(26日~)大阪の実家に帰省しておりました。 大阪に向かう途中、米原で新幹線を降りて彦根城に寄り、そのまま京都に2泊して、久しぶりの京都を楽しみました。 2月の中学受験のために、昨秋のお祭り時もお正月も帰省を我慢しました。 昨冬、受験が終わった春休みにどこか旅行したいと話し合いをした際、子ども達が「大阪(の実家)に行って、従姉妹たちと遊びたい」という希望を出し、それならと以前行き損ねた彦根や京都行きをくっつけました。 大震災以来、横浜でも緊急地震速報と余震続き、どんどん状況が悪化する放射能のニュース、計画停電&節電でお店は暗いし早く閉まる、食品(パンやお米や牛乳)が買えないなどという状況です。 子ども達にとっては、卒業前に楽しみにしていた最後の給食が全て中止、卒業式後の祝う会も中止、自分たちで遊びに行く計画も中止となって、色々なことを我慢しないといけない状況です。もちろん子ども達も地震のひどさは分かっているし、被災地の同学年の子どもはもっと大変なことも理解している、でも心理的な部分でそれなりに抱えるものがあったようで、少しでも解放してあげたいという気持ちがありました。 せっかくの春休みですしね。 とにかく、京都駅に着いた時に駅ビルが明るくて賑やかだったので、私も正直ホッとしたりして。子ども達も多分抱えていた心の緊張をほぐせたのではないかと思います。 (新横浜駅に戻ってきた時は、駅構内が節電で薄暗かったので、またまた気が引き締まりましたが(^^;) 今回の京都では、二条城、銀閣(慈照寺)、三十三間堂を回りました。 寒さが長かったせいか、残念ながら桜のつぼみはまだまだ堅いままでした。 梅がまだ満開で美しかったのがせめてもの救いでしょうか。 二条城の梅林は特に見事でした。 放射能の影響で海外からの観光客がかなり減少しているとニュースで聞きましたが、京都でも外国人旅行客の数は減っているのでしょうか。 確かに見かける数は、以前より減っている印象を受けました。 二条城、豪勢な武家書院造りで、ふすま絵や天井など見事でしたが、寒かった。 (小学生の時に見学した時は、「鶯張り」のことしか覚えていなかった) 昔の人はもっと寒くて大変だったろうと、妙な心配をしてしまいました(^^ゞ 三十三間堂は、確か小学6年時の遠足で見学している筈ですが、全く覚えておらず(金閣はしっかり覚えているのに)、改めてみたかった場所です。お堂の長さと千手観音の数に圧倒されてしまいました。 錦市場や、子どもの希望で「国際マンガミュージアム」(ベルばらの原画展をやってました)にも行きましたが、私にとっては念願の「みすや針」に行けたことが何よりも嬉しかったです。 通販で刺繍用の針や、限定の手作りまち針セットを購入していましたが、お店でしか買えない手作りまち針を直接見たかったのです。 子ども達も可愛いと大喜びで、手作りまち針を選んで買っていました。 お店の方によれば、通販用のセットは梱包&発送してもこわれないように丈夫に作っているそうですが、お店で1本1本売っている手作りまち針は、かなり繊細でこわれやすいとのこと。 色々な動物やキノコ、バラ、葉っぱ、それに通販のものとは違うセットもいくつか合って、迷いましたが、いくつか買い求めました。 三条通りの賑やかなアーケードにある小さなビルをくぐると異空間、この店舗に辿り着きます。通りの喧噪が嘘のような静けさ。 通販で買い損ねて完売しちゃったセット「春ですよ~」5点セット、なんとキャンセルで1点お店に残っていました。他に葉っぱとか猫とか犬とか…。全部まち針です。 震災関連で、いくつかお知らせです。 日本手芸普及協会で、被災地の子ども達のためにバッグ製作のボランティアを募集しています。 募集要項やサイズ、送り先など詳しくは(財)日本手芸普及協会のホームページをご覧下さい。 福島の被災地の子ども達に、手作りのスクールバッグ(レッスンバッグ)を送ろうという活動で、締切は4月15日必着です。 1つからでも受け付けているようで、目標1000個だそうです。 私も手持ちの布で2~3個作って送ろうかと思います。 手芸のできる方は是非ご協力ください。 今日も町内会の募金(震災)が回ってきました。 小さい募金は、一応信頼できそうなものにはしています。 京都でも学生さんがあちこちで募金活動をしていましたが、中にはやはり少し疑わしいものもありましたので、皆さんもせっかくの募金がきちんと被災地に届くように、活かされるようにきちんと調べてご協力くださいね。 私たちは、あと普段協力しているNGOワールドビジョン・ジャパンと朝日新聞社に少しですが、募金をする予定です。 (プールして後に配分する赤十字社と違って、NGOに募金をするとすぐに被災地のために使ってもらえます。後にも必要ですが今すぐの基金も必要だと思います。) 日本ユニセフ協会で「ちっちゃな図書館プロジェクト」と称して、被災地の子ども達に絵本や児童書を送ろうという活動をしています。 すでに絵本は沢山集まったと言うことで締め切られていますが、高学年用の児童書が足りないそうです(講談社の青い鳥文庫とか岩波こども文庫のようなもの)。 お手元に新品か比較的きれいな状態のものをお持ちの方、是非送ってあげて下さい。 送り先など詳細は、ちっちゃな図書館プロジェクトinfoをご覧下さい。 こちらの締切は5日ですので、お早めに。 横浜に住む私たちにも、放射能を始め色々と不安はあるのですが、できるかぎり普通の生活をし、経済活動に参加して、その中から被災地にできる協力をしていきたいと思っています。 ブログ村のハンドメイド部門ランキング(刺繍)に参加中です。 しばらく針を持っていませんでしたが、また再開したいと思います。 励ましと応援のワンクリック、よろしくお願いします♪ にほんブログ村

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