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若い人たち、20代から30代の人たちですが、その生き方が極端になっているような気もします。我慢する人はとことん我慢していって引きこもっていくようで、我慢を知らない人たちは全くジコチューに自分勝手な言動や行動をしているように感じられます。
どちらも極端に他人に迷惑をかけないのであれば構わないのですが、自分自身をコントロールする力というものが少し不足しているような気がしてなりません。人はやりたいことだけをやっていてもダメだし、やりたくないことばかりやっていてもダメになるし、それは自分で自分をコントロールしていかないと精神的に病んでしまいます。 自分に対して客観的な視点を持つということが出来なくなっているのでしょうか?いや逆にあまりに客観的に自分を見すぎてしまって自分のことが他人事のように見えているのかもしれません。情報過多の現代社会では価値観というものが多種多様になってしまっていて、選択する力・見極める力というものがとても重要になります。そして今の教育環境というのはそういう情報の選択力・ピックアップ、シャットダウンの力というものを付けるものにはなっていないように思います。 情報の激流に飲み込まれてしまって若い人たちは自分の意欲の行き先を見つけられないままに大人として社会に出て行っているのかもしれません。親も先生も情報処理の方法をきちんと教えていないように思います。 だから自分の「欲」というものをどうコントロールして行ったらよいのかわからない人たちが増えて行っているのかもしれません。マスコミの中から自分にとって良き情報のみを拾い上げる力を身に付けて行かないとうまく生きられなくなると私は感じています。そういう若い人たちの混乱に付け込んで新興宗教などが台頭して行っているようにも思います。 元々あった仏教団体や町の寺社の関係者の人たちが若い人たちのそういう啓蒙活動をしていってくれればよかったのですが、そういう力は無くなっているようにも思えます。どうすればよいのか?難しい問題ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年01月05日 06時44分16秒
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