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昔住んでいた家の近くに時々行ってみたりします。時間が巻き戻っていく感覚があって小さいころの私がそこら中に走り回るように視えています。そういう時間を自分は「遠い時間」と名付けています。
時々眺めていると心が穏やかになって落ち着きます。決して前向きな時間の過ごし方ではありませんが、過去を懐かしむ一瞬があっても良いだろうと思っています。年齢を重ねてくるとこういう楽しみを覚えてしまうのかもしれません。 家並みや町並みはすっかり変わってしまっている部分と全く変わっていない部分もあり、時間の経過が土地の記憶として積み重なっていくのが分かります。人の心だけが流れて行くのが面白いと感じます。故郷と言うのは土地の記憶と人の心の変遷が折り重なって彩られて行く大切なものなのだろうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年03月17日 06時38分05秒
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