先日大阪の百舌古市古墳群が世界遺産になりました。おめでとうございます。作られた目的は外国勢力に対する国力の誇示もあったということです。
先日私も見に行ってきた中能登町の雨の宮古墳群もとても立派な古墳群でした。とてもきれいに整備されていて、まだあまり人に知られていないこともあって隠された秘境というか土地4という感じがあってとても面白いです。霊的にもきれいに浄化されていて禍々しいものは一切ありませんでした。
私はこの中能登町のあたりが古墳時代にはまだ海水が入ってきていて日本海の福井側と富山湾を結んだ海峡のような形になっていたのではないかと推察しています。そうすると大陸から渡ってきた渡来人の舟はここを通って糸魚川付近のヒスイの産地へ向かったのではないかと思っています。能登半島をぐるっと回るよりも近くなるからです。そこにこの地を納めていた領主はこの大きな古墳群を造ったわけで、もちろん主目的である雨乞い儀式もしたのでしょうが、大阪の大きな古墳群と同じ目的も持っていたのではないかと思っています。
能登は不思議な土地で、まだそういう古代の風が吹き続けている感覚があるところです。まだ隠された古墳群がいろいろあるのではないかと私は思っています。
古墳。とても興味深いですね。